地ならし後の壁内の状況が明らかになった前回、マーレ側は無垢の巨人に一蹴され壊滅状態、壁内側もかなりの損害が出ていた。
さらにすべての巨人の硬質化を解いたことで、アニが復活するという胸アツ展開。125話では、ピクシス司令はじめ高官を失った壁内側の慌ただしい様子が描かれます。
そして、次々に判明する主要キャラたちの安否。ピークはもちろん、リヴァイやハンジらの生死もようやく明らかになったッ!
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アニの動向
硬質化解除によってアニが息を吹きかえした前回、その後のアニの動向が描かれます。まず、最初に遭遇したのはヒッチでした。
ヒッチ・ドリスはアニと同じく104期の同期生。同じ憲兵団に入団し、ルームメイトとして寝食を共にした仲間の一人。
結晶化したアニの元へ度々足を運び声をかけていましたが、なにを話していたのかといえば、男のグチだったことが125話で判明w
出典:進撃の巨人8 諫山創 講談社
ヒッチといえば、マルロの発言からユルキャラ疑惑が浮上、憲兵団に入れたのも、実は枕営業だったのでは、なんて噂もありました。
ただ、憲兵団入団に関しては訓練の成績が10位以内だったことが判明し、実力で入団したことが明らかになっています。
出典:進撃の巨人125話 諫山創 講談社
とはいえ、今回のアニの暴露から恋多き女性なのは確かなようです。少なくとも、マルロに対する想いは吹っ切れたようで、新しい出会いを求めてたみたいw
結晶内でもアニの意識はあった
驚いたことに、結晶化していた4年もの間、アニの意識はぼんやりながらもあったみたい。そのため外の様子もだいたいを把握。
アニの男の愚痴はもちろん、アルミンの話もしっかり聞いていたようです。アルミン変なこといってなきゃいいけどw
アニの目的・目指すもの
復活したアニは偶然出会ったヒッチを脅して壁内から脱出することを試みます。彼女が目指すのは故郷マーレに戻ること。
出典:進撃の巨人8 諫山創 講談社
第33話「壁」より
アニとアニパパの思い出演出はそれこそ胸アツ。アニが硬質化する直前に思い浮かべたのが、アニパパの「帰ってきてくれ」という言葉でした。
そして、硬質化が解けて一番最初に思い浮かべたのもまた、故郷で待つ父親の姿、アニにとってアニパパの存在がいかに大きいかが分かる場面でした。
ただ、父親の元に帰るとはいっても、地ならしが発動してしまった今では、マーレが滅んでしまう可能性も出てきたしまった。
それこそ、ヒッチのセリフにあった「父親の元に戻れたとしても、瓦礫と死体しかない」わけで、アニの今後の動きが気になるところ。
アルミンがみせた動揺
場面は変わり、アルミンは母親を人間に戻すためファルコ(顎の巨人継承者)と共にラガコ村にいったコニーを追いかけます。
ただ、アルミンの様子がおかしい。地ならし発動を目の当たりにした影響なのか、かなりの動揺を見せていました。
さらには、コニーを説得すると言いながらも具体的な案はなく、感情まかせな発言が目立ちます。これで本当にコニーを連れ戻せるんか。
今のアルミンでは無謀すぎる。さらに、獣の巨人らとのシガンシナ区決戦を持ち出し、「あのとき生き返るべきは僕ではなかった」とまで口に出す始末。
そんな状況です。
フロックの意図
前回、不穏な動きを見せていたフロック。義勇兵の全員を集め拘束すると話しており、さらにイェエナに銃を突きつけ明らかな敵対行動に出ていました。
ただ、この行動はエレンの計画の一つのようです。フロックによれば、ジークを利用する計画を事前にエレンから聞かされていたらしい。
となると、123話で地ならしを目的したアルミンが言っていたように「エレンは味方だった」という見方で正しいってことなのか。
出典:進撃の巨人125話 諫山創 講談社
なんだこの笑顔は
地ならしの発動、そして、義勇兵拘束によってミカサたちはもう戦う必要はなくなった、すべて終わったと言いますが、どこか不気味です。
ピークとハンジの接触
