混沌の騎士・ペルガルドに助けられるかたちで、永遠の王国から脱出した前回。アンたち一行は無事ブリタニアに戻ってきた!
138話では、二年前のあの時以来はじめてパーシバルの居場所が明らかに!その場所とは妖精族と巨人族が治める森だった。
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妖精王の森
現在、ナシエンスが歩いている場所は、「囁(ささや)きのトンネル」と呼ばれている、草木で覆われた通路。
その先にあるのが「パーシバルの肉体」です。どうやら魂が抜け肉体だけになった身体は、ここに保管されていたようです。
二年前のあの日から、ナシエンスはパーシバルが目覚めることを願い、毎日様子をみに足を運んでいたのだった。
この場面のポイントパーシバルの現状
魂(正確には生命の精霊か)を失ったパーシバルの肉体は、現在は「妖精王の森」にて管理されていました。
出典:黙示録の四騎士138話 鈴木央 講談社
いまだに意識は戻っておらず、二年の月日から髪の毛はもじゃもじゃ状態。ということは、肉体は死んではいないってことか。
寄り添うナシエンス
ナシエンスの日課は、パーシバルが目覚めることを願い、この森に生息している野草を調合しては飲ませていた。
パーシバルが突然消えたことに、ナシエンスは怒ってはいませんでした。むしろ、彼の優しさを改めて嚙みしめます。
自分の存在が、仲間を巻き込んでしまうのではと恐れた結果、消える決断をした。その事実に悲しい表情を浮かべるのであった(涙
この場面のポイント大好きパーシバル
ちなみに、ナシエンスはパーシバルのことが好きなことが確定したのは、魔界探索でのアンとのガールズトークにて。
だからこそ、ナシエンスはアンたちとは行動を共にはせず、大好きなパーシバルの側にいることを選んだってことなのかな。
ただ、そうなるとですよ。アンもパーシバルに気持ちがあるけど、ナシエンスに譲ったってことになりますよね。
妖精王と巨人女王の国
ナシエンスが現在逗留している場所というのは、妖精王キングと巨人女王ディアンヌが治める森のようです。
どうやらメリオダス国王が、キングらに頼み込んだようなのだ。元七つの大罪が二人もいれば確かに安全だ。
とはいえ、今もなお人間族に対して敵意を持つ妖精族もおり、国王の息子・マートルは露骨にナシエンスを嫌っていた。
この場面のポイント妖精王と巨人女王の家族
前作「七つの大罪」で、キングとディアンヌは種族の垣根を越えて結婚していましたが、彼らの家族が初登場しています。
出典:黙示録の四騎士 鈴木央 講談社
ナシエンスが招かれていたのは、謁見の間といった感じの場所。あそこにいた妖精たち7名全員が子供なのかな。
黙示録の四騎士138話まとめ&139話予想
- パーシバルの肉体は妖精の里に
- ナシエンスも逗留中
- 妖精王と巨人女王は子沢山家族
- 人間を嫌う妖精は少なくない?
性格キツメなマートルとは反りが合わないナシエンス。意見の対立で二人がいがみ合う状況に!種族間の争いがいまだあるのは悲しいところ。
ただ、寿命から考えると、人間にとっては遠い記憶も、妖精にとってはこの間の話といった時間感覚の違いもあり難しいところだね。
つづく
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