モートラックの魔力「決闘者」の効果により、決闘場に飛ばされたパーシバル。魔力不可の空間で、己の剣技のみで戦うことに!

120話では、モートラックの激しい剣技がパーシバルを襲います。果たして、対抗する手立てがあるのかですが・・・
イロンシッドの勝利宣言
永遠の王国から、混沌の騎士の状況を監視するアーサー王は、モートラックの魔力「決闘者」が発動したことを見届けていた。
側にはイロンシッドの姿もある。義弟の剣技の強さを知るイロンシッドは、アーサー王に勝利宣言を告げる。
というのも、モートラックの剣の腕前は、イロンシッドよりも格上。パーシバルが勝つことは不可能だと考えたからだ。
この場面のポイントイロンシッドの「勝利宣言」の本心
これまでに、イロンシッドはパーシバルと幾度か戦っていますが、いずれもパーシバルの敗北と言う結果に終わっています。
チート魔力に驚く(蘇生能力)場面こそあれ、実力においてはイロンシッドが上だと本人は確信しているはずです。
自分よりも剣技で格上のモートラックが相手、しかも魔力が封じられているなら、イロンシッドが勝利宣言するのも納得です。
モートラックの戦う意義
モートラックが誘い込んだ闘技場には、決闘者それぞれ守るべき人物が投影されていた。パーシバルが投影するのは家族や仲間たち。
一方、モートラックが投影するのは一人の少年。名前はディオドラ。イロンシッドの息子であり、モートラックにとっては姉の忘れ形見。
モートラックの姉は、16年前の聖戦で死亡していた。ディオドラは、命をかけて守る大切な存在だと言うのであった。
この場面のポイントディオドラとパーシバルの関係性
ディオドラはイロンシッドの息子。パーシバルとは血のつながった兄弟関係となり、モートラックとは叔父にあたるはず。
ただ、モートラックはパーシバルの素性は知らない様子。パーシバルの年齢は16歳、つまり、十六年前の聖戦時に生まれたことになります。

出典:黙示録の四騎士120話 鈴木央 講談社
ですが、モートラックの昔話から、イロンシッドの妻が産んだ子供は、ディオドラだけのような話しっぷりなんですよ。
イロンシッドの妻は、ディオドラを授かってしばらくして死亡したということは、パーシバルは一体いつ産まれたのか?

いざ決闘へ!
お互い大切な人を守るため、闘いは不可避ッ!覚悟を決め剣を抜くモートラック、ディオドラのため永遠の王国のために!
先制はモーラットから。震えるほどの覇気から繰り出される剣技の応酬に、パーシバルはギリギリでしのぎ切っていく。
一方、本気になれないパーシバルは、その優しさから隙をつかれ、幾筋もの斬撃技「サウザント・クロス」を受け吹き飛ぶのであった。
この場面のポイント魔力が使えないパーシバル
剣技はモートラックが格上。パーシバルが一方的にやられる展開になりそうですが、そうなるとパーシバルの豹変が気になります。

出典:黙示録の四騎士55話 鈴木央 講談社
過去に瀕死の状態になったパーシバルが暴走する場面がありましたよね。それまでの、優しいパーシバルとは一変し仲間の声さえも届かなかった。
人間族のパーシバルの中に宿る「生命の精霊」が表に出てくるためと思われますが、今回もそうなる可能性はあるのでしょうか?
黙示録の四騎士120話まとめ&121話予想
- モートラックvsパーシバル
- モートラックの凄まじい剣技
- 手も足もでないパーシバル
パーシバルの優しさや情けは、モーラットには届かず、むしろ一方的に攻撃を受ける展開になってしまった今話。
パーシバルの中に生命の精霊が宿っているため、そう簡単にはやられないハズ。そもそも、生命の精霊は魔力とは関係ない?

出典:黙示録の四騎士108話 鈴木央 講談社
ベヒモスのときは、「魔力」ではなく「生命力」と表現していたので、決戦場でも能力が使える可能性は否定できない。
つづく
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