命を懸けて、トリスタンの記憶を取り戻そうと奮起したイゾルデ。その結果として、生死を彷徨うことになった前回。

195話では、トリスタンとの戦いで重傷を負ったイゾルデの安否が明らかになります・・・果たしてどうなるのか!?
イゾルデの生死
試合終了後、重症を負い、目を覚まさないイゾルデを優しく抱きかかえるトリスタン。彼の記憶はすでに戻っていました。
トリスタンの手が、みるみるうちに赤く染まっていく。すべて、イゾルデから流れている出血にほかならない。
イゾルデを治療しようとパーシバルも駆けよりますが、トリスタンは「ここは任せてくれないか」と丁寧に断るのだった。
この場面のポイントトリスタンの記憶
自分の手で、イゾルデを危険な状態にさせたショックからか、これまで何をしても戻らなかった記憶が復活します。
パーシバルも記憶が戻ったこに気づき、トリスタンの願いを全面的に聞き入れ、治療を見守ることにしたわけです。
記憶障害の原因は、やはりというか、偽イゾルデによって精神魔法をかけられていたからでした(詳しくはのちほど)。
目覚めの口づけ
命に代えても助ける!イゾルデを抱きかかえたトリスタンは、涙を流しながら治癒魔法「癒しの新星」をかけ続けます。

出典:黙示録の四騎士195話 鈴木央 講談社
その甲斐あって!イゾルデが目を覚まします。そして!あまりのうれしさに、思わず口づけしてしまうトリスタン。

突然の口づけに驚くイゾルデ。ようやく事態を把握すると、恥ずかしくなり顔を真っ赤にするのであった(イチャイチャ。
偽イゾルデとの関係
記憶を完全に取り戻したトリスタン。これで万事解決とはいかない。偽イゾルデとの関係がまだ残っているからだ!
化けの皮がはがれた偽イゾルデは、開き直ったのかこれまでトリスタンにしてきたことを、すごい形相でぶちまけます。
それでもトリスタンは見捨てない。孤独な偽イゾルデに「あなたの助けになりたい」と、手を差しのべるのだった。
この場面のポイント偽イゾルデの孤独
トリスタンの記憶喪失はすべて偽イゾルデの仕業でした。これまで精神魔法を駆使し洗脳していたわけです。

問題はここから。
偽イゾルデがこんなことをしていたのは、父親に見捨てられ孤独になったためでした。
アーサー王に力をもらう代わりに記憶を失ったベルトレープ。すべての元凶はアーサー王(といいますか混沌)にあり!
黙示録の四騎士195話まとめ&196話予想
- トリスタンの記憶戻る
- イゾルデ復活果たす!
- 孤独の偽イゾルデ
場面は変わり、明日の準決勝を控えディオドラに会いに来たパーシバルですが、彼の思惑とはいったいなんなのか。
ここでパーシバルは、悟られずの指輪は外し自らの正体を明かします。そして、本当の敵をディオドラに教えるのでした。
つづく
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