パーシバルが姿を消してから二年。この間、アーサー王によるブリタニア侵攻によって、各地で異変が起こりまくっていた!
130話では、北部の辺境地で、混沌の騎士と遭遇したバン。怒りを爆発させ、容赦なくボコボコにしていきます!
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バンの内なる怒り
バンが混沌の騎士と遭遇したのは偶然だった。エールの名産地として知られるバーニャ村を見に来たところ、宿敵に遭遇したのだ。
混沌の騎士にとっては、予想していなかった最悪の状況。というのも、アーサー王から七つの大罪との戦闘は避けるよう命じられていたからだ。
しかし!英雄譚が風化しつつある今、無謀な戦いを挑む愚かなイロンシッド。敵の技量を見抜けられない時点で敗北は確定。
この場面のポイントエールの名産地バーニャ
前作「七つの大罪」では、メリオダスたちが最初に訪れた村がバーニャで、そこでは聖騎士のせいで川が枯れてしまっていたんですよね。
今回も聖騎士が混沌の騎士に代わったものの似たような展開に(笑。そういえば129話で登場していたミードという青年がいました。
出典:七つの大罪1巻 鈴木央 講談社
この青年は前作にも登場しています。バーニャを救った勇敢な少年ですが、あれから数十年経ち、立派な青年に成長していました。
今回は川の枯渇ではなく大地そのものが失われている状況。そして、メリオダスに代わりバンが救うことになるッ!
力量を見誤った混沌の騎士
魔神王を倒した七つの大罪の一人相手では、混沌の騎士が何人束になろうとも、勝てるはずもないのは当たり前。
イロンシッドは上位精霊の使い手。風の民を統べる風の王・精霊ジンを使役し、風による斬撃技「風の協葬曲」を繰り出す!
バンを中心に凄まじい暴風が吹き荒れる。瓦礫はもちろん巨石までも、暴風の力により飛ばされるほどの威力だが、バンは無傷。
この場面のポイント精霊使いのイロンシッド
これまで、パーシバルとの戦いでは見せなかった精霊術。使うまでもないと考えたか、それとも、手の内をみせまいとしたのか。
彼の正体は上位精霊を使役する精霊使い。精霊使いといえばトリスタン隊のキオンがいますが、その上位互換といえそう。
出典:黙示録の四騎士127話 鈴木央 講談社
過去エピでは、「禁呪」を使って、寿命を対価に生命の精霊を呼び出していたけど、精霊使いだからできた芸当だったのか。
激ツヨバンの怒りの一撃!
上位精霊ジンの攻撃は確かに凄まじい、だがバンには傷すら与えられず。逆に、強打の反撃を喰らい一撃で撃沈してしまう。
ようやく勝ち目はないと判断したイロンシッドをはじめ混沌の騎士らは、永遠の王国のゲートを開き撤退するのだった。
こうして、バーニャ村は混沌の騎士の脅威から逃れたものの、大地の消失が続行中。アーサー王との戦いは、まだまだこれから。
この場面のポイント二年前のランスロット
パーシバルが消えた日、ランスロットの状況が少し明らかになります。あの後、故郷へと帰り引きこもっていたようです。
出典:黙示録の四騎士130話 鈴木央 講談社
いつまで故郷にいたのかは不明ながら、アーサー王を倒す旅は成し遂げられなかったことは、明らかでしょう。
魔界から永遠の王国に入ったのか、そして、アーサー王と戦ったのかなど、そこらへんの事情はまだまだベールに包まれたまま。
黙示録の四騎士130話まとめ&131話予想
- 実力過信な混沌の騎士たち
- 上位精霊使いだったイロンシッド
- バン一撃でイロンシッド倒す
パーシバルを失ったのは想像以上に痛手になっているみたいです。他の黙示録の四騎士は戦意喪失してしまったのか。
ただ、アーサー王を倒すためには、パーシバルが戻ってくる必要があるのは明らか。じゃないと、仲間のモチベが全く上がらない。
つづく
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