黙示録の四騎士特別番外編ネタバレ感想 キオンの壮絶過去明らかに！

永遠の王国の扉を探しに「魔界」へと足を踏み入れたパーシバルたち。魔神王ゼルドリスとの謁見を果たし扉の場所も判明した前回。

中の人

そして今話は

今回は本編お休みです。特別番外編としてキオンの過去が描かれる。番外編とはいえ、キオンの捻くれ性格の理由が判明します！

誘拐されたキオン

父・ギルサンダーと母・マーガレットとの間にできた子供・キオン。マーガレットはリオネス王国第一王女、つまりキオンは王族出身。

両親の愛に包まれ、このまま平穏無事に成長するはずだったが、キオンが三歳の時に、何者かにより誘拐されてしまう。

しかもである！誘拐犯は、それから何年も捕まることはなく、その間キオンは両親から離れ誘拐犯と共に生活していたのだった。

誘拐犯の正体はまさかの・・・

幼きキオンを誘拐したのは、元リオネス王国魔術師ビビアンだった！ギルサンダーへの想いは叶わず闇落ちした人物だ。

いまだギルサンダーへの想いは強く、その想いは息子へと向けられたことで、このような悲劇へと発展してしまった。

キオンを誘拐したビビアンは、自身の隠れ家へと連れ込み、強制的に一緒に住むことにしたのだ。このときキオンは三歳だった。

ビビアンの慕情

ビビアンとは、前作「七つの大罪」にて登場していたキャラ。リオネス王国随一の魔術師であり、マーリンの直弟子。

実力は申し分ないのだが問題は精神。ギルサンダーへの執着から闇落ち、聖戦で死亡したと思われていたが、その後生きていたことが判明。

第３３４話「一つの時代の終わり」で、平和を取り戻したリオネス王国の復興を描く回で、ビビアンが登場します。

出典：七つの大罪334話 鈴木央 講談社

この中でビビアンは、ギルサンダーへの未練はなくなり、ドレファスに気持ちが移ったことが明らかになるんです。

ただ、特別番外編よりドレファスとの関係もうまくいかなかったようで、ギルサンダーへの愛が再燃し息子を誘拐してしまった。

ドレファスの腰と妻

出典：黙示録の四騎士特別番外編 鈴木央 講談社

ちなみに、ビビアンの「ギックリ腰の呪い」の相手とはドレファスのこと。ビビアンによれば、ドレファスは今でも奥さんのことが忘れられないようです。

ドレファスの奥さん情報は少ないものの、アンナという名前であること、すでに亡くなっていることが明らかになっています。

出典：黙示録の四騎士51話 鈴木央 講談社

ドレファスの腰痛持ちはこれまでにも何度か描かれてますよね。ビビアンが要因の一つなのは間違いなさそうｗ

キオンの脱出

ビビアンとの生活から性格がねじ曲がっていったキオン。幸い、逆らわなければ、酷いことはされなかったようだ。

そんなある日、キオンに精霊魔術師の才能があることを知ったビビアンは、自分の後継とすべく魔術を教えていくことになる。

それが仇になり、誘拐から六年の、キオンはこれまでに覚えて精霊魔術を使いビビアンから逃げることに成功、家に帰ることができた！

黙示録の四騎士特別番外編まとめ

キオン誘拐がきっかけで、その後のトリスタン隊メンバーとなる、イゾルデやジェイド、さらにトリスタンと出会っていくことになります。

それにしても、まさか今作にもビビアンが登場するとは・・・以前の見た目とは見違えるほど太っちょな姿で昔の面影はもうない（少し悲しい

つづく