圧倒的闘級を誇る最強エスカノール。チート級キャラとして、七つの大罪の中でも一二を争う強さを持つキャラです。
ただ、そんなエスカノールには、魔力「太陽」に関する秘密が隠されていました。それは命に係わる重大なもの。
ここでは、エスカノールのこれまでの活躍を振り返りながら、魔力の秘密、マーリンとの関係、さらにはラストを紹介します!
[toc]
エスカノールの初登場シーン
七つの大罪の中で、最後に明かされたのがエスカノールでした。単行本19巻、十戒登場以降と考えるとかなり遅かった。
初登場は、バンたちが十戒から命からがら逃げる道中に立ち寄った酒場、この酒場で店主をしていたのがエスカノールでした。
出典:七つの大罪19 鈴木央 講談社
エスカノール初登場シーン
七つの大罪の中でも最強、団長よりも強いと噂される人物とはいったいどんなキャラ?と思ったら、まさかのヒョロヒョロ。
のちに能力の特徴が明らかになるものの、初登場シーンは「コイツが団長よりも強いのか!?」と意表をつくものでした。
ちなみに、本編縛りをなくすと、短編漫画「エジンバラの吸血鬼」の中で、若き日のエスカノールが登場しており、本当の初登場はここです。
エスカノールの最強伝説!
エスカノールのプロフィール
プロフィール身 長 | 165~325cm |
体 重 | 49~355kg |
誕生日 | 7月1日 |
年 齢 | 40歳 |
魔 力 | 太陽(サンシャイン) |
出身地 | カステリオ王国 |
体重と身長にひらきがあるのは、夜と昼とで闘級だけでなく体格も変化するため。血液型はAB型と二面性を表している?
エスカノールの「傲慢の罪」は彼の魔力に関係。太陽が昇るにつれ、魔力だけでなく傲慢さも増していき正午に頂点に達する。
背中にはライオンの刺青。ライオンは百獣の王、食物連鎖の頂点に君臨する生物、エスカノールも自分が最強であると保持するため刻んだのか。
魔力「太陽(サンシャイン)」の秘密
出典:七つの大罪19 鈴木央 講談社
エスカノールの最強たるゆえんは、魔力「太陽」によるもの。魔力の源は太陽、日の出とともに闘級はズンズン上がり、正午にピークを迎える。
逆に、日が沈むにつれエスカノールの闘級はスカスカになっていく。真夜中の闘級は王国騎士団の中でも最も最弱となる。
ザ・ワンはどんな状態?
ザ・ワンは闘級がピークになる正午から1分間の状態のこと。時間的制約があるものの、名実ともにブリタニア最強の男になれる1分間。
サ・ワン時は、自分でも制御できないほどの魔力があふれ出る。神斧リッタをもってしても、魔力を完全に吸収できずにいた。
神斧リッタ
アサルト状態のメリオダスとの戦いではザ・ワン時の闘級は11万越えていたが、実際は測定不能なほど魔力が溢れ出ているようだ。
出典:七つの大罪23 鈴木央 講談社
傲慢ゆえに危険な存在と思いがちだが、対エスタロッサでは王都への被害を考慮し、正午に備えてその場に留まる場面も描かれていた。
神斧リッタ
出典:七つの大罪19 鈴木央 講談社
エスカノールの愛用武器。その特徴は、エスカノールから発する莫大な熱量を「補填(チャージ)&放射(ファイア)」すること。
溜めこんだ熱量は敵への一撃必殺技になる。対ドロール・グロキシニア戦では一撃で大ダメージをくらわせている。
リッタの吸収機能は魔力を抑制する意味もある。ただ、ザ・ワン時のエスカノールの魔力はリッタをしてもすべて吸収するのは不可能。
そのため正午時は人気のない場所に移動。ちなみにリッタの名前の由来は、太陽の愛でられた乙女という意味がある。
傲慢ゆえに・・・
正午になるにつれて闘級が上がるとともに、エスカノールの性格は傲慢になっていく。顕著な特徴が彼の口調です。
と一人称が変わっていく。
口調ばかりではなく態度も傲慢に。すべてが自分中心、オレ様キャラとなり、誰の指示も耳を貸すことはない、ただ一人マーリンを除いては。
エスカノールとマーリンの関係性
エスカノールを語る上でマーリンの存在は欠かせない。ただ、悲しいかなら、エスカノールの一方的な恋愛感情ではあった。
そもそも、エスカノールがなぜマーリンを好きになったのか、そのきかっけになったエピソードが本編にて描かれています。
エスカノールの過去
幼少期のエスカノールは不遇の待遇。カステリオ王国の王子として生まれながらも、魔力「太陽」のせいで怪物扱い。逃げるしかなかった。
味方は一人もなく、両親でさえも「あの子は呪われている」として殺害を命令。そんな彼に唯一味方し逃亡に協力したのがローザという女性。
出典:七つの大罪21 鈴木央 講談社
マーリンとそっくりな女性、ローザ
ローザだけが、エスカノールに唯一愛情を注いてくれた女性でした。そして、マーリンを好きになったのもローザが関係しています。
マーリンとの初対面、ローザとあまりにも似ていたことから気になりはじめます。ただ、このとき好きという感情には気づいていなかったみたい。
出典:七つの大罪21 鈴木央 講談社
マーリンを意識するようになったある日、マーリンから「魅力的」と言われます。これがエスカノールがマーリンを好きになった決定打でした。
呪いの魔力を持ったことで両親からも怖がられたエスカノール。そんな彼に、はじめて魅力的と言ってくれたのがマーリンでした。
ちなみに、エスカノールの酒屋の店名は「My sweet Gluttony」。「Gluttony」は「暴食」、つまり「愛しの暴食(マーリン)」という意味。
仲間との出会い
エスカノールを理解し受け入れたのはマーリンだけではありません。メリオダスをはじめ七つの大罪のみんながエスカノールを歓迎します。
エスカノールにははじめてできた仲間たち。七つの大罪に入団する決意をしたのは、自分の居場所を見つけたからでした。
出典:七つの大罪39 鈴木央 講談社
はじめは自分の魔力を制御できなかったんですが、メリオダスの指南によって少しずつコントロールしていきました。
エスカノールの圧倒的最強バトル!
