マキマによって完全に思考停止になったデンジ。もはや疑問さえも持たなくなり、ただただマキマに従うだけなのか...

83話では、マキマさんがさらに本性をあらわにしていきます。もう、マキマを止める者は誰もいないのか!!?

マキマの願いが叶うとき
朝食を済ませ支度をするマキマ。そして、デンジの手をつなぎ部屋を出る。彼女が進む廊下の側には8体の悪魔や魔人が並んでいる。
マキマの部屋にいた8体の悪魔・魔人- セラフィム
- ビーム
- ガルガリ
- ドミニオン
- ヴォーチェ
- パワー
- プリシン
- エンジェル
マキマがこれまで回収してきたものたちの亡骸、そんな異様な光景の中で、マキマは一人意味深なセリフを呟く。
「今日の復活の日を待ち・・・」
今までマキマが暗躍していた理由とは、この日のためのものだったのか、マキマの目的が明らかになろうとしていた。
岸辺隊長のマキマ襲撃
そのとき、マキマが住むマンションに打ち込まれる一発のロケットランチャー。首謀者は岸辺隊長。マキマ暗殺を実行に移してきた。
岸辺の指揮のもと、複数の公安がマンション内に侵入、対象であるマキマを見つけ発砲、マキマは複数の銃弾をあび倒れた。
だが、マキマを間近で見てきた岸辺は攻撃の手を緩めない。対マキマ対策部隊と呼ばれる6名の人間を生贄に地獄の悪魔を呼び出す。
チェンソーマンの復活?
「地獄の悪魔よ」
「マキマを殺して地獄に落とせ」
契約を受け入れた地獄の悪魔は、六人の命を引き換えに現世に出現する。マキマはこれに対抗するためにデンジに救いを求める。
マキマの言葉に呼応するように、デンジは今までにみたことのない姿で現れた。これがチェンソーマンの本当の姿なのだろうか?

出典:チェンソーマン83話 藤本タツキ 集英社
デンジ・・・だよな?
次の瞬間、地獄の悪魔を瞬殺でバラバラにしてしまった。チェンソーマンはデンジなのか、それともデンジ以外の何物なのか???
つづく
チェンソーマン83話の深掘り考察
ここからは、チェンソーマン83話で気になるコマを掘り下げていきます。
マキマが言う「信仰の違い」とは?

出典:チェンソーマン83話 藤本タツキ 集英社
まず、このコマのマキマの真意を考えてみたい。廊下に並ぶ8体の悪魔&魔人は、デンジの「眷属」にあたるようです。
眷属というと従者といった意味合いもあるけど、本来の意味は神の使い。つまり、悪魔&魔人はデンジを神として崇拝、信仰していたと解釈できる。

ただしマキマは別。「信仰の違いこそあれ」と言っているように、デンジを崇めてたかは微妙、というか、支配する時点で信仰もクソもない。
デンジを守るという意味では悪魔&魔人と目的は同じ、でも、マキマのそれは、デンジを利用してなにかを企んでいるって話なんだと思う。
マキマの目的
マキマの目的とは結局、デンジをチェンソーの悪魔にするだったのか。一応伏線として、1巻の中でこんなセリフを言ってます。

出典:チェンソーマン1巻 藤本タツキ 集英社
デンジくんはチェンソーの悪魔になれる
デンジに目をつけ、今までじっくりと目をかけてきた、そして、83話目にしてようやくマキマが望むチェンソーマンに仕上がった。
廊下にいた8体の悪魔及び魔人、デンジをチェンソーマンにさせるために必要なコマがすべてそろったって解釈でいいのかな?
マキマのセリフ
地獄の悪魔を倒すためにデンジに助けを求めたマキマ。ただ、このとき「デンジくん」ではなく「チェンソーマン」と言っていた。

出典:チェンソーマン83話 藤本タツキ 集英社
助けてチェンソーマン
サンタクロースとの戦いでも、マキマはデンジに助けを求めていたけど、このときは「デンジくん」と呼んでいたはず。
けど、83話では「チェンソーマン」とデンジではなくチェンソーマンと呼んでいたことからも、あの姿が本来のチェンソーマンなのか。
ってことはだよ、未来の悪魔が預言していた悪魔に最も恐れられる悪魔が、あの姿のことを指しているのかな。

岸辺隊長は諦めてなかったw

出典:チェンソーマン8巻 藤本タツキ 集英社
何もみたくねぇ
クァンシや吉田に断られたことで、マキマ暗殺は諦めたのかと思ってたけど、着々と準備は進めていたみたいです。
クァンシの処刑場場面での「何も見たくねぇ」発言は、マキマへの完全敗北ともとれたんですが、甘くみすぎてたw
ちなみに、岸辺自身が地獄の悪魔の生贄にならなかったのは、もう悪魔に差し出すものがなんもないからだったのか。
デンジはマキマに支配された?
デンジがチェンソーマンになったとき、銃の悪魔戦のように臓器のような紐状の物体がデンジにも纏わりついていた。
この物体がマキマが支配しているサインなら、マキマはデンシの支配をすでに完了している可能性もあるかもしれない。

出典:チェンソーマン76話 藤本タツキ 集英社
チェンソーマンの腹から出てきたモノと似てる?
マキマの額から突如出てきた紐状の物体、これがマキマの頭上へと昇り、まるで天使の輪のように円形状になり浮遊していた。
そもそもこの描写がなにを意味するのかが不明なんだけど、今回デンジの身に起こった状況と似ているのは気になるところ。
チェンソーマン83話みんなの感想・考察
SNSの83話に関する意見・考察を紹介。自分にはない着眼点や思わず納得・共感したツイート、主に自分が「いいね」を押した呟きを紹介。
マキマの支配下に置かれたんですかね?
— ジエルクス (@gIX9RV38hJHYaa7) September 7, 2020

マキマさんはデンジとポチ太の契約を破ることで初めてチェンソーの悪魔を支配できたということは、強さ的は契約>支配ということなのね
— 穂積 (@naturalartifici) September 6, 2020

「私と信仰の違いこそありましたが」ってセリフ、マジでそのままの意味でチェンソーマンを悪用するか、尊敬し従っているかという違いがありそうでマジで最悪 マキマなんなん?
— ∠せみ (@09021219m) September 7, 2020

信仰の違い=仲間ではない
眷属はチェンソーを信仰して復活を望んだけどマキマは違う理由でチェンソーの復活を望んだ?— くにえだ@禁酒初日 (@MH4th) September 7, 2020

83話まとめ感想&84話展開予想
- マキマに従順なデンジ
- 岸辺隊長、マキマ襲撃
- 5人を生贄に地獄の悪魔出現
- チェンソーマンは地獄の悪魔瞬殺
- これが本来のチェンソーマン!?
マキマの計画通りデンジはチェンソーマンになった(んだと思う)。これがマキマが望んでいたことだったのか。
いやいや、このあとチェンソーマンを使ってなにかをする計画があるのかないのか、その目的はよーわからない。
つづく
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