キャメロットへ行く方法を探すため、旅に出るパーシバルたち!前回は、各隊の捜索範囲が明らかになりました。
90話では、キャメロットに連れ去られたギネヴィアの様子が描かれます。アーサー王との対面も果たすことになります!
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行方不明の姫君
リオネス王国にいたギネヴィアが、イロンシッドに拉致⇒連行された場所は、永遠の国キャメロットでした。
夢の中で何度も見た風景。初めてきた場所ではあるものの、魔力「未来視」でアーサー王がいる居城へ行く方法は知っている。
一人歩を進めるギネヴィア。イロンシッドが同行しようとするも、「一人で大丈夫」と同伴を拒否するのであった。
ギネヴィアの能力おさらい
- ギネヴィア周囲限定で未来視る
- 未来の出来事は夢で見る
- 未来はハッキリ鮮明に分かる
- 未来の出来事は絶対
魔力「未来視」は、ギネヴィアの周囲で起こる未来を「夢」という形で、鮮明に視ることができる能力でした。
出典:黙示録の四騎士87話 鈴木央 講談社
また、夢で視た未来の出来事は必ず起こり外れることがないため、ギネヴィアはすべてを受け入れるしかないんです。
イロンシッドに拉致されることを知りつつも、ランスロットに助けを求めなかったのは、未来は変えられないと知っていたからでした。
永遠の王国キャメロット
異様な建造物が建ちならぶキャメロット内、夢で何度も視ていたときの感覚と同じく、現実感がまるでない場所です。
そして、邂逅(かいこう)の門に辿りついたギネヴィアは、呪文を唱えるとアーサー王がいる城内へと転送された。
転送先にいたのはアーサー王とマーリン。二人でなにやら密談していたが、ギネヴィアに気づくや「君が私の花嫁か」と声をかけるのであった。
マーリンの謎
これまでも、マーリンの姿は何度か描かれていましたが、いずれも、セリフを吐いている場面は一度としてなかった(はず)。
出典:黙示録の四騎士90話 鈴木央 講談社
今話でもアーサーのみ話していて、マーリンはずーっと静観。まさか、キャメロットってマーリンのために創った王国って可能性はないか。
出典:黙示録の四騎士77話 鈴木央 講談社
アーサーの目的は「人間の救済」です。キャメロットなら、死に別れた大切な人とも一緒に平穏に暮らすことができます。
もしこの「救済」にアーサー自身も含まれているとしたら。アーサーにとっての大切な人とは、マーリンになるはずです。
単に混沌に取り込まれた説もあるものの、アーサーが闇落ちするからには、なにか大きな原因があるはずです。
マーリンの生死はともかくとして、今作に登場するマーリンの言動が明らかにおかしいと感じるんですよね~。
イロンシッド卿の家族
ギネヴィア拉致の任務を果たし、家族が待つ家へと帰るイロンシッド。かなりの僻地(へきち)にある家でまつのは一人の男の子。
イロンシッドの息子と思われるが、咳き込む様子もあり、どうやら体が弱く走ることもままならないようだ。
息子の名前はディオドラ。母親を亡くしてから二人だけの家族。家族を守るためにイロンシッドは黙示録の四騎士と戦っていた!
ディオドラ少年とおかしな家
出典:黙示録の四騎士90話 鈴木央 講談社
なんだかおかしいキャメロット国。イロンシッドが住む家一つとっても、周囲になにもない崖に建つボロボロの家。
こんなところに病弱な息子を一人で留守番させているの?食事は?体調が悪くなったらどうするの?違和感しかない状況です。
ここには生活感が全く感じられなんですよね。ディオドラ少年は、本当に生きている人間なのか怪しいところです。
黙示録の四騎士90話まとめ&91話予想
- ギネヴィアが永遠の王国に連行
- アーサーと対面するギネヴィア
- イロンシッドの息子ディオドラ登場
不気味な姿に感じたキャメロット国内。ブリタニアではない異世界に存在する国のため、普通ではないのは分かる。
でも、ギネヴィアが転送された場所では、人はもちろん動物の姿もいなかった。イロンシッドの家の近所にも、住人が全く見当たらなかった。
つづく
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