鬼滅の刃考察 日輪刀の秘密！刀の色や種類、鍔一覧まとめ！

鬼に唯一対抗できる日輪刀！持ち主によって色が変化する特殊なその刀は、鬼殺隊に入隊したときに支給される重要な武器！

中の人

いわば鬼を倒すための刀！

しかし、日輪刀には謎も多い。たとえば、主人公・竈門炭治郎の漆黒の刀身は、鬼滅の刃の重要な伏線の一つと言えます。

ほかにも、呼吸と刀身の色の変化、形状など、気になるところは多い。そこで、鬼殺隊が使う日輪刀についてまとめてみました。

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隊士と日輪刀

鬼殺隊に入隊するときに。最初に支給されるのが隊服、鎹鴉（カスガイガラス）、そして日輪刀の三つ。

この中で日輪刀が一番重要な支給品と言えます。なせなら、鬼殺隊最大の使命である鬼を倒せる唯一の武器だから。

日輪刀の原料とは

出典：鬼滅の刃2巻 吾峠呼世晴 集英社

隊士に最初に支給される日輪刀ですが、刀そのものがすぐに支給されるわけではない。まずは、日輪刀の原料となる鋼から選びます。

選んだ原料は刀鍛冶によって鍛えられ各隊士の元へと渡されます。炭治郎の場合で言えば、１５日後には日輪刀が完成して届けられていた。

日輪刀の原料になる鋼には、名前があります。猩々緋砂鉄と猩々緋鉱石という特殊な鉱石を使って作られています。

• 猩々緋砂鉄（しょうじょうひさてつ）
• 猩々緋鉱石（ひょうじょうひこうてつ）

原料に「砂鉄」が使われていることに注目、刀を作るとき、砂鉄を使うのは日本独自の製造方法。日本刀製造の特徴の一つともいっていい。

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たたら製法と呼ばれてます

ドクターストーンでも、日本刀を作る回があったけど、砂鉄から玉鋼という日本刀を作るための原料を作ってましたが、あれもたたら製法。

日輪刀でなぜ鬼を倒せる？

出典：鬼滅の刃2巻 吾峠呼世晴 集英社

そもそも日輪刀でなぜ鬼が倒せるのか、それは原料となる鋼の特徴に理由がありそうです。鋼には、陽光を吸収する特徴があるんだとか。

鬼の唯一の弱点は太陽の光、陽光を吸収した鋼で作られた日輪刀だかこそ鬼を倒すことができる唯一の武器になりえるのだ！

ちなみに、採取できる場所は、太陽に一番近い陽光山（ようこうざん）という山。この山は、一年中陽が射していて曇らないし雨も降らない。

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標高がかなり高い山

刀鍛冶の里

日輪刀はどこで誰が作っているのか、ストーリーの中盤の刀鍛冶の里編にて描かれます。このときは、上弦の鬼が二体も襲撃する壮絶回でした。

里の長：鉄珍（てっちん）

出典：鬼滅の刃12巻 吾峠呼世晴 集英社

里で一番えらくて一番小さいのがてっちんこと、鉄珍河原（てっちんかわはら）。今でも刀を作っており、その腕前は文句なしの一級品。

恋柱の甘露寺蜜璃のムチのような、うすくしなやかな剣は鉄珍以外作ることができない。このほか、蟲柱の胡蝶しのぶの刀も鉄珍作。

鋼鐵蛍（はがねづかほたる）

はがねづかさんこと、鋼鐵蛍は炭治郎の刀を担当している刀鍛冶。刀への愛着は異常を通りこして、もはや狂気（笑）、しかしその腕は最上級。

癇癪もちで、炭治郎も幾度となく襲われている。刀の刃こぼれや折れ、紛失と幾度となく刀をダメにする炭治郎に度々ブチ切れる。

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怒りを鎮めるには、大好物のみたらし団子が有効！

炭治郎が現在使っている日輪刀は５本目。

出典：鬼滅の刃12巻 吾峠呼世晴 集英社

からくり人形、緑壱零式から出てきた刀を使ってます。刀身には「滅」の文字、そして、煉獄さんから受け継いだ鍔を使ってます。

日輪刀と刀身の色の関係性

日輪刀は所有者によって刀身の色がさまざまに変化するという特徴もあります。そして、色の変化はどうやら呼吸法によって個なるようなんです。

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以下一覧参照

呼吸法は日の呼吸から派生した「基本の呼吸」の５つがあります。日の呼吸の刀身は黒、そして基本の呼吸にもそれぞれの違う色が現れます。

ここで呼吸の派生をおさらい！

基本の呼吸の五つの呼吸から、さらにさまざまな呼吸が派生してますが、刀身の色は基本の呼吸に似通った色だったり、異なる色だったり様々です。

以下一部抜粋。

鬼殺殺なら誰もが色が変わる？

こうして見ていくと、日輪刀の刀身の色が変わるのは、呼吸法と関係があるようにも見えます。たとえば、風柱の弟の不死川玄弥（げんや）の刀身。

