自分が「妖精族」だと知ったナシエンス。今まで人間族だと思っていた彼にとっては、衝撃と動揺で心が追いつきません。
141話では、いまだ心の整理ができずにいるナシエンスと、アーサー王の手の者が、なにやら悪だくみを考えているようですが・・・
魔術師キルベガン
マートルの前に現れたのは、怪しいマントを被る集団。混沌の杖を所持していることから、アーサー王の手の者であるのは確実。
マント集団の一人が口を開きます。「我は魔術師キルベガン」。何かを求めて、この地にやってきたようなのだ!
だが、この地は妖精界の入口がある聖域。妖精族の領域に、踏み入る敵を排除すべくマートルは剣を抜くのであった。
この場面のポイントマートルは人間族?
キングとディアンヌの長兄にあたるマートル。だけど、両親のいずれの特徴を持ち合わせなていないことに悩み中です。
そんなこともあり、本当は人間族ではないのか、両親は実は別にいるではないかと悩んでいます。今のところマートルの素性は不明。
出典:黙示録の四騎士141話 鈴木央 講談社
キルベガンはマートルを人間族と決めつけていたけど、「香(こう)」が効くかで種別判断していため判別精度は低そう。
魔術師キルベガンvsジクタス
怪しい気配を感じとり駆けつけたのは、次男のジクタス。霊剣マリアスティアの使い手でもあり、彼の戦い方は父親を彷彿とさせます。
一方、氷魔法を操るキルベガンは、巨大な氷塊を生成しジクタスに向け撃ち込むのだが、氷塊はサクッと粉砕されてしまう!
劣勢を感じたキルベガンは、永遠の王国へと早々に撤退。今回はなんとか回避できたようだけど、妖精界が狙われていることが明らかになった。
この場面のポイントいにしえの秘薬
魔術師キルベガンが妖精族の生活圏に侵入した目的は、いにしえの秘薬を探していたからでした。ありとあらゆる病と呪を瞬時に解く秘薬。
この秘薬が妖精界には存在するらしい。ただ、この秘薬は妖精王のみが得ることができるものらしく入手困難な代物。
アーサー王がこの秘薬を狙う意図は不明ながら、ここら一帯の警戒網はより厳重にする必要がありそうです。
ナシエンスの悩み
一方、自分の種族や性別で悩み中のナシエンス。妖精族であることにいまだ信じられない様子。囁きのトンネルで一人想いにふけます。
そこに現れたのは妖精王キング。精霊とは万物に宿る霊身体。そこかしらにいる存在であり、今この周囲にも生命の精霊は漂っているという。
出典:黙示録の四騎士141話 鈴木央 講談社
たとえ姿が見えなくとも、パーシバルが側にいるかもしれないと、「帰ってきてほしい」と心の中で必死に叫ぶのだった・・・
黙示録の四騎士141話まとめ&142話予想
- 魔術師の狙いは「いにしえの薬」
- 種族に悩むナシエンス
- パーシバルそこかしらに居る?
ナシエンスが気持ちを整理するまでもう少し時間がかかりそうですね。そして、妖精王の贈り物も気になるところです。
まぁ~分かりません。ただ、キング(というか妖精王夫婦)は、ナシエンスをなにかと気にかけていることと関係があるのでしょうか。
つづく
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