呪術廻戦 天元様の正体考察！術式の謎と九十九や六眼との関係まとめ

呪術界の要となる存在に天元様がいます。作中にてその正体は知られているものの、不明なところが多い人物。

ただ、死滅回游（しめつかいゆう）編において、天元様ご本人が登場、意外にもあっさりと正体がバレることにｗ

そこで、ここでは天元様に関する謎を整理していきます。また、九十九由基や五条悟との関係にも触れていきます。

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天元様の正体とは

天元様に関しては、偽夏油のセリフの中でその正体が明かされました。不死の術師であり、日本の結界術の要として存在するのが天元様。

出典：呪術廻戦7巻 芥見下々 集英社

ただ、結界以外で現世への干渉の一切はしない存在らしく、偽夏油曰く「ただの木」のようなものと例えていました。

人間かどうかも怪しい天元様ですが、より詳細に描かれることになるのが五条回想編での天内理子護衛任務のときです。

天元様の術式と血筋

天元様は「不死の術式」をもつ術師。術式は先天的な能力なので、特別な術式をもって生まれた存在なのは明らかです。

五条悟、乙骨憂太、御三家など、これまで登場した術師を見ていくと、術師の実力は血筋に深く影響していることが分かります。

中の人

術師の実力＝術式の強さと考えると余計にね

たとえば、御三家は相伝術式と呼ばれる、その血筋以外は発現しない強力な術式が受け継がれてたりしてますよね。

ほかにも五条悟や乙骨憂太の血筋を辿っていくと、日本三大怨霊の一つ菅原道真に当たることも判明しています。

天元様もまた、名の知れた家系の一族といった設定なのかも。まだ明らかにはなっていないのもも気になるところです。

天元様の年齢

天元様の年齢は不明なものの、１０００年以前から存在していました。そのため、宿儺や偽夏油についても知っているようです。

ちなみに、偽夏油もまた１０００年前から存在した術師であることが判明していて、だから天元様に詳しい情報を持っていたみたい。

天元様の「不死の術式」とは？

不死の術式の使い手である天元様ですが、そもそもどんな能力を備えもった術式なのでしょうか。

現在明らかになっていることは、

次から詳しく見ていきますが、不死の術式とは、その名前の通り呪術の能力によって天元様が死ぬことはないです。

ただ、不死だけど不老ではない。そのため、一定周期で肉体の交換が必要で、その交換周期が５００年というわけです。

天元様の器と星漿体（せいしょうたい）

５００年に一度天元様の肉体を交換しますが、交換する肉体のことを星漿体（せいしょうたい）と呼びます。

五条回想編で描かれたのはこの部分。前回、天元様が肉体を交換してから５００年が経過し、交換の時期が近づいていた。

次の天元様の肉体候補、つまり、星漿体候補として選ばれたのが、天内理子（あまないりこ）という女の子でした。

出典：呪術廻戦9巻 芥見下々 集英社

そして、理子の護衛任務に就いたのが当時まだ学生だった五条と夏油。ちなみに、なぜ五条が任務に就いたのかといえば「因果」だからでした。

中の人

これについてはあとで詳しく説明します

天元様の肉体になれるのは適合する肉体の持ち主だけ。だから、理子の意志がどうであれ、天元様の肉体になるしかない悲しい宿命を背負った少女とも言えます。

天内理子の両親は？

ちなみに、天内理子の両親は娘が天元様の肉体となることを許したのかは、明かされてはいませんが、不信なことが一つ。

それは、理子が４歳のときに両親は交通事故で亡くなっていること。単なる事故だったのか、それとも故意によるものか。

天内理子が星漿体であることばバレていた（内部情報の流出）ことからして、呪術界内部に裏切者がいるのは間違いない。

中の人

五条はかつて「呪術界の上層部は魔窟」とも言ってたよね（怖い怖い

天元様はなぜ呪術界にとって重要なのか？

死なない術式の持ち主である天元様は、術師をある意味超越した存在と言えるわけで、貴重な存在なのは分かります。

けど、それが呪術界や日本にとって重要な存在なのかがいまいちピンとこない。ただ、天元様の真骨頂は不死の術式ではなく、結界術にあります！

• 国内呪術的要は天元にあり
• 国内主要結界は天元により強度強化
• 古来日本を結界術で護ってきた人物

呪術的脅威の防衛ラインの要こそ天元様その人！天元様のおかげで、結界術は強化され呪詛師などの悪い奴らからの攻撃に耐えているんです！

中の人

天元様の結界術は日本全国をカバーします

