
猛毒による即死を狙ったナシエンスだったが、それすら通用せず、攻撃が跳ね返りそのまま倒れてしまった前回。

188話では、戦闘不能なナシエンスに、容赦なく攻撃を与えようとするディオドラの姿。ナシエンスの安否は果たして!
非情な一撃
すでに意識のないナシエンス。起き上がる様子もないため、審判役のキャパドニックは「勝負アリ」と判断し試合を終了を宣言!
だが、ディオドラは攻撃を止めるつもりはない。ナシエンスを殺害し、彼の魔力を奪おうと考えているようだ。
だが!そのとき試合場に入ってくる一人の男。パーシバルだ!ディオドラにグーパンを浴びせ、ナシエンスを助け出す!
ナシエンスの現状
気になるのはナシエンスの状態です。ディオドラに止めは刺されなかったものの、一向に目を覚まさないのだッ!
タントリスも心配で応援にかけつけ、パーシバルと二人で懸命に治癒を施すものの、なぜか目を覚まさない。
冷静さを失っているパーシバルに対し、ガウェインが「ゆっくりだが鼓動を感じる」と、ナシエンスが仮死状態にあると指摘するのだった。
漆黒の実
ナシエンスが試合で使用したのは、まだ自分に試していなかった毒だったため、解毒が体内に生成されていなかった。
ナシエンスが使用したのは、妖精の森で見つけた漆黒の実「血の骸骨(ブラッドスカル)」という魔法の果実だった。
この実は、一粒食べただけで即、仮死状態に陥るという恐ろしい果実。解毒薬もないため、妖精王から固く使用を禁止されていた。
解毒法は「愛」!?
ただ、解毒法が全くないというわけではない。というのも、ディアンヌがかつてこの実をたべ仮死状態に陥ったことがあった。
このとき、愛する者からの接吻(くちづけ)で目を覚ましたという。つまり「愛」が唯一の解毒法だったのだ!
それを知ったパーシバルは、ナシエンスにチュッと迷わずキスをする。ナシエンスは目を覚まし生還するのだった!
この場面のポイントアンのなんともいえない表情
治療とはいえ、パーシバルとナシエンの口づけを間近で見てしまったアン。彼女だけなんとも言えない表情をしていたんですよね。

ただ、これまでの態度から、ナシエンスに遠慮というか譲る感じがありました。もちろん、アンはナシエンスの気持ちは知っています。

出典:黙示録の四騎士188話 鈴木央 講談社
とはいえ!好きな人が目の前で口づけをする。心の中では複雑なのは当然。心中お察しするところではあります。
黙示録の四騎士188話まとめ&189話予想
- 仮死状態のナシエンス
- 解毒法は最愛の人からの接吻
- ナシエンス生還!!
一時はどうなることやらと思ったものの、パーシバルの接吻(くちづけ)によって、無事目を覚ましたナシエンス。

はてさて、次の試合はガウェインvsバリン。チート魔力持ちのバリンを、ガウェインは攻略できるのか期待!
つづく
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