湖の姫が話すマーリンの昔話。七つの大罪337話では、マーリンが「混沌」を復活させようとする目的が明らかになります。
マーリンとメリオダスの関係については、本作でも伏線は張られていました。けど、まさがそれが混沌を復活させる目的だったとは。
ここでは、本作で描かれていたマーリンの恋心伏線を紹介しながら、337話について考えていきたいと思います。
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マーリンの過去
マーリンが「混沌」を知ったのは故郷ベリアルイン時代。今から三千年以上も前の話。ベリアルインは賢者たちによって栄えた人間族の都。
魔神族にも女神族にもどちらにも味方しなかった彼らは、自分たちの都を守るために魔術の研究に力を入れていた。
マーリンは魔力「無限」という天性の才能を持ってうまれた子供。ただ、周囲の期待から日々の魔術鍛錬に疲れ、度々家出を繰り返していたようです。
家出する中で出会ったのがメリオダス。メリオダスとマーリンの関係が三千年前からあったことは、すでに本作にて度々描かれていたところです。
マーリンの初恋
メリオダスとの出会いにより恋心を抱いていったマーリン。初恋、あるいは一目惚れってやつです。ちなみに、マーリンとメリオダスの恋愛関係の伏線は本作に描かれてます。
単行本24巻の番外編「大罪バケーション」、ここでマーリンとメリオダスがお酒を飲みかわすシーンがあるんですが、このときマーリンが過去の恋話を話しています。
出典:七つの大罪24 鈴木央 講談社
337話では、メリオダスに恋心を抱きますが、メリオダスにはエリザベスという恋人がすでにいたことから、諦めていました。
ただ、マーリンはメリオダスに自分の気持ちを伝えています。番外編の中で、お酒のせいか思わず口を滑らしてしまうマーリンの姿が描かれています。
ちなみに、公式ファンブックで、マーリンが今まで一度だけ告白したことが明らかになっていますが、告白した相手がメリオダスであることが337話より確定。
マーリンと混沌
メリオダスとの恋が破れたことでマーリンは魔術の研究に没頭していきます。その中で探しあてたのが混沌でした。
336話で混沌について説明していましたが、今話ではさらに、その正体が明らかになってきました。どうやら、混沌とは各種族を創造した、いわば創造主のようです。
つまり、ブリタニアに存在した五種族すべての祖先、元をたどればいずれも混沌にいきつきます。混沌の力がいかに巨大なのかが分かります。
ただ、マーリンが混沌の存在を知ったときには、混沌は封印されていました。なら、誰が混沌を封印したのか、これについても明らかになりました。
どうやら最高神と魔神王により混沌は封印されてしまったようです。マーリンは封印された混沌を解くためにこれまで動いていた。
メリオダスとの恋が叶わなかったマーリンは、それ以降心の飢えに苦しんでいたようです。それを埋めてくれるのが混沌であると妄信した結果、現在に至ったようです。
出典:七つの大罪337話 鈴木央 講談社
マーリンが混沌を求め続けるのは、三千年前にメリオダスに失恋したことがすべてのはじまりだったとは、失恋をこじらせすぎて世界を巻き込んでしまったのがマーリンw
マーリンは敵?味方?
湖の姫が話すマーリンの昔話から、マーリンが混沌を復活させるために、七つの大罪を利用していた可能性が浮上します。
魔神王を完全の滅ぼすことも、メリオダスにより一度は解除されたはずのエリザベスの呪いが、実はマーリンによってかけなおされていたことも判明してしまう。
マーリンの裏切りともとれる行為は、七つの大罪との間に不穏な空気が流れます。マーリンは七つの大罪メンバーから脱退する可能性もありそうです。
七つの大罪337話みんなの感想
SNSの337話に関するみんなの感想を紹介。面白い感想や共感、同意、いいねを押したツイートを紹介していきます!
七つの大罪 337話読んだけど、切なすぎるわ。マーリンの過去が、、、
次回タイトルの"決別"って、もうそれじゃん。— ☺︎︎︎︎ Sindy ☺︎ (@_nogishinchan) January 7, 2020
あと、今週さすがに巨人族の扱いが酷すぎるから、鈴木央ワールド視点ではその後世界の安定を支えてきたのが巨人族(=金剛類)という裏設定を期待してる(妄想)
— ガミガミ@鈴木央ガチ勢 (@GamiGamiNKB) January 8, 2020
#七つの大罪#マーリン
この話、哀しすぎない?
結局、どれだけ大人の女性として振る舞おうと中身はまだ善悪の分別もつかない孤独な少女ってことだよな…— しまりすどっとこむ (@6u48S5SMDmwAleu) January 8, 2020
337話まとめ&338話展開予想
- 混沌は五種族を創り出した創造主
- 最高神と魔神王により混沌は封印
- 心の飢えを満たすため混沌を復活
- マーリンの裏切り・決別か?
マーリンが混沌の封印を解き復活させた理由が明らかになりました。まさか失恋がきっかけだったとは意外でした。
天才として生まれたきたマーリンですが、親の愛情には恵まれないまな成長してしまったことで、愛を飢えていったってことか。
湖の姫が言っていた「殺したいほど憎んでも愛することができる」、マーリンは今でもメリオダスのことを想っていありするのかな。
三千年前のあのとき、側にエスカノールがいたらこんなことにはならなかったのかもね。エスカノールが告白したときのマーリンのセリフが悲しすぎる。
マーリンは決して悪意から七つの大罪を利用してはいなかったと思う、ただ、愛に飢えていただけってのがね、絶対悪ではないところが切ない。
つづく
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