トリスタン隊の連携プレイ、そしてパーシバル隊による混沌の騎士制圧と、これまで優勢だった状況に陰りが差し込んできた前回。
122話では、混沌の騎士たちの厄介な魔力が襲いかかります。とくに、リベットの魔力「石化」は強力で、次々石化に変えられていく!
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契約の獣とトリスタン
契約の獣を救おうと果敢に挑むトリスタン。強制融合した魔神族に、懸命に声をかけ融合解除を自力でさせる狙いだ。
だが、混沌の力の凄まじさに抗うことができない魔神族たちは、自我も次第に失われ、完全なる獣になりつつあった。
トリスタンの呼びかけに、かろうじて魔神族のシュバルツが反応したが、「お前の力では我らは止められない」と言われてしまうのであった。
この場面のポイント屈辱のトリスタン
契約の獣を止めようにも実力不足、さらに一時的に自我を取り戻したシュバルツからも、トリスタンを全く期待していない状況。
トリスタンとシュバルツは因縁の間柄です。手合わせと称して戦ったときには、トリスタンはヤムチャ状態でした。
出典:黙示録の四騎士111話 鈴木央 講談社
シュバルツは、トリスタンの実力を低く見るのは当然、トリスタンもこのまま契約の獣と戦うとなれば敗北濃厚、次の一手が気になります。
形勢逆転のパーシバル隊
一方、パーシバル隊にも危機が迫ります!アンの魔力が解除されたことで、混沌の騎士たちが自由に動けるようになってしまった。
ナシエンスは急いでアンの下へと急ぎ回復治療を施そうとしますが、この隙を混沌の騎士に狙われてしまいます。
魔力「石化」の持ち主リベットにより、前回のドニーに引き続き、アンとナシエンスが石化され、パーシバル隊はまさかの全滅となってしまう。
この場面のポイントアンの魔力が解除した理由
アンの魔力は少し前から変化中。これまでは他人の嘘を見抜く能力でしたが、ここにきて、アンの前で嘘をつくと重圧で動けなくなる能力が追加!
ただし、この重圧効果はアンの意識がある時のみ持続し、気絶など意識を失ってしまうと効果も失われてしまう特徴をもっていた。
今回の場合は、契約の獣の攻撃を受けたアンが気絶したことで、重圧効果が解除⇒混沌の騎士の拘束が解かれたという流れでした。
力を解放したガウェイン
石化したアンたちが破壊されようとしたとき、ガウェインが溜めていた力を解放させ、子供ガウェインから大人ガウェインへと変身!
こうなればこっちのもの!ガウェインの実力はアーサー王戦で証明済み、混沌の騎士ごときに負けるはずもなく一掃するのであった。
問題は契約の獣だ。苦戦を強いられるトリスタンの援軍に参戦、ここから先は二人で契約の獣に挑むことになる!
この場面のポイントできそこないの二人?
今話でガウェインが言っていた「できそこない」発言。トリスタンは、女神族と魔神族から生まれた不浄の子に対するできそこない。
ただ混血が不浄と言うなら、ランスロットだって人間族と妖精族の混血。トリスタンは混血に対して過剰なコンプレックスを持ってる感じ。
出典:黙示録の四騎士107話 鈴木央 講談社
一方ガウェインは、他者に愛情を抱けないことに悩んでいて、ここから自分はできそこないだと言っていたようです。
黙示録の四騎士122話まとめ&123話予想
- 契約の獣に苦戦するトリスタン
- パーシバル隊全滅(石化)
- ガウェイン力解放
- できそこないの二人が挑む!
ガウェインの参戦により、契約の獣を倒せる実力は得たと思うんですよね。以前に十戒クラスを倒しているわけですから。
一時ピンチになったものの、形勢は黙示録の四騎士側に傾いたと言えます。あとは、パーシバルとモートラックの決闘の行方が気になる。
つづく
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