vsガラン戦
出典:七つの大罪19 鈴木央 講談社
石化したガラン
圧倒的な差で勝利したのがガラン戦でした。七つの大罪でも太刀打ちできなかった十戒相手に、あっさり勝利したこの場面は胸熱でした!
ガランの「臨海突破」によって、闘級5万超えを果たしますが、それでもエスカノールには一切通用しなかった。
逆にエスカノールの圧倒的闘級にガランが震え上がることになり、最後は己が化したルールを破ったことで、真実の戒禁により石化してしまった。
vsエスタロッサ戦
ここではエスカノールの必殺技が初披露された!エスタロッサの戒禁「慈愛」。彼の前で憎悪を抱くものは一切の攻撃ができない。
だが、一人だけ戒禁をもろともせず立ち向かっていった男。エスカノールだ。傲慢ゆえに戒禁すら無効化してしまった!
出典:七つの大罪23 鈴木央 講談社
無慈悲な太陽で吹っ飛ばされるエスタロッサ
エスタロッサの攻撃はエスカノールに傷はつけたものの、倒すまでには至らず。エスカノールはザ・ワンになる前に勝利を収めてしまった。
vsメリオダス(アサルトモード)戦
出典:七つの大罪29 鈴木央 講談社
アサルトモード時のメリオダス戦では、ギリギリながらエスカノールが勝利。この戦いにおいて、闘級は互いに10万を軽く超えた。
エスカノールの闘級が11万超え戦いは熾烈さを増していくが、メリオダスがやや有利な状況。戦況が動いたのは正午直後の1分間。
ザ・ワン状態のエスカノールが聖剣エスカノールを繰り出し辛くも勝利。ただ、その後意識を失い倒れてしまった。
vsゼルドリス戦
出典:七つの大罪35 鈴木央 講談社
聖戦戦にて、ゼルドリスとのバトルを繰り広げたエスカノール。この戦いでは、ザ・ワン状態になったことで、不利な戦況をくつがえした!
ゼルドリスの奥の手・魔力「凶星雲(オミノス・ネビュラ)」を打ち破ることに成功!この時使った技が聖剣エスカノールだった。
単なる手刀ではるが、その威力は聖斧リッカ以上の攻撃力を誇る。そして!続きざまの聖槍エスカノールでゼルドリスを大ダメージを与えた。
vs魔神王戦
出典:七つの大罪39 鈴木央 講談社
おこがマックス魔神王
魔神王戦では、己の命を燃やして戦い続けた。圧倒的な強さを誇る魔神王に対しタイマン勝負を挑む!しかも一ミリたりとも引けをとらなかった。
闘級だけでは測れないエスカノールの底力は、これまでにない力を与えた。命を代償にザ・ワンの極地「ザ・ワンアルティメット」へと昇華!
ザ・ワン アルティメット
エスカノールの弱点と闘級推測
エスカノールの弱点
ここまでのエスカノール最強伝説を見ても、エスカノールが敵に敗北したバトルは一つとしてない!魔神王戦でも決して負けなかった!
それがゼルドリス戦。このときゼルドリスを倒しきれなかったのは、エスカノールの弱点を見抜かれてしまったためだ。
出典:七つの大罪35 鈴木央 講談社
夜を操れる上級魔神族チャンドラーは、キャメロット城周辺を強制的に夜にさせたことで、エスカノールは魔力を無効化させられた。
エスカノールの魔力「太陽」は強大なものの、日光がなければ実力は出せない。エスカノールの弱点はまさにここだ。
エスカノールの闘級は?
