巨獣ベヒモスの背の上に到達し、「永遠の王国」への扉探しが本格的動き出そうとしたとき、混沌の騎士からの襲撃を受けた前回。
116話では、混沌の騎士との全面対決になっていきますが、その中で、パーシバルの正体が明らかになる!!?
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破壊されたアルビオン
混沌の騎士の強襲によりアルビオンが破壊され、移動手段を失ったパーシバルたち一行。だが、幸いにも瘴気バリアは継続中。
てっきりアルビオンに備わっている機能かと思いきや、瘴気バリアを生み出していたのは、パーシバルの魔力によるものだった!
だが、パーシバル自身は自分が瘴気バリアを発動していることに、気づいていない様子。パーシバルは本当に何者なのか?
混沌の騎士と人質
パーシバルの瘴気バリアのおかげで仲間たちは、巨獣ベヒモスの瘴気の中でも生きられているが、混沌の騎士は別。
これまで瘴気バリアを張れてはいたが、瘴気があまりにも強すぎて、すぐに効果を失い、みるみるうちに生命力が奪われていく。
このままだと全滅すると奥の手を使う。人質として拘束していたガウェインを盾に、脅す作戦に出るのだった!
パーシバルの正体
瘴気で疲弊するガウェイン。このままだと「死」は確定。これ以上仲間を失いたくないパーシバルたちは、混沌に騎らの下へと近づく。
パーシバルの瘴気バリアが、混沌の騎士らを覆ったことで瘴気から解放、命を懸けてパーシバルを倒す覚悟で襲ってくる!
そのとき!パーシバルの視界が真っ暗になり「タスケテ」と悲痛な声が。声の主はベヒモスのものらしいが、これは一体!?
パーシバルと生命の精霊
ランスロットとの一週間修行で登場した激強ミニパーシバル(別名プニシバル)によると、パーシバルの正体とは生命の精霊だといいます。
その詳細は不明なんですが、「あらゆる世界に繁栄と死をもたらす存在」が、生命の精霊の役割らしいんです。
気になるのは「あらゆる世界」という部分。ブリタニアはもちろん、アーサー王が創り上げた永遠の王国にに適応するとも取れます。
パーシバルとベヒモス
ベヒモスとパーシバルは「兄弟」と言ってたのも気になるところ。ベヒモスは、魔界の巨獣ですが、そもそも狂暴な存在ではありません。
出典:黙示録の四騎士108話 鈴木央 講談社
ゼルドリスの説明では、ベヒモスから放たれる生命力は恵をもたらすとされることから、ベヒモスは生と死を司る存在とも解釈できます。
さらに、過去魔神王に眠りにつかされたとされていますが、裏を返せば、魔神王でもベヒモスは倒せないという意味にもとれます。
いずれにせよ、ベヒモスは単なる巨大生物ではなさそうです。それこそ、パーシバルが生命の精霊なる存在ならば、ベヒモスもまた精霊なのかも。
一方、パーシバルに目を向けると、蘇生能力(不死身な存在)、驚異的な治癒魔力、さらに、55話でキオンの腕を老化させた能力。
出典:黙示録の四騎士55話 鈴木央 講談社
あれが、生命力を奪うものだとしたら、ベヒモスの存在と通じるところがあり、「兄弟」と呼ばれても違和感はないかも。
黙示録の四騎士116話まとめ&117話予想
- 混沌の騎士との全面戦争
- ガウェイン人質にされる
- パーシバルとベヒモスは兄弟?
- パーシバルの正体は生命の精霊
情報は少ないながら、これまでの断片的な情報を繋ぎ合わせると、いろいろ納得できるところが増えてきた感じです。
予言によれば、パーシバルは「死」を司る黙示録の騎士です。そして、アーサーが最も危険視すべきはパーシバルなのかもしれない。
出典:黙示録の四騎士55話 鈴木央 講談社
ちなみに、次回117話予告タイトル「ヴァズ・ジグラ」ですが、これはキオンと戦っときに、パーシバルが発していた言葉です。
つづく
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