仲間のピンチを救うため、復活を果たしたパーシバル。そして、妖精王の森での二年余りの逗留に別れを告げて、いざ新たな冒険へ!
154話では、久々にアーサー王側の動きが描かれます。パーシバル復活を知り、戦力強化をはかることになるのですが・・・。
アーサー王による糾弾
アーサー王の御前に呼び出されたイロンシッドとペルガルドの四凶二人。呼び出し理由は、先の七つの大罪との戦闘だ。
戦闘禁止の命令を無視する暴挙。七つの大罪の恐ろしさをいまた理解していない二人に、アーサー王が滔々(とうとう)と説教します。
身をもって知ってもらうために用意したのは、妖精王の森で敗北した、白い騎士ウォーラルダンの惨たらしい死体だった。
人智を超えた力(混沌)
かつて「聖戦」で魔神王を倒し、ブリタニアを平定させた七つの大罪。その力は今も健在であり、混沌の騎士が勝てる相手ではない。
だが、アーサー王は敗北宣言したわけではない!不気味な笑みを浮かべ、七つの大罪と互角以上に戦える方法があるという。
出典:黙示録の四騎士147話 鈴木央 講談社
それは人間を捨てること。ベルトレープやウォーラルダンのようにといい、死んでいたはずのウォーラルダンが復活するのであった。
この場面のポイント死なない!?ウォーラルダン
妖精王の森で、パーシバルとキングにより倒されたはずのウォーラルダン。確かに、あのとき死んだはすです。
生きていたといよりもは、生き返ったといったほうが正しいかも。一度は、確かに心臓は停止し死んでいたはずです。
その後生き返った。その理由としては、アーサー王の「混沌」の力によるもので、これが「人間を捨てること」というわけか。
人間を捨てた真・四凶
七つの大罪を倒すには人間を捨てた力が必要。このままでは、永遠の王国の平和はままならず、大切な者を失ってしまう。
イロンシッドとペルガルドに、選択を迫るアーサー王。愛する者を守るため、人間を捨てるか、否かを二つに一つ!
だが、二人には受け入れることの一択しかなく「同意」してしまう。人間を捨てた二人は、愛する者を忘れてしまっていた。
この場面のポイント混沌の力
アーサー王の言う「人間を捨てる」とは、混沌を取り込むことによる「死を超越した者になる」ことなのでしょう。
そして、混沌を取り込んだ者は、性格が変わり、記憶も失ってしまう。つまり、人格に強く影響してしまいます。
これはアーサー王も例外ではないはず。アーサー王が暴走しているのも、混沌を取り込んでしまった弊害と言えそう。
混沌を倒せるのはパーシバルだけ?
そして、この死を司る力は、生命の精霊パーシバルに通じる力ともいえます。どんなに強力が攻撃でも復活可能なら倒せない。
予言にある「アーサー王を倒すのはパーシバル」とは、混沌と似た力を持つパーシバルだから倒せるということなのか。
生命の精霊たるパーシバルの力であれば、復活できない攻撃も可能なのかもしれない。混沌に対抗できる唯一の力?
黙示録の四騎士154話まとめ&155話予想
- 復活するウォーラルダン
- 人間を捨てた四凶
- 新・四凶誕生で黙示録の四騎士倒す
これまで、陰ながらパーシバルたちを助けてくれただけに、人間を捨てたペルガルドの変貌は悲しすぎます。
そして、真・四凶となった彼らの強さは、これまでとは比べものにならにほどの強敵。パーシバルたちの新の冒険もまた茨の道。
つづく
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