イゾルデの命を懸けた想いがトリスタンに通じ、記憶を取り戻した前回。重傷を負ったイゾルデちゃんも無事生還!

196話では、因縁の対決となるパーシバルvsディオドラの前哨戦回。感情を爆発させる、らしくないパーシバルが気になりますが・・・
パーシバルの怒り
ディオドラを前にして、自ら悟られずの指輪を外し正体を明らかにしたパーシバル。その表情は怒りに満ちている。
そして!
お前の父親と永遠の王国を滅ぼすものだ!と宣戦布告をしたのだ。いつものパーシバルとは思えない意外な行動をみせます。
一方、パーシバルの正体を知ったディオドラは、驚きの顔をするものの、これは演技。すぐに不気味な笑いを浮かべるのであった。
ディオドラの裏と表
魔力を獲得した今のディオドラにとって、父親も王国もどうでもいいと言ってのける。今なら一人でも生きていけるからだ。
とはいえ、パーシバルの宣戦布告に腹が立ったのも事実。そこで、明日の試合でなぶり殺すと、ディオドラもまた宣戦布告をお返し。
だが、ディオドラの本心はといえば、父親も仲間もすべてを奪ったパーシバルを憎み、絶対に許さないと敵意を向けるのだった。
強すぎる仲間への想い
ディオドラとの戦いを前にして、明らかに冷静ではないパーシバル。悟られずの指輪も外したままでいたのだ。
ベルトレープに気づかれれば、仲間全員を危険にさらしてしまう。パーシバルの不用意な行動にガウェインが怒るのも当然。
だが、パーシバルは仲間を殺そうとしたディオドラがどうしても許せない感情を爆発!そんなとき、懐かしいじいじが姿を現した!?
この場面のポイントパルギスの正体とは
パーシバルの前に現れたパルギス。当然ながら、パルギスはイロンシッドにより殺されています。となれば今回現れたのは「死者」です。
パルギスが現れた理由としては、二つほど考えられます。一つ目は、死者が蘇る永遠の国の効果(混沌の効果)によるもの。
もう一つは、ガレスの魔力「降霊」によって、パーシバルを落ち着かせるために、死者の魂を呼び寄せた可能性です。
- 永遠の国の効果
- ガレスの魔力「降霊」
これまで、パーシバルは永遠の国を旅してきましたが、その道中においてパルギスが登場したことはありません。
しかも、冷静さを失っている絶妙なタイミングでの登場となると、敵の仕業というよりも、ガレスの魔力とも思ったりします。

出典:黙示録の四騎士196話 鈴木央 講談社

黙示録の四騎士196話まとめ&197話予想
- ディオドラに宣戦布告するパーシバル
- パーシバルを憎むディオドラ
- パルギス登場!?
今回登場したパルギスは、なんだかとっても優しい雰囲気でした。敵の罠とはどうしても思えないんですよね。

冷静でないパーシバルを落ち着かせるための行動だとすれば、ガレスあたりの仕業じゃないかと思ったりしますが、果たして。
つづく
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