単行本１３巻の表紙から分かるように刀身に色がない。玄弥は呼吸が使えない稀有な隊士、その代わり鬼を喰らうことで鬼と戦う肉体を手に入れた。

ほかにも、炎柱の煉獄さんの弟の千寿郎のセリフ。

出典：鬼滅の刃8巻 吾峠呼世晴 集英社

千寿郎は武芸の才がないとして鬼殺隊に入れなかったと話していたけど、根拠として刀身の色が変化しなかったことを挙げてます。

ここでいう剣術の未熟さとは、単純に武芸の才能のことを指しているのか、それとも、呼吸の習得のことを指しているのかは不明。

ただ、個人的には刀身が変わるのは、どの呼吸を習得してるかではなく、どの呼吸と相性がいいかで色が変化するのではないかと思ってる。

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相性とか、資質とかに刀身の色が呼応するのかも？？

実際、習得した呼吸法と刀身の色が合わない例はけっこうある。甘露寺蜜璃や竈門炭治郎、あと胡蝶しのぶも元々花の呼吸です。

蜜璃が最初に習得した呼吸は炎だけど、刀身はピンク、炭治郎は水呼吸だけど刀身は黒、共通するのは習得した呼吸から独自の呼吸に変えたこと。

• 炭治郎：水の呼吸→ヒノカミ神楽
• 蜜璃：炎の呼吸→恋の呼吸
• しのぶ：花の呼吸→蟲の呼吸

そして、呼吸法が生まれる前から日輪刀は別名、色変わりの刀と呼ばれていたので、呼吸が使えない頃から刀身は変わっていたっぽい。

となると、蜜璃や炭治郎の例、さらに千寿郎の話から、呼吸法の習得有無に関わらず、隊士の資質によって色が変わる可能は否定できない。

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もちろんある程度の鍛錬が必要も必要！刀身が変わる条件の一つだからね

炭治郎の爆血刀と赫刀（かくとう）

刀身の色変わりで謎なのが炭治郎の刀。刀身は黒と例外的な色の上に、赫刀（かくとう）という刀が赤くなる現象も起こっています。

出典：鬼滅の刃8巻 吾峠呼世晴 集英社

爆血刀（ばっけつとう）

爆血刀の登場は上弦の肆・半天狗戦でのこと。ねず子の爆血（血を炎の変える術）により刀の温度は急上昇、刀身が赤く代わり威力も爆上がり。

また、このとき炭治郎の「遺伝の記憶」から、日の呼吸の使い手である縁壱も刀身が黒かったこと、戦うとき刀身が赤くなることが判明した。

この刀が赤くなるという現象は赫刀（かくとう）と呼ばれるのだが、単行本ではまだ詳しく登場してないため省略、改めて追記していきます。

各柱の日輪刀一覧考察

最後に柱やメインキャラが使っている日輪刀について、それぞれ詳しく紹介していきたい。いろいろ追加情報も付け加えていきます。

煉獄杏寿郎

煉獄さんの刀身の色は赤。日の呼吸との違いは、日の呼吸は戦闘時のみ刀身が赤くなるのに対して、炎の呼吸は常に赤くなっていること。

また、鍔（つば）の柄も特徴的で炎を型取ったような形状になっています。のちにこの鍔は炭治郎へと受け継がれていきます。

冨岡義勇

冨岡の刀身は青。そして鍔は六角の形。日本刀の鍔では一般的なデザイン。炭治郎を継子にしようと考えていたが、刀身が黒であることが分かり落胆。

不死川実弥（さねみ）

実弥の刀身は緑色、そして、特徴的なのが鍔の形状。ひし形のような文様が複数集まり星型を成しているデザインです。

悲鳴嶋行冥（ぎょうめい）

明らかに刀ではない（笑）。が、メチャメチャ強く名実共に柱最強。刀身の色は灰色。斧に鉄球が鎖で繋がれた武器を使用。使用されている鉄の純度はかなり高い！

宇随天元

刀身が太っとい二刀流の日輪刀を操る。刀は鎖で繋がれており、通常の刀ではできない多種多様な軌道の攻撃を可能とする。刀身の色は黄色。

時透無一郎

日の呼吸の使い手の血筋ではあるが、彼の刀身は黒とは真反対の霞のような白色。鍔が特徴的で、長方形の四隅に正方形をあしらったデザイン。

胡蝶しのぶ

刃先がかぎ針のようになっている独特な剣。刀身は青、柄は花びらを思わせるデザイン。しのぶの剣術は切るではなく突く！

甘露寺蜜璃

ムチのように予測不能なしなやかな軌道を可能にする特殊な剣。蜜璃にしか扱えないその日輪刀は、刀鍛冶の里の長、鉄珍による業物。

鍔、柄にはハートの文様がほどこされている。刀身の色はピンク。

伊黒小芭内

特徴的なのは剣の形状、まるで蛇のようなうねっています。刀身の色は薄紫色。

我妻善逸

刀身の色は黄色、雷のような文様が刻まれている。壱ノ型しかできないと思いきや、実は新技を編み出すほどの才能を秘めていた！

嘴平伊之助（はしびらいのすけ）

伊之助は自分のあった日輪刀にするため、刀身を石で欠けさせたり、鍔（つば）を取り外すなど自分なりにカスタマイズしているのが特徴。

持ち手に布を巻きつけており、二刀流。刀身は藍鼠色。独自に編み出した呼吸の種類は「型」ではなく「牙」と呼ぶ。

煉獄杏寿郎	甘露寺蜜璃	冨岡義勇
カナヲ	お館様	鬼無辻無惨
時透無一郎	伊黒小芭内