パーシバルが生命の精霊であると判明した前回。じぃじの愛情から感情を持ったことで、精霊時の記憶を忘れていたという。

118話では、「生命の精霊」を受け入れられないパーシバルに、混沌の騎士が襲いかかる!さらに永遠の王国の扉も出現するゾ。
眠りにつくベヒモス
ベヒモスが眠りについたこで、地震や瘴気(しょうき)の灰が止んだ!すべては、生命の精霊たるパーシバルによるものだった。
どうやってベヒモスを眠らせたのか、仲間たちから問われるパーシバル。事実を受け入れられないものの、ありのままを話していく。
ベヒモスに宿る生命の精霊と話したと説明するものの、精霊使いのキオンは、精霊の中でも上位の存在と話したことを信じなかった。
アンが見せる不安な顔

出典:黙示録の四騎士118話 鈴木央 講談社
パーシバルの様子に異変を感じていたアン。なにかいいたそうだけど、言い出せない様子が描かれていたのが気になるところ。
アンの「平気なの」という質問に、大丈夫と答えたパーシバルだけど、アンの魔力で嘘を付いていることを感じとったとか?
パーシバルへの気持ちを知ってしまっただけに、いつものように強く言い出せないのは、意識しているあらわれなのかな。
永遠の王国の扉出現
瘴気の灰が晴れていくと、目の前に永遠の王国の扉が現れた!このまま乗り込もうとするも、そう簡単にはいかないようだ。
混沌の騎士・トミントールが、居合による抜刀術で攻撃を仕掛けてくるも、間一髪のところでランスロットが阻止、居合の軌道をそらす!
居合は辺り一帯の地形を真っ二つにするほどの威力だが、それ以上にランスロットの神業的な反応で仲間たちを守るのであった。
見覚えのあるトミントールの「刀」

出典:黙示録の四騎士118話 鈴木央 講談社
混沌の騎士が使用する武器に刀は多いですが、そのほとんどは西洋剣(いわゆるソード)がモチーフにされていることが多いですよね。
日本刀と西洋剣を見分けるヒントとして、片刃か両刃、柄、鍔(つば)などありますが、トミントールの刀は明らかに日本刀がモチーフです。

それに、「居合」は日本独自の攻撃形態です。そうなると、この人物って異国の剣士・ななしなんじゃないか説が浮上してきそうです。
トミントール=ななしの矛盾
そもそも、日本刀を使うキャラは他にはいなかったはず。前作「七つの大罪」で、異国の剣士としてアーサーと共に行動していた人物です。
また、女神族の技を使っていましたが、前作344話で女神族であることも判明しており、可能性としては無きにしも非ず。

アーサー王は人間族だけの王国創設を望んでいますが、ななしは女神族、アーサー王の野望に相反する人物です。仲間にする理由が謎です。

出典:黙示録の四騎士85話 鈴木央 講談社
永遠の王国の結界は女神族も対象です。アーサー王はななしの素性を知らないだけなのか、知った上で仲間に加えたのか。
もし、素性を知っているのなら、アーサー王の野望とは、親しい友なら例外的に認めるガバガバなものなのかと失望しますね。
あくまで可能性ながら、トミントールの所持している刀は、前作「七つの大罪」でななしが所持していた刀とソックリなのは指摘しておきたい!
一対一の「決闘」
パーシバルたちの行く手を阻むのはトミントールだけに非ず!次に立ちはだかるは、モートラック、イロンシッドの義兄にあたる人物だ。
モートラックはパーシバルに意外な提案をする。それは、誰も手出し無用の「一対一の対決」を願い出るのであった。
パーシバルは、モートラックの申し出を受けることにした。自分が生命の精霊であることを知らされた今、どんな戦いをするのか。
黙示録の四騎士118話まとめ&119話予想
- ベヒモスは眠りにつく
- 永遠の王国の扉出現
- パーシバルとモートラックの決闘
次回の決闘で気になるのは、やはりパーシバルの実力です。現状、魔神族からの「希望」の力で通常より魔力は上がっているはずです。
あと、これまでパーシバルは争いごとは避けていたけど、なんだか今は雰囲気が違うような気がするんですよね。
つづく
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