因縁の相手ディオドラとの試合を前に、感情を爆発させるパーシバル。明らかに異様な雰囲気を放っていた前回。

197話では、そんなパーシバルの前に現れたじいじことバルギス。はたして、バルギスは孫に何を語るのか?
じいじの正体
突然目の前に、死んだはずのじいしが現れ動揺を隠せないパーシバル。仲間のだれかが願ったのではと勘ぐる。
怒りをあらわにするパーシバルだが、実際はドニーがガレスに頼み、魔力「降霊」でバルギスの霊を呼び寄せていた。

そのことを知ったパーシバルは、驚きから一遍、懐かしさと嬉しさから、感情が込み上げ思わず涙を流してしまう。
涙の再会
ただ、自身の出生の秘密を知ってしまったパーシバルは、じいじに言いにくいことを、涙ながらに尋ねてしまうのだった。
血のつながりもない二人の関係性。一緒に過ごした思い出はあるけど、本当の孫じゃないことにじいじはどう思っているのか。
じいじは、なにがあろうとも「お前は儂(わし)の可愛い孫じゃ」と、いつもの優しい笑顔で答えるのだった(涙
ディオドラを救ってほしい
バルギスは、「ディオドラも同様に可愛い孫だ」と付け加えます。それを聞いた、パーシバルの表情が暗くなる。
そして、「ディオドラを助けてやってくれんか」と優しく諭すのだが、じいじの頼みでもそれだけは聞けないと断る。
そんなパーシバルに、バルギスは「悪しきを挫き弱気を助けよ」という、一緒に暮していたときに言い聞かせていた訓示を伝えるのだった。
この場面のポイントバルギスの訓示(くんじ)
パーシバルとバルギスが神の指で暮していた頃、バルギスは酔っぱらうといつも同じ訓示を言っていたんですよね。
弱気を助けよ
大切なものを
己が命をかけ
守る者となれ
パーシバルも諳んじることができるほど、この訓示は覚えていたはずなんですが、今まで忘れていたようです。

出典:黙示録の四騎士1話 鈴木央 講談社
バルギスに改めて訓示を思い出し、そして実行に移した。今回はパーシバルの心の成長も描かれていたように思います。
黙示録の四騎士197話まとめ&198話予想
- ガレスの魔力でじいし現れた
- 涙の再会
- パーシバルの心の成長描く
これまで、比較的雑に扱われていたドニーに焦点をあて、優しさを描いていたのは個人的にグッドポイントでした。
そういえば、パーシバルにはじめてできた仲間ってドニーなんですよね。改めて彼の重要さを認識した回でもあったw
つづく
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