
マートルを唆(そそのか)し妖精王の森に侵入を果たした魔術師キルベガンでしたが、キング相手では歯が立たず。

146話では、怒り狂うマートルをなんとしても鎮めようと、母ディアンヌは献身的な愛情で、息子を受け止めます!
圧倒的キング!
妖精族の長キング相手に、いち魔術師が相手になるはずもなく、たった一撃で勝負アリ!戦意喪失にさせてしまう。
真霊槍シャスティフォルの第四形態「光華(サンフラワー)」の圧倒的火力に、魔術師キルベガンは丸コゲ。
二重詠唱による防御も回避不能。かろうじて意識はあるものの、戦いにすらならない圧倒的な戦力差が露呈した。
魔術師がかけた呪い
ボロボロの魔術師キルベガンが反撃するほどの体力はもうない。だが、マートルにかけた呪いはいまだ継続中。
魔術師がかけた呪いは「乾(かわ)きの呪い」。己の願望を叶えるまで、呪いが解けることはないという厄介なもの。
マートルの願望は、人間族である今の状態から、妖精族か巨人族になることであるが、その望みは一生叶わない。
この場面のポイント乾きの呪い

出典:黙示録の四騎士146話 鈴木央 講談社
魔術師キルベガンがマートルにかけた呪いは、己の願望を叶えるまで解けないという。さらに呪いは心に作用するという。
マートルはキングとディアンヌの本当の息子ではないという悩みをかかえ、そこに付けこんだのがキルベガン。
呪いにかけられたマートルは、種族転換を果たすまで解けない。つまり、この呪いは一生解けないというが・・・

母の愛
場面は変わり暴走中のマートル。母ディアンヌの必死の説得にも耳を貸すことはなく、呪いに支配され攻撃し続けていた。
反撃も防御も一切しないディアンヌ。マートルのこれまでの苦しみを、痛いほど分かっているがための行動だ。
傷を負いながらも怒りを鎮めてくれると信じるディアンヌ。その想いはマートルにも伝わり、呪いはしだいに浄化されていく。
お互い涙を流し抱きあう母と子。血は繋がっていなくとも、マートルは家族。家族の絆が呪いを打ち消すのであった!
この場面のポイントマートルの出生の秘密
今話明らかになったのはマートルの出生。やはり幼い頃に取り替えっ子により、人間族の子供を授かっていた。

ただ、マートルを本当の家族として受け入れることを決め、実は赤ん坊のときにいにしえの秘薬も飲ませていたらし。
残念ながら効果はなかったようだが、その後も家族として育てていくことを決め、本当の親探しは諦めていたようだ。

出典:黙示録の四騎士146話 鈴木央 講談社
いにしえの秘薬は病や呪いを癒す薬。マートルが望む種族転向は、呪いでも病でもなかったため効果がないのだ。
黙示録の四騎士146話まとめ&147話予想
- キングの圧倒的実力
 - 乾きの呪いを受けたマートル
 - 母の愛情で呪い解くマートル
 
母の愛により正気をとり戻したマートル。さすがにこの展開からは、いにしえの秘薬が奪われる可能性はなそうだ。
魔術師を制圧したことで脅威は去り、親子間の問題も解決できそうな予感。互いにちゃんと話さなかったのが原因でしたね。
キングと出生に関する話をちゃんとしていれば、マートルがここまで悩むことも、今回の事件も防げた気はするゾ。
つづく
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