混沌の穴を通り抜けた先に待ち受けていた<四凶>黒い騎士ペルガルド!ただし、理由は不明ながら好戦的ではなかった前回。
135話では、自分の城へと招き謎の食事会を開催するペルガルド!戸惑うアンたち、彼の真意とは一体全体!?
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招かれざる客人?
ペルガルドに見つかり一触即発の状態にあったアンたち一行だが、意に反してペルガルドは「友好的な態度」をみせます。
戦いは一先ず置いといて自宅に招待されたのだ。豪華な食事と美味しいお酒、毒などは当然入ってはいなかった。
さらには、妻のフィオナと一人息子のディックまで紹介され、本当にアンたちを客人として歓迎しているようなのだ。
偽りのない一問一答
食事の席で交わされる会話。相手はこれまで死闘を繰り広げてきた敵の一人、当然食事を楽しむなどできないアンたち。
だが、この状況は千載一遇のチャンスでもある!戦意がないなら、対話により、少しでも重要情報を聞き出したいところ。
コチラには、心を操るゴウセルや、嘘を見破るアンがいる。ペルガルドの回答がどうであれ、この状況は有利のなにものでもない。
この場面のポイント永遠の王国で生き返る人々の真相
これまで謎であった、永遠の王国で生き返る死人たち。彼らは永遠の王国でしか生きられない存在であることは、仄めかされていました。
出典:黙示録の四騎士135話 鈴木央 講談社
これまで、永遠の王国で生き返った人間は、国外には出られないことは触れていましたが、その理由が明らかになりましたね。
- 永遠の王国では死人が生き返る
- 永遠の王国以外では生きられない
- 永遠の王国を出ると消失する
ブリタニアに連れ帰った途端、永遠の王国で生き返った人間は煙のように消失。一度王国の住人になると抜け出すことが難しい。
生き返る人間の正体と死人復活
ペルガルドの話す内容はすべて真実。さらに彼が語るのは、永遠の王国がもつ「人間の強い願いを具現化する力」についてだ。
出典:黙示録の四騎士135話 鈴木央 講談社
亡き人間の復活を強く望むのなら、この王国では蘇る。そして、この力はブリタニアから奪った土地がエネルギーになっている。
そしてペルガルドもまた、亡き息子を生き返らせることを強く願い、永遠の王国の住人となったと吐露するのであった。
この場面のポイントペルガルドの意志
ペルガルドはこれまで出会った騎士とは異なり、アーサー王に対して、不信感をハッキリと言っていましたね。
交戦を避けたのもそのためでした。アンたちを無条件で「敵」だとは考えてはいない。でも、亡き息子のため完全な味方でもないと。
混沌の騎士の中には、ペルガルドのような考えは少なからずいるはず。今のアーサー王は明らかに暴走してますからね。
黙示録の四騎士135話まとめ&136話予想
- ペルガルドの招待受ける
- この国に生き返る人間の真相
- ペルガルドの事情と本心
永遠の王国の住人になることで、想いは実現(具現化)する。となると、なぜアンたちはパーシバルの復活を願わなかったのでしょうか?
その理由は、パーシバルは死んでいないと確信していたから。そして、戻ってくるという固い信念があったからでした。
ペルガルドはじめ自ら永遠の王国の住人になることを選んだんだろうけど、結局はアーサー王に弱味を握られている状態(命令に逆らえない)。
つづく
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