天元様の肉体交換しないとどうなる？

仮に、天元様の肉体交換が失敗に終わった場合、どうなってしまうのか。結論から言えば、日本滅亡も十分ありえます！

結界術の強度が落ちるということもあるけど、それ以上に、天元様自身が暴走してしまう危険性があるんです。

出典：呪術廻戦8巻 芥見下々 集英社

天元様は不老じゃないので老化はします。一定以上の老化を迎えると術式が肉体を作り替えてしまい、もはや人ではなくなります。

高次元の存在へと進化してしまい、そこには天元様の「意志」もありません。これまで日本のために護っていたけど、意志がなくなれば話は別。

意志のなくなった天元様が、呪術界に協力してくれる保証などなく、最悪日本を滅ぼす存在になりうる可能性を秘めています。

天元様はある意味もろ刃の剣・・・とはいえ、肉体を交換（５００年に一度）をすれば老化はリセットされるので、そこまでヤバくはない。

天内理子死亡で天元様はどうなった？

出典：呪術廻戦9巻 芥見下々 集英社

ただ、五条たちは天内理子の護衛任務に失敗しています。そのため、天元様は肉体の交換はできなかったはずですが・・・

その後、特級術師の九十九由基のセリフより、天元様の肉体交換は成功したとばかり思っていたんですが実際は違ってました。

事実は天元様は肉体交換に失敗。理子の代わりとなる星漿体（せいしょうたい）は存在していませんでした。

そのため、肉体が術式により書き換えられ高次元の存在へと進化！ただ、天元様の意志はなくなったものの、幸いにも敵にはならなかった。

新たな展開！天元様の危機

出典：呪術廻戦145話 芥見下々 集英社

高次元天元様の姿

高次元の存在になった天元様がなぜ安定しているのかは不明ながら、今のところ肉体を失った弊害はなさそうに見えます。

偽夏油を倒すヒントを得るため、天元様が居る薨星宮（こうせいぐう）に辿りついたとき、その姿を現しています。

このとき天元様の口から、今の状態は人間より呪霊に近い存在であること、そして、偽夏油の術師の対象になることが打ち明けられます。

偽夏油の術式「呪霊操術」は呪霊を取り込み自在に操る技ですが、偽夏油の実力なら天元様でも取り込まれてしまう可能性があるようです。

中の人

天元様が偽夏油に取り込まれればそれこそ日本壊滅の危機！

天元様に関する新たなる謎

これまでは天元様に関する情報をざっくりとまとめてきましたが、まだまだ謎が多いのも事実。そこで三つほど考察していきます。

九十九由基との関係

出典：呪術廻戦144話 芥見下々 集英社

まずは九十九由基との関係です。九十九の口ぶりからして、天元様とは以前に何度か会っていることは明らかです。

とくに気になるのが呼び方。天元様に関する九十九のセリフは決まって「天元」と呼び捨てで読んでいます。

天元様は呪術界の要的存在ですが、九十九はそんな天元様に対して尊敬していない態度から、過去になにかったのかもしれない。

五条（「六眼」所有者）との関係性

もう一つは五条、というか「六眼」持ちとの関係性です。１４５話で明らかになった天元様と星漿体と六眼の因果律。

天元様が５００年に一度肉体交換するタイミングで必ず星漿体が誕生する。さらに六眼を持つ人間も必ず生まれてくるという。

出典：呪術廻戦145話 芥見下々 集英社

天内理子が誕生した時代に六眼持ちの五条も誕生した。同じ時代に星漿体と六眼持ちが誕生するのは必然であり、天元様は「因果」と言っていた。

なら、星漿体と同じ時代に六眼が生まれるのか。その理由は不明ながら、考えられるのは星漿体を護衛するために生まれてきた存在だから。

出典：呪術廻戦8巻 芥見下々 集英社

で、これは天内理子の護衛任務を引き受けたときを思い出すと分かる。夜蛾（やがみ）先生は、「天元様直々の命令」と言っていました。

星漿体の護衛は六眼持ちが務めることが義務である証拠。ただ、このほかにも天元様と六眼のなんらかの繋がりがある気はしてます。

天元様が安定している理由

高次元の存在になった天元様が敵ではないのはなによりですが、虎杖たちと会話できてることが普通におかしい。

意志も持たないハズが虎杖たち認識し、九十九をハブくような態度は、人間だった頃の意志があるような態度にも見えたから。

自分のことをしっかり認識しているセリフにも違和感があるし、高次元の天元様にはまだまだなにか秘密が隠されてると睨んでます。

虎杖悠仁	伏黒恵	両面宿儺
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