副聖騎士長ギーラをもってしても、裏切り者のジェリコを倒すことはできず、逆に氷漬けにされてしまった前回

72話では、新たにランスロットが現れます!なぜジェリコは裏切ることになったのか、その理由が明らかになる!
ランスロット登場
地下牢での騒動に駆けつけたランスロット。ジェリコとは二年ぶりの再会らしく、二人の関係は疎遠のようだ。
裏切り者を始末しに来たと考えたジェリコは、ジーラを盾にするも、ランスロットにあっさり取り返されてしまう。
さらには、ギーラがあれほど手こずった相手を、たった一発で吹っ飛ばした!ランスロットの強さは想像以上だった。
二人の関係
ランスロットたちが妖精の森から消えた「神隠し事件」、ランスロットとジェリコは、三年もの間「向こうの世界」に閉じ込められていた。
その後ブリタニアに戻れたようだけど、この事件がキッカケでランスロットの前から何も言わずに消えたのだった。
理由は不明。
向こうの世界での二人だけの生活で、愚痴や泣き言をいうランスロットに、心底嫌気がさしたのばかり思っていたのだが・・・
ランスロットへの愛
ところがジェリコかは意外な答えが返ってくる。ランスロットと過ごした時間は、最高に幸せだったと告白しだのだ!
嫌いどころがその真逆。ただ一つ違うのは、ジェリコの愛は家族としてではなく、一人の男としてランスロットを愛してしまったこと。
自分の半分の年齢の男の子に恋したジェリコ、ランスロットにこの気持ちが気づかれるのを恐れ、失踪したのだった。
その後のジェリコは、キャメロットの聖騎士に寝返った。アーサー王よりジェリコが望む世界を与えてくれたことで、仕えるようになったという。
ジェリコが望むもの
思えばジェリコは両想いになれない女性でした。前作「七つの大罪」では、バンへの一途な想いは、最後まで叶いませんでした。

それでも、聖戦後もバンから離れることはなく、リオネス聖騎士からペンウィック聖騎