呪術廻戦262-2話ネタバレ考察感想 裏の裏を読む乙骨

作者の体調不良により、しばらくの間連載休載でしたが今週から連載開始。前回ページ数が７ページと短かったため、今週号はその続きから。

中の人

そして今話は

２６２－２話では、領域展開対決となった二人の闘いが描かれます。領域維持限界「三分以内」の攻防戦の行方とは。

三分以内の攻防戦

領域対決の制限時間は「三分」以内！だけど、五条の身体を借りて戦っている乙骨に、分が悪いのも確かなこと。

乙骨の状況を整理すると、羂索の「肉体を渡る」術式をコピーし、五条悟の死体を借りて、「無下限呪術」を使用しています。

羂索の術式と五条悟の「無下限呪術」の併用はできないため、無下限呪術の運用にコピー能力は使用していない状況です。

乙骨のポテンシャルの高さ

現状、乙骨は羂索の「肉体を渡る」術式により五条悟の肉体を借りて、厄介すぎる「あの術式」を運用しています。

というのも、無下限呪術は、それだけでは使いこなすことが難しく、「六眼」との併用ではじめて使い物になる代物です。

五条家はこれまで、無下限呪術持ちは幾人も生まれたはずですが、六眼を持てなかったことで、使いこなせなかった。

無下限呪術＋六眼持ちは数百年に一人の割合

中の人

となると、無下限呪術を使いこなすには、六眼も当然ながら使いこなす必要があり、メチャクチャ強い術式だけど、クセも相当強そうではある。

乙骨の場合、これに加え、羂索の術式を通しての運用な上に短期間での習得、これらすべてをクリアして今戦っているわけか。

スゲーな。

宿儺の正確な「読み」

とはいえ相手は宿儺。六眼を使えることは大前提として、使いこなすまでにならなければ、勝つことは絶望的。

乙骨も懸命に無下限呪術で対応するも、経験不足と修行時間不足により、宿儺を圧倒することは夢のまた夢。

さらには、術式を使いこなせないのを宿儺に見透かされてしまい、心理戦においても優位をとられてしまう。

裏の裏を読む乙骨

コピー術式の使用に制限があることも見抜いた宿儺は、乙骨に一瞬の隙も与えなければ、圧しきれると考えます。

だが、ここまでの動きを予測していた乙骨。コピ―術式の制限を逆手にとって、とっておきの秘策を用意していた。

出典：呪術廻戦262-2話 芥見下々 集英社

それは、狗巻の呪言を吹き込んておいたボイスレコーダー。「動くな」という音声と共に、動きを封じられる宿儺。

隙を生み出すことに成功した乙骨は、虚式「茈（むらさき）」を発動する時間を確保し、至近距離からの奥義を放つ！

詠唱する虚式「茈」

乙骨が虚式「茈」を発動するとき、呪詞の詠唱していたのは二つの意味が考えられそう。一つは、五条もやっていたように威力の底上げ。

呪詞をあえて省略しないことが「縛り」となり威力の底上げが見込める

中の人

もう一つは、「茈」は無下限呪術の中でも奥義に相当する技です。そのため、乙骨にとっては詠唱なしでの発動はまだ不安定な可能性が。

そこで、詠唱を踏んで確実に「茈」を発動させようとした。ボイスレコーダーをあらかじめ仕込んでおいたのも、そうした意味があったのかも。

呪術廻戦262-2話のみんなの感想・考察

ＳＮＳで話に関する考察紹介。自分にはない着眼点や思わず納得・共感したツイート、主に自分が「いいね」を押した呟きを紹介。

遠隔呪言、通信機じゃなくボイスレコーダーなので、予め吹き込んでおいた言葉を時間差で相手に聞かせた場合、吹き込んだ瞬間じゃなく聞いた瞬間に術式対象の指定と術式効果が発生するっぽい。

つまりこれを再生しまくれば、狗巻の喉は無限にぶっ壊れ続ける。そら信頼してないと託せんわ。#呪術本誌 pic.twitter.com/6QNFkOxNXj

— くぎのん (@kuginon_893) July 7, 2024

中の人

しゃけ

呪術廻戦263話で、小さい領域内で虚式紫するのは自爆になるよね。
そこでカーンと書いてあるのは、宿儺だけ領域内に閉じ込めた東堂のブギウギかな？

— アール7 (@wtpmjgda913) July 7, 2024

中の人

ビブラスラップの音かｗ

呪術廻戦262話まとめ＆263話展開予想

これで本当の最後になってほしいところです。決まれば高専側の勝利となるはずですが果たして。宿儺が回避する術があるのかどうか。

外殻の強化で外からの侵入は不可能。そもそも、宿儺の領域展開があるため、裏梅の援護の可能性はないはず。

さらに虚式「茈」を放つということは、自身の領域を破壊する行為でもあるわけで、乙骨の仕留め技であることは確かです。

いずれにしてもこの「茈」で二人の決着がつくはず！

中の人

つづく

虎杖悠仁	伏黒恵	両面宿儺
天元様	呪術廻戦0巻	五条悟
釘崎野薔薇	偽夏油	七海建人