白い騎士ウォーラルダンの強襲により、次期妖精王との呼び声の高いジクタスがあっさり敗れてしまった前回。
149話では、キングの子たちが相手になるんですが、果たしてウォーラルダンを倒すことができるのか!?
マートルの後悔
激しい怒りが収束し我に返ったマートルは、ナシエンスを前にして、これまでの冷たい態度を悔やんでいた。
ナシエンスに嫉妬し、あまつさえ暗殺まで考えていたマートル。だが、今となっては、とんでもない考えをしていたと後悔。
そして謝ります。誠心誠意、心の底から詫びたのです。そんなマートルの態度にナシエンスは許すのであった。
この場面のポイントマートル嫉妬の理由
マートルがナシエンスに嫉妬していたのは、二年前に突然現れた人間風情が、妖精王の森に順応にその後も居続けたから。
父も母もナシエンスに特別な感情を抱いていることを察し、もしや、取り替えっ子による生き別れの実子では疑いはじめた。
出典:黙示録の四騎士142話 鈴木央 講談社
決め手は、キングがナシエンスにいにしえの秘薬を渡しているところを目撃しまったことで、怒りが爆発した!
強すぎるウォーラルダン
持病の発作は気になるところですが、マートルはもう大丈夫。それよりも気にかかるのはウォーラルダンです。
双頭の魔術師との戦いをおえたキング、さらにディアンヌは、ジクタスの魔力の急激な減少を察知し急ぎ駆けつけます。
たた、キングは双頭の魔術師の呪いにより、魔力が封印されている状態。果たしてウォーラルダンを倒せるのか?
ナシエンス覚醒
魔力が封印されたキングは、真霊槍の複数使用が困難になったことで、ナシエンスを拘束していた花粒園(パレン・ガーデン)が解除。
妖精王の子たちが、一斉にウォーラルダンに襲いかかりますが、いずれも返り討ちにあい、あっけない惨敗をきします。
本来の実力が発揮できないキングも同じく苦戦!そんな中で、この場に駆けつけたナシエンスが覚醒する!!
この場面のポイントナシエンスの素性整理
制御不能になったキングの攻撃を受け止めたのがナシエンス。正確には受け止めたというより、霊槍に選ばれた感じでしょうか。
そもそも、キングが所有している霊神とは、神樹から作られた武器であり、前作「七つの大罪」では選ばれた者が使用可能な武器。
出典:黙示録の四騎士149話 鈴木央 講談社
つまり、今回ナシエンスの前で停止したのは、霊槍がナシエンスを次代の使い手として選んだことを意味しています。
黙示録の四騎士149話まとめ&150話予想
- 許しをこうマートル
- ナシエンスはマートル許す
- 霊槍に選ばれたナシエンス?
ストーリーが一気に動きましたね。人間族だと思っていたら、妖精族、しかも妖精王の子どもであることが判明。
さらに、今話で霊槍に選ばれたような描写。まさかナシエンスが次代の妖精王候補になるのか?すごい展開です。
つづく
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