生き残ったマーレ兵は生存確認をしないままマーレに撤退してきます。ただ、飛行船に乗り遅れた兵士は少なからずいた。
地ならしが発動してしまっては、もうなす術がないと嘆く二人ですが、そこに現れたのが、今まで生存不明だったハンジさん。
けど、この状況は少し変です。敵対する相手に危険を冒して姿を見せるなんて、ハンジさんのことだからきっと目的があるはず。
そして、ハンジさんの後ろには、手当されてはいるものの、明らかに重症のリヴァイの姿があります。しかも目を閉じてる。
意識が未だないのか、それとも、眠っているだけなのか。いずれにしても、瀕死の状態には間違いなさそうです。
リヴァイ復活に車力の巨人を利用するとか?ハンジがなぜ敵(しかも巨人能力保持者)の前に姿を現したのか、その意図が気になるところです。
たた、そうなると、ハンジさんの行動ってまるでコニーと似た考え。だから、そんな無謀な行動はとらないとも思える。ん~、結局先が読めない。
進撃の巨人125話みんなの感想・考察
SNSの125話に関する意見・考察を紹介。自分にはない着眼点や思わず納得・共感したツイート、主に自分が「いいね」を押した呟きを紹介。
進撃の巨人125話読んだ
ジークどうなったんだろう?#進撃の巨人
— ゆるふあパーマおじさん (@yurufuwa_2nd) January 9, 2020
進撃の巨人125話
この煽り文結構重要かも…
ハンジさんが注射持っててリヴァイに打たせて車力奪うって展開こないかな?
それかピーク、マガトらと共闘するように見せかけて獣を喰らうとか
指吹っ飛んでるし、また戦うんだったらどうにかして復活しないとだよね
ジークを殺す伏線も回収しないとだし pic.twitter.com/hHMVWVcySE— すいかうどん (@suisuisuikaudon) January 9, 2020
フロックとジャンの掛け合いがサイコーなんすわ...
俺たちは自由のために戦ってきた
思ってたやり方とは違ったかもしれないけど、結果として自由を勝ち取った
喜べ!!!!!
って感じなの、わかるんだよまじそれが正論
でも素直に喜べない...というかこれが自由なのか...?ってなってるジャン...— きんぎょ (@kingyoooo15) January 9, 2020
ミカサのマフラーといい、太陽の謎といい、今まで読者の考察の域だったことが、作者自身によって明白にされたね!そこには大きな謎がきっとある…
— つけめん好きさん (@taisuguken) January 8, 2020
ミカサのマフラー持ってんの流石にルイーゼだと思うけど
ミカサ信者以外の情報がほぼないから
良い方にいくのか悪い方にいくのか
全然わからん— カルコス (@K17x7) January 8, 2020
ミカサのマフラー
今回、棚の上に置いていたはずのマフラーがなくなっていましたが、118話のミカサとルイーゼの会話が伏線のようにも思えます。
出典:進撃の巨人29 諫山創 講談社
ミカサがマフラーを置いていくところを見ていたのがルイーゼでした。さらにミカサが部屋から出てくときに、マフラーに目を向ける意味深なルイーゼの姿もあり、マフラーを持って行った可能性は確かに高そうです。
進撃の巨人125話まとめ&126話予想
- 地ならしで犠牲になる壁内人類
- アニ、ヒッチ人質に壁内脱出?
- コニー、母を戻すため故郷へ
- ハンジ生存、リヴァイは瀕死?
- ピークらに接触するハンジ
フロックにより、エレンはアルミンたちを裏切っていなかった可能性が高くなったけど、これで本当に終わりなのか、ミカサやジャンはもう戦う必要がないのか。
そもそも地ならし以降、ダンマリを決めているエレンから計画の目的を話してもらわないと納得はいかない。それに、フロックが言う自由にジャンたちは納得してない。
さらに、ピークらの前に現したハンジの意図も気になるところです。来月まで待てないくらい気になる箇所が多すぎる。
つづく
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