進撃の巨人

進撃の巨人ネタバレ考察 単行本で明かされた本当の最終回を考える

進撃の巨人34巻考察

進撃の巨人139話(最終話)が収録された単行本34巻が発売されましたね。この巻をもって、進撃の巨人は新の最終回を迎えます。

というのも、別冊マガジン連載時とは違うラストが追加されていて、進撃の巨人の新のラストが描かれているからです!

そこで、この追加ページを深く見ていこうと思います。ミカサのその後やパラディ島のその後を考察していきます。

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連載時最終回おさらい
進撃の巨人139話ネタバレ考察
進撃の巨人139話ネタバレ考察 ユミルの本心とエレンが望むラスト

11年7ヶ月に及ぶ進撃の巨人の連載(別冊少年マガジン)も139話「あの丘の木に向かって」にて最終回を迎えました(涙。 進撃の ...

結婚したミカサ?

大人ミカサ
出典:進撃の巨人34巻 諫山創 講談社

追加されて最初のページには、大人になったミカサと思しき後ろ姿。顔は見えないものの、彼女に首には例のマフラーを巻いてます。

そして、大人ミカサの肩に手をおく男性の姿。二人の距離感からして、おそらくはミカサの旦那でしょうか?

中の人
さらには大人ミカサには子供もいるのか?

三人はエレンの骨が埋められている巨木の下の墓標に墓参りにきているようです。エレン死亡からかなりの年月が経過していそうです。

ミカサの旦那はジャン?

エレンからもらったマフラーを巻いているところからして、ミカサはエレンを想い続けているともいえそうです。

それでもミカサは結婚した。ミカサの想いを受け入れた上で結婚したとなると、相手はやはり104期の誰かってことでしょうね。

顔は分からないものの、あのエアリーな襟足からして、旦那はジャンの可能性が高そうです。どんな経緯で結婚したのか気になるところ。

ミカサのエレンへの想い

ただ、ミカサが結婚していたかは意見が分かれそうです。というのも、ミカサはエレンへの想いを捨てきれなかったから。

ミカサのマフラー
出典:進撃の巨人34巻 諫山創 講談社

たとえばマフラー。埋葬されるときにマフラーが巻かれていたのは、エレンへの想いを表現していたとも考察できますよね。

ほかにも、エレンの墓標に添えられていた花も意味深でした。お墓に供えられる花であの形からして、カーネーションではないかと推測。

ミカサのエレンへの想い
出典:進撃の巨人34巻 諫山創 講談社

カーネーションの花言葉はいろいろありますが、当ブログが注目したのが本数。

  • 1本:運命の人はあなた
  • 4本:あなたを一生愛し続けます

四本はあなたを一生愛し続けますという花言葉があり、1本は、運命の人はあなた。エレンへの想いを比喩しているのかも。

ほかにも、ミカサの棺桶の周囲に白いカーネーションやユリがあり、純粋な愛、純潔などの花言葉があり意味深です。

中の人
とはいえ当ブログではミカサはエレンへの想いはあったけど結婚はしたと思ってます
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近代化をとげたパラディ島

パラディ島の未来
出典:進撃の巨人34巻 諫山創 講談社

地鳴らし阻止後の世界では、マーレをはじめとする世界とパラディ島の関係は悪いものではなかったように思えます。

中の人
少なくとも争いはなかった模様

というもの、パラディ島にはない建築技術や文明が描かれており、近代的な建物や車など、マーレでみた技術がパラディ島に持ち込まれています。

イェレナたち反マーレ派義勇兵がパラディ島に鉄道敷設や港建設に尽力したように、建造物からして世界との交流がうかがえます。

パラディ島で再び争いが起こる

その後、平穏な日々が流れミカサはその生涯をとげたようです。地鳴らし阻止から、数十年もの月日が流れています。

中の人
ただ、その後パラディ島の情勢は悪化

崩壊するパラディ島
出典:進撃の巨人34巻 諫山創 講談社

地鳴らしを経験した世代がいなくなったことで、争いが再び起こってしまったのか。まさに歴史は繰り返すを地でいく展開。

同族同士の争いなのか、パラディ島と世界(マーレか他国か世界全体か)との争いかは不明ながら、パラディ島の文明は崩壊します。

進撃の巨人の新のラストページ

その後のパラディ島は、文明の復帰には至らず、近代文明の残骸が残る大地に、草木が生い茂る荒廃した様子が描かれます。

そんな大地に、ひときわ大きい巨木が一本根を生やしています。この巨木はエレンの亡骸が埋められている巨木です。

その姿は、始祖ユミルが巨人の力を手に入れたあの巨木と瓜二つに見えます。そんな巨木を見上げる一人の少年(ここでは少年で統一)。

中の人
その首にマフラーが巻かれているのも気になりますね

彼が次の始祖ユミルとなるのでしょうか。そんな可能性を匂わせるラストで、進撃の巨人は完結を迎えます。

巨人の歴史はループする?

始祖ユミルの巨人能力は、巨木の窪みにいた謎の光るムカデに寄生されたことによって手に入れた能力ですよね。

進撃の巨人122話 ネタバレ考察
出典:進撃の巨人122話 諫山創 講談社

単行本34巻で描かれていた巨木が、始祖ユミルが巨人能力を手に入れたときの巨木と似すぎているのは誰しもが思ったはず。

巨木
出典:進撃の巨人 諫山創 講談社

となるとですよ、光るムカデの正体とは、歴代の巨人能力継承者から生まれたものだったという可能性も出てきます。

そして、次なる始祖ユミルにするのは、巨木の下に眠るエレンなのか。そうやって巨人の能力は継承されていく、まさにループを思わせるラスト。

新しい始祖は再び世界を滅亡させる?

始祖ユミルが巨人能力を手に入れた時代は、世界は戦争状態たったこともあり、始祖ユミルは兵器として利用されました。

単行本34巻ラストの世界が、どんな状況なのか不明ながら、巨木を発見した少年は、身なりからして奴隷ではなさそうです。

パラディ島での争いが今でも起こっているのか不明ですが、もしこの少年が次なる始祖ユミルとなったなら・・・

歴史は繰り返すというけど、巨人能力をもった新たなるエルディア人の未来が、どうなるのか、読者に委ねているラストだったかなと。

少年はミカサの子孫?

少年のマフラー
出典:進撃の巨人34巻 諫山創 講談社

一つ気になったのは、巨木を見つけた少年の首に巻かれていたマフラー(スカーフ?)が。マフラーといえば、ミカサを象徴するアイテムです。

あくまで推測ですが、少年がマフラーを巻いている=ミカサの子孫のメタファーとして考えるのは自然かなと思ったりします。

子孫の未来は明るい暗示?【個人的見解】

最後に子孫の未来ですが、少年が連れていた犬、これは、始祖ユミルが犬に追われて巨木を見つけたときとの対比に思えます。

始祖ユミル⇒犬に追われる
子孫の少年⇒犬を連れてる

子孫が生きている世界がどんな状況なのか、パラディ島や世界の情勢は不明ながら、明るい未来を個人的には連想したかな。

オワリ

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