ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)10巻が発売!前回ラストでのフラグ、坂柳vs綾小路のバトルが読める!と思ったのですが、
実際には...
次回に持ち越しとなりました。
ですが、10巻の内容もかなりエグイものとなっています。なんと、初の脱落者が出てしまうことに。しかも、複数のクラスから!
今回も見逃せない展開でした。
目次
急遽、特別試験が始まる!?
一年最後の特別試験がはじまる前に、突然、学校側から言い渡されたのが追加の特別試験の存在。しかもです!試験の内容がエグイ。
クラス内投票で最下位になった生徒は強制退学
理不尽極まりない展開に!
茶柱先生が説明する今回の追加試験のルールは次の通り。
[aside type="boader"]試験内容
賞賛票、批判票が各自に3票ずつ与えられ、クラス内で投票する試験[/aside]
【ルール1】賞賛票-批判表=結果
【ルール2】自分自身に投票することは出来ない
【ルール3】記入は強制、同一人物複数記入不可
【ルール4】最下位は退学
【ルール5】他クラスの生徒1名に賞賛票強制記入
この試験では「どのクラスでも必ず誰かは退学しないといけない」というルール。結論から言えば、各クラスに退学者が出そろいます。
抜け道がないってことです!
とはいえ、試験結果は綾小路の思い描く通りに。綾小路は今回も例のごとく誰にも気づかれずに、こっそり裏工作に精を出します。
綾小路ネットワーク
今後の展開を考える各クラスの横のつながりは重要になってきそうな予感がします。10巻での綾小路の行動がまさにそれ、横のつながりをかなり意識した行動をとっていました。
たとえば、一乃瀬に手を差し伸べる綾小路。
オレにとっちゃ一乃瀬と信頼関係を構築する上でありがたいベントだったからな
出典:ようこそ実力至上主義の教室へ10 衣笠彰梧
綾小路にとって今後学校生活を平穏無事に過ごしていくために一乃瀬との関係は非常に大事)、だから一乃瀬に手を差し伸べる。
ちなみに一乃瀬は綾小路のことを明らかに意識しはじめてるw
ほかにも、龍園を助けたのも綾小路の頭の中では、使える生徒として見なしてたのかもしれない。ほかにも、今回の追加試験で坂柳に屈辱を味わった葛城。
坂柳の考えでは、葛城を慕うメンバーを退学させることで、自分に逆らったこうなると見せしめの意味もあったはず。
ただ、葛城の気持ちは激おこ状態!
「今のおまえなら坂柳に一杯食わせることも出来そうだぜ」
出典:ようこそ実力至上主義の教室へ10 衣笠彰梧
追試試験が終わった後の龍園に言われた一言。ポイントは、この場に綾小路もいたこと。次回坂柳との戦いが描かれるとなれば、このシーンが伏線になったりしてね。
というわけで、今回のストーリーにおいて、一乃瀬、龍園、葛城と綾小路とのつながりが強くなった生徒が印象的でした。
高度育成高等学校の異変
急遽実施された特別試験、これは明らかに学校の異変が起こっている証拠です。異変、、、つまり、10巻は綾小路の父親が本格的に動き出した回でもあります。
坂柳が綾小路に話した学校の内情。
それが現理事長が停職処分にあっていること。そして、この追試試験は綾小路を退学に追い込むために仕掛けられた試験ということが判明します。
何者かがあなたを退学にさせるために用意させた舞台装置なんです。
出典:ようこそ実力至上主義の教室へ10 衣笠彰梧
坂柳は学校関係者のリークで知ったようですが、これは明らかに綾小路の父親の仕業。となると、今後の敵は生徒ではなく学校そのものにもなってきます!
10巻での綾小路が他クラスとのネットワークを強めていたのは、父親の攻撃から自分を守るための伏線なのではとも言えそうです。
理事代理として月島という人物がラストで登場してたけど、就任は4月というから戦いはもう少し先にはなりそうではある。
堀北妹、主役に返り咲くか!?
お気づきだろうか?
今回久しぶりに「堀北視点」の章があったことに!
今まで孤独を貫きお世辞にもクラスに馴染めていなかった堀北妹が、ここ数話の間にクラスの輪に自ら入ろうとしていた。
ただ、まだまたクラスの中心になるには未熟だったわけですが、綾小路お得意の「調教」によって堀北妹の急成長が今回ありました。
山内が首謀者であり、その裏に坂柳がいる。この事実を堀北兄に伝え、そして兄から妹へと伝えてもらう。
出典:ようこそ実力至上主義の教室へ10 衣笠彰梧
堀北妹のトラウマであり、憧れである兄から話してもらうことで、堀北妹が成長した。堀北兄を使った遠隔調教とでもいいべきでしょうか、うまく堀北妹のポテンシャルを上げることに成功。
これでまたCクラスの戦力が一つ増えたわけですが、ただ、いいことばかりではない。それが、Cクラスの中心人物である平田の気持ち。
平田の気持ちが描かれてないのはワザと?
今回の追試試験で心に闇を抱えてしまったであろう平田。
批判票に自分の名前を書いてくれと言っても、今まで培ってきた人望から、平田が思っていた結果にはならず退学は別の生徒になってしまった。
ここで気になるのが追試試験が終わった後の平田の気持ち。
みーちゃんが声をかけてはいたが、いつもの平田ではなかった。しゃべれる気力もなく意気消沈。その後の平田の様子については一切触れていない。
非常に気になる!
一応、綾小路は恵を使って平田が万が一にも退学させないように裏工作はしたが、平田の気持ちのフォローまではしていない。平田は立ち直ってくれるのかどうか気になるところ。
絶対喜んでいるであろう軽井沢恵
追試試験の中で、見過ごしてはいけないのがDクラスの退学者。ネタバレになってしまうが、Dクラスで退学したのは真鍋という女子生徒。
真鍋といえば、同じクラスの伊吹と仲が悪い様子が描かれていたけど、以前には軽井沢恵とのトラブルのあった人物でもある。
軽井沢の過去を知る女子生徒。
今回、真鍋を排除したことで軽井沢の気持ちはかなり軽くなったはず。何かあれば綾小路が助けてくれるとはいっても、それでも胸のどこかで不安はあったはず。
それが追試試験で退学となれば、これほどうれしいことはないはず。恵の描写がなかったのが残念だったけど、喜んでいるのは間違いない!
そして、これが綾小路の策略だってこもの知ってるはずだから、綾小路をますます好きになっていくはずである!!
恵のリアクションは見たかったな。
南雲はやはりナクソだった!
当ブログでは基本南雲のことをナクソと呼んでいるんですが、今回も南雲のクソっぷりが炸裂していました!
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一乃瀬の弱みに付け込み交際を要求する。なんとも非道な野郎、南雲は生徒会を私物化する上に女子を周囲にはべらすバカ野郎ですが、ここまでだったとは。
しかも同じクラスの朝比奈先輩から情報が洩れてるってなんだよこれwww
綾小路が裏工作しなくても、秘密情報がダダ洩れなんですが、なんか今回の朝比奈の行動から、ますます南雲のザコ巻が露呈したような。
次巻へ続く。
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