25巻読むまでフロックなんてのはモブキャラ程度の存在で、そもそもコイツがどこの誰なのかさえ記憶が怪しかったw
シガンシナ地区決戦の特攻での唯一の生き残り、瀕死のエルヴィンをリヴァイの元に連れてきたシーンが印象的だったから、かろうじて覚えてたくらい。
それ以前の彼の経歴や、そもそも104期生だったとは読み返してはじめて知ったわけで、、、。というわけで今回はフロック回になります。
よろしこ
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駐屯兵団からの編入組
出典:進撃の巨人17 諫山創
顔がモブすぎて最初フロックとは分からんかったw
フロックが登場したのは70話「いつか見た夢」(単行本17巻)でのこと。
ここでフロックが104期生であること、駐屯兵団にいたこと、兵士不足で調査兵団への入団を決めた、いわゆる編入組であることが明らかになります。
この編入組にはマルロなどのサブキャラもいますが、シガンシナ区決戦の例の特攻で殉職してるので、知らなくてもストーリーにさほど問題はないです。
フロックがいた駐屯兵団の主な業務は壁の補強と壁内の警備。壁が破壊される前は仕事らしき仕事もなかったようで、一巻のハンネスさんのように勤務中に酒を飲んでる姿も描かれてました。
しかし!
壁破壊後は危機意識も高まり仕事も増えたようですが、あくまで仕事は壁内業務のため巨人との戦闘はほぼない。当然フロックも調査兵団に編入するまで巨人との戦闘経験は一度もなかったわけです。
エレンと同期ながら新人兵士
壁内業務の駐屯兵団は当然即戦力にはならない。フロックが調査兵団に配属されてはじめての任務が例のシガンシナ区決戦。
この決戦においてフロックの描写はけっこう描かれていて、エレンと同期ながらヘタレ役として登場。25巻で登場したジャンと言い争いをしていた姿はこの頃は一ミリもないですね。
出典:進撃の巨人20 諫山創
マルロに向かって暴言を吐く腰抜けフロック
フロックのヘタレっぷりはかなりの紙面を割いて描かれていて、モブキャラとは思えないほどの存在感がではじめてきますwww
ちなみにフロックはこのとき、調査兵団に入団した過去を振り返りながら後悔するコマが挿入されてるんですが、この回想でようやくコイツがフロックなのねと理解できたw
エルヴィンが特攻作戦を伝えたときに、涙ながらに意見してたのもフロックでした。モブからサブに昇格しそうな予感も束の間、この特攻で殉職するかと思っていたんですが、まさか一人だけ生存という結末になるとはねぇ。
モブからサブへ
初初陣となるフロックにとってシガンシナ地区決戦はまさに地獄。おまけに作戦が「死ね」だからね、そりゃ悪態は当然つくのも当然でしょう。
特攻作戦はリヴァイを含め全滅したと思いきやフロックだけが奇跡的に生き残る。さらに、あの死体だらけのあの場所から、エルヴィンを見つけ出しリヴァイの元へと担いでくるというなかなかの見せ場を作った。
出典:進撃の巨人21 諫山創
あいつはフロック!!
今までフロックと普通に名前を言ってましたが、駐屯兵団から調査兵団に転入したときは、104期生などの情報は判明してたけど、実は名前までは明かされていませんでした。
訓練時代にも名前は判明してなかった(読み返した限りでは登場してない)ので、21巻にしてようやく名前が明らかになったという感じ。
つまり、何が言いたいのかというと、ついにモブキャラからサブキャラへと昇格した!ことを意味しているわけですねw
おめでとう!
4年後のフロック
出典:進撃の巨人25 諫山創
そして25巻へと続くわけです。4年の月日を経て登場したフロックの姿、まず髪型が斬新です。かつてのセンター分けではなく、髪の毛全体が右に流れてます(一方でジャンは七三、いや一九)。
かつてのヘタレキャラとは打って変わり、マーレの戦士はもちろん、一般市民関係なく敵と見なして攻撃しようとしています。
これはかなり左翼よりな考え方をしており、危険なにおいがプンプンします。エレンの行動にも共感する立場を示していました。宣戦布告をしたエレンも同様。
というわけで今後のフロックの言動に注目です!
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