呪術廻戦230話ネタバレ考察・感想 宿儺の魔虚羅使いがエグい件

魔虚羅（まこら）の登場でピンチな五条悟。「無量空処」を無効化され、領域展開勝負は宿儺に分がありそうだが・・・。

中の人

そして今話は

一方で、前回「無量空処」を受けた宿儺、一見すると深刻ダメはなさそうだが、さすがにノーダメではないはずだッ！

魔虚羅の適応付与

最強の式神・魔虚羅（まこら）をここにきて出してきた宿儺。魔虚羅に関する情報は、五条も知っていたが防げなかった。

宿儺曰く、五条の「無量空処」対策に魔虚羅の能力を使用。これにより、魔虚羅の「無量空処」無効化適応を成功させた。

ただ「無量空処」の無効化は、魔虚羅のみに適応されたもの、次の領域展開で、魔虚羅出現前に瞬殺してやると意気込む悟！

魔虚羅の能力・適応条件整理

魔虚羅は、伏黒恵の術式「十種影法術」により使役できる最強の式神。歴代十種影法術使いの誰一人として調伏した者はいません。

魔虚羅には「あらゆる事象の適応能力」があり、一度受けた攻撃への耐性、さらに有効な攻撃も獲得するというチート能力。

この「あらゆる事象の適応能力」発動にはいくつか条件があり、一度攻撃を受けること、攻撃は魔虚羅以外でも肩代わりができるなどがあります。

このほか方陣が回転するなどの条件も確認されています

中の人

今回の戦いでは、恵の魂に適応の肩代わりをさせたことで五条にバレずに、魔虚羅の「無量空処」無効化適応を成功させた。

万戦で見せた宿儺の魔虚羅使用法

出典：呪術廻戦218話 芥見下々 集英社

万（よろず）戦を振り返ると、頭上に魔虚羅の方陣が出現することにより、「適応の肩代わり」が可能になるようです。

宿儺はこのとき、万の「虫の鎧」と「液体金属」の適用の肩代わりをし、魔虚羅の方陣がガコンと周り適応を完了させています。

出典：呪術廻戦230話 芥見下々 集英社

五条の「無量空処」を、恵の魂に肩代わりさせた描写では、恵の上に魔虚羅の方陣が出現しているのが確認できます。

宿儺の用意周到な作戦

魔虚羅（まこら）の「無量空処」の無効化に成功した宿儺、これまでの領域展開合戦も、考えた上でのものだったことが判明。

五条に違和感を与えるも、宿儺の作戦を見破るまでには至らず。その理由に、適応の肩代わりを恵にさせていたことが関係していました。

宿儺は五条の結界を破るため、内と外の条件を変更したり、術式威力を上げるため必中命令をなくし縛り付与。

五条の領域展開対策のみならず、その裏には、魔虚羅に「無量空処」適応付与を悟られずに、実行する意図もあったといえそう。

伏黒恵の魂はどうなる？

宿儺は、自身の領域内で自分（及び恵の魂）は必中命令相殺の対象外にしたのは、魔虚羅の適応肩代わりを目論んでのことでした。

中の人

問題は恵の魂です！

５度の「無量空処」を受けたことで、恵の安否が気になるところです。脳にダメージを受けたとなると廃人ルート確定か？

ただ、宿儺自身も必中命令相殺の対象外のため、五条との領域展開対決に競り負け「無量空処」を数秒受けたのはデカい。

宿儺が適応の肩代わりを選んだ意図

ちなみに、恵の魂に肩代わりさせたのは、悟に魔虚羅の情報が漏れているため、対策を取られ破壊される可能性を危惧してのこと。

出典：呪術廻戦14巻 芥見下々 集英社

魔虚羅を倒す方法は適応される前に、初撃で倒すことのみ。五条は当然織り込み済みのはず、そして五条なら一撃必殺は十分可能。

また、宿儺が恵の魂を代替にしたのは、さらに破壊させることで、肉体の定着を完璧なものにする意図もあった？

五条悟の限界

乙骨がこれまで指摘してきた懸念が的中する。６回目の領域展開をしたとき、大量の鼻血を出し領域が出せない五条悟！

脳ミソへの負担が、あまりにもデカすぎた。その理由は、領域展開後の焼き切れた生得術式修復の反動によるものだった。

焼き切れた生得術式を修復するために、脳を一度破壊し反転術式で再治癒！身体治癒とは異なり、複雑な脳ミソ治癒は一筋縄ではいかなかった。

そんな五条の姿に、「凡夫（ぼんふ）」と見下し領域展開で一気に勝利を収めようとしたとき、宿儺にもまた異変が。

わずか数秒程度受けた「無量空処」が、思った以上にダメージを受けていたのだ。宿儺もまた領域展開が出せない状態になっていた。

家入のセリフ

出典：呪術廻戦230話 芥見下々 集英社

家入いわく「五条は脳の治癒になれてる」的なセリフを言っていたけど、これは、五条過去編を根拠としています。

五条は無下限呪術を２４時間出しっぱなしにするために、定期的に脳のブラッシュアプもしている的なセリフをしていました。

出典：呪術廻戦9巻 芥見下々 集英社

五条レベルなら、反転術式である程度なら脳の治癒も可能、ただし、術式の焼き切れ治癒はレベチ、そううまくはいかないようです。

呪術廻戦230話のみんなの感想・考察

ＳＮＳでの２３０話に関する考察紹介。自分にはない着眼点や思わず納得・共感したツイート、主に自分が「いいね」を押した呟きを紹介。

#呪術本誌
219話では靴を履いていなかった伏黒が最新話では靴を履いている。
深く沈められた伏黒が自発的に靴を履くとは考えられないので、おそらく宿儺が履かせてあげたと考えるのが妥当
優しいんだな、呪いの王って pic.twitter.com/X282Yo1Yrp

— やちまたつかさ (@yatimatatukasa) July 31, 2023

優しすぎｗｗｗ

中の人

このコマ、何かと思ったら五条悟(六眼)の視界か

#呪術本誌 pic.twitter.com/6G59XrrtNe

— クロミツ (@Celt_0) July 30, 2023

中の人

目もヤバそう。五条の目は六眼という特別仕様、脳ミソ以上に治癒が難しいのかもね

呪術廻戦230話まとめ＆231話展開予想

気になるのは宿儺のセリフ。魔虚羅の攻撃無効化適応は、魔虚羅以外にも付与できるような意味にもとれる発言をしているんですよね。

互いに領域展開できない状態ではあるものの、宿儺有利な展開は覆らないと思っているんだけど、どう決着するのか。

さらに、宿儺の隠し玉はまだまだ残っています。ただ、五条の後ろには、数多の実力者が控えているのも忘れてはいけない！

つづく

虎杖悠仁	伏黒恵	両面宿儺
天元様	呪術廻戦0巻	五条悟
釘崎野薔薇	偽夏油	七海建人