地鳴らしはマーレ大陸に上陸し次々に人類を踏み潰し、更地へと変えていく。そして、明かされたエレンの胸中。
132話では、ハンジたちがようやくオディハへと到着します。さいわい地鳴らしはまだ到達していなかったが、彼らに襲いかかる敵は他にもいた!
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オディハに到着したハンジたち
格納庫にて急ピッチで飛行艇の整備に取りかかる整備士たち、飛行できるまでの間、アルミンたちは焦る気持ちを抑え待機。
意識を取り戻したファルコは、地鳴らしの現状を知り絶望し、帰るべき故郷を失ったアニの戦意はすでに喪失していた。
そして、寝込んでいたイェレナもようやく意識を取り戻す。ハンジたちはエレンが目指している場所の聞き出しに成功する。
目指すはスラトア要塞!
イェレナの話によれば、エレンは世界連合艦隊をカリファ軍港にて壊滅させる計画を考えていた。そしれ、実際に成功させた。
世界が所有する鑑定を撃破することは、所有国の財政破綻を招くほどの打撃を与えることを知ったエレンは、艦隊殲滅を第一攻撃目標とした。
だが、安心はできない。マーレ大陸南にあるスラトア要塞には飛行艇の研究基地があり、戦艦ほどではないが懸念材料としてあった。
エレンは世界連合艦隊の壊滅後の次のターゲットとして、スラトア要塞を攻撃目標として考えていたようなのだ。
フロックの急襲!
飛行艇の整備が完了しいよいよエレンに会いに出発するアルミンたち。だが、飛行艇に乗るのは全員ではなかった。
ガビ、ファルコ、そして、アニの三人は船での待機がきまった。重症のリヴァイは何が何でも飛行艇に乗り込む覚悟だ。
順調にことが進む予定だったが、突如現れたフロック!生きていたのだ!!飛行艇に銃弾を撃ち込みなんとしても阻止する構えだ。
出典:進撃の巨人132話 諫山創 講談社
しかし、異変に気付いたミカサが瞬時に対応、近くにあった起動装置で反撃したことでフロックは息を引きとった。
ハンジ「ようやく私の番だね」
フロックの命を賭けた妨害は、出発の時間が遅らせた。そして、山の向こうから大地を揺るがすほどの地響きとともに聞こえてくる轟音!
オオオォ!オオオ!!オオオォォオ!!!
それは地鳴らしが目前まできているサイン。格納庫から飛び出ると超大型巨人の群れを確認。しかし、飛行艇はまだ飛べない!
誰かが足止めしなくてはならない状況で、ハンジが志願する。そして、死期を悟り調査兵団団長の資格をアルミンへと譲った。
出典:進撃の巨人132話 諫山創 講談社
勇猛果敢に超大型巨人に挑んでいくハンジ。そのおかげで飛行艇は無事出発することができたが、二度と戻ってくることはなかった。
進撃の巨人132話深掘り考察
ここからは進撃の巨人132話の考察です。今回もいくつか気になるポイントがあったので整理していきます。
カギを握るのはやはりあの二人か?
エレンの地鳴らしをどうやって停止させるのか、そのカギとなるのはミカサ、そしてアルミンの二人の可能性が今話においても高まった気がします。
ライナーのセリフ
131話において、座標へと辿りつき一瞬ではあるもののエレンとの接触を果たしたアルミン。エレンを止めるキーパーソンの可能性は高い。
そして、132話においてもアルミンが地鳴らし足止めに手をあげようとしたとき、ライナーが制止していた。
出典:進撃の巨人132話 諫山創 講談社
アルミンは切り札
ライナー目線の意見ではあるけど、アルミンのこれまでの伏線を考えると、エレンを止めるのはアルミンってストーリーが濃厚になってきた感じかな。
ミカサのマフラー
ミカサにも気になる描写が。マフラーです。マフラーに関する描写はこれまでもあり、132話にて再び言及されました。
アニの「マフラーはもう巻いてないの?」との問いかけに「持っているけど、今は巻いていない」と、所持していることが明らかになった。
出典:進撃の巨人132話 諫山創 講談社
あのマフラーはエレンからもらった大切なもの、いわばエレンとの繋がりを比喩しているようにも思えなくない。
二人の繋がりはマフラーによって、まだつながっており、アルミン同様エレンをとめるキーパーソンの一人になるのかもしんない。
補足:ミカサのマフラー事情マフラー描写コマ | 話数 |
マフラー棚に置く | 118話 |
棚に置いたマフラー紛失 | 125話 |
ルイーゼが持っていた | 126話 |
マフラー所持、けど巻かない | 132話 |
役目を全うしたハンジさん
今回のハンジさんの死亡。主要キャラがまた一人悲しき退場。そのラストは、天国で仲間に再会できたという幕引きでした。
死んでいった仲間たちに顔向けできない行動はしない。世界を救う決意をしたのも、己の意志だけでなく、団長として仲間に恥じぬためでした。
同族同士の殺し合いになろうとも前進を選んだハンジ。ラストで「お前は役目を果たした」というエルヴィンのセリフでどれだけ救われたか。
132話では、アニだったり、イェレナだったり、フロックだったり、それぞれの立場からそれぞの意見を言っていたのが印象的でした。
ハンジは過ちを認める場面なんてもあった、けど、ラストでの仲間からの労い、いい幕引きだったと思う。お疲れ様でした。
進撃の巨人132話みんなの感想・考察
SNSの132話に関する意見・考察を紹介。自分にはない着眼点や思わず納得・共感したツイート、主に自分が「いいね」を押した呟きを紹介。
兵長は「心臓を捧げよ」という言葉は仲間に「死ね」って言ってるのと同じなんだよ(圧倒的自己解釈)
その兵長がハンジさんに言った「心臓を捧げよ」は「死んでくれ」のエルヴィンと同じなんだってはぁしんどい
兵長はいつでも死んでいく仲間が1番欲しい言葉を言っているんだよね。— れんこんぱふぇ (@Q922a24dtGYn4yP) September 9, 2020
ミカサのマフラー、もう一度エレンに巻いてもらうのかなあ
— 歯医者予約 (@mocomococco) September 9, 2020
ハンジさんまで消えて次リヴァイが消えたら生きていける気がしない 死
— ももた (@momotaroure) September 8, 2020
進撃の巨人132話まとめ&133話予想
- 急ピッチで飛行艇を整備
- フロックの急襲に出発遅れる
- 地鳴らしがそこまで迫る!
- ハンジの犠牲によりオディハ脱出!
無事に飛び立った飛行艇が目指す場所はマーレ大陸南端のスラトア要塞。飛行船の乗組員は7名プラス爆薬です。
飛行艇乗組員- リヴァイ
- ジャン
- コニー
- アルミン
- ミカサ
- ピーク
- ライナー
マーレ大陸の南端を目指す飛行艇、ってことは、マーレ大陸は地鳴らしによってほぼ壊滅させられるよね、確実にw
目指すべき場所が確定したことは大きい。これによって飛行艇の燃料問題も解決したし、エレンとの邂逅も可能にした。
あとはエレンを止めるだけ。アルミンやミカサ、この二人が今んところ重要なキーパーソンになってくるのかなと予想してる。
つづく
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