ちなみに、エスカノールの闘級はどのくらいだと推定できのだろうか。一番分かりやすいのがアサルト状態のメリオダスとのバトル。
このとき、メリオダスの闘級は14万2000まであがっており、エスカノールはほぼ相打ちという状態で辛くも勝利していた。
闘級は14万以上、当ブログでは15万前後と予想しています。もちろん、このときのエスカノールはザ・ワン状態になっているとき。
魔神王戦時に発動させたザ・ワンアルティメット状態では未知数。死を受け入れ腹をくくった男の実力はもはや無限大。
エスカノールの魔力「太陽」の謎
四大女神マエルと恩寵「太陽」
エスカノールの魔力「太陽」の謎。人間族でありながらも、闘級10万以上というスゲー力を手に入れることができたのか。
実は、この魔力は四大天使に与えられる「恩寵」でした。恩寵とは、最高神(エリザベスの母親)によった与えられた能力のことです。
そもそも「太陽」は四大天使の一人マエルが所有してたが、ワケあって手放すことに。その後なんの因果か恩寵はエスカノールを選んだのでした。
参考記事【七つの大罪】衝撃事実!マエルとエスタロッサの正体
七つの大罪の中でも、伏線を張り巡らせていたキャラといえばエスダロッサですよね。エリザベスの夢の中に登場してきた14巻、会うの ...
人間族には負担が重すぎる力
恩寵は、女神族に与えるために最高神が生み出した力。選ばれたとはいえ、人間族のエスカノールにとって身体の負担は相当なものでした。
出典:七つの大罪31 鈴木央 講談社
聖戦前に吐血する場面も。これも恩寵を使い続けたことで、身体が悲鳴を上げていたんです。エスカノールの身体はすでにボロボロだったんです。
出典:七つの大罪36 鈴木央 講談社
エスカノールがマエルに恩寵を返すとき、「僕には太陽に耐える体力がない」と言っており、寿命が長くないという衝撃発言もしていました。
エスカノールは恩寵を使いこなせなかった
恩寵を取り戻したマエルの戦いでは、本来あるべき持ち主に戻ったとことで、恩寵を最大限に使いこなしていたように見えました。
たとえば、原初の魔神との戦いで見せた偉大なる太陽(グレイテスト・サン)。この技はエスカノールは一度も発動させていません。
ただ、エスカノールは似たような技はあり、それが十戒エスタロッサ戦で見せていた無慈悲な太陽(クルーエル・サン)です。
たしかに威力はありましたが、このときの太陽の大きさは、せいぜいエスタロッサの2~3倍程度に過ぎなかった。
出典:七つの大罪36 鈴木央 講談社
偉大なる太陽
ところが、対原初の魔神で見せたマエルの技は何十倍ものデカさの太陽。無慈悲な太陽の上位版が偉大なる太陽とも言えそうです。
技を見る限り、恩寵を使いこなしていたのは明らかにマエル。女神族と人間族の差が出てしまったようにも思います。
マエルはエスカノールの上位版
出典:七つの大罪36 鈴木央 講談社
種族の違い
恩寵はもともと最高神が生み出した能力。人間族よりも女神族の方が適応しやすいはずですし、この世界では女神族は人間族よりも上位種です。
それは魔力や身体のつくりからしても言えます。人間族のトップである聖騎士は、上位魔神族にさえも手も足も出ない。
聖戦のきっかけも女神族と魔神族のパワーバランスが崩れたことがはじまりでした。そして、この戦いに多種族が巻き込まれたわけですよね。
女神族マエルの闘級
なら、マエルの闘級はどのくらいか。原初の魔神を瞬殺で倒したことを考えると、闘級はかなり高そうです。
原初の魔神を一瞬で倒した実力からして、闘級20万は軽く超えてくるはずです。さらに兄のリュドシエルによればマエルは女神族最高の戦士。
出典:七つの大罪36 鈴木央 講談社
リュドシエルの闘級が20万だったことから、マエルの闘級も20万以上は確定にあると考えてよさそうです。
また、マエルも天上天下唯我独尊(ザ・ワン)が使えるなら、ピーク時では40万~60万(通常時の2~3倍)くらいには上がるかも。
エスカノールの最後はどうなる?
魔神王を倒すためにすべての生命力を魔力に変換してしまったエスカノールは、平和になったブリタニアを見ることは叶わなかった。
力を使い果たし、もはや動くことさえできない状況で、エスカノールが最後にしたことはマーリンへの告白でした。
出典:七つの大罪40 鈴木央 講談社
ずっとあなたが好きでした・・・
残念ながらマーリンはエスカノールの想いには答えることはなかったものの、彼の愛はしっかりと受け止めます。
マーリンは、消えゆくエスカノールにお別れのキスをします。エスカノールは涙をながし、そして、散り散りに消えていくのでした。
エスカノール最強伝説まとめ
エスカノールが最強かは疑問かもしれないが、自分の命さえも顧みずに戦いに挑む雄姿は、闘級だけでは語れない強さがあった!
悲しいラストを迎えたものの、優男と俺様キャラの二重人格、マーリンへの一途な想い、そして誰よりも強い男がエスカノールだッ!
主要キャラ考察一覧メリオダス | バン | エスカノール |
マーリン | エリザベス | ゼルドリス |
七つの大罪最強議論!最強キャラランキングベスト11!
十戒編に突入し、強さの指標が闘級で分かるようになったことで、各キャラの強さ議論もより詳細にできるようになりました! ただ、女 ...
[st_abtest id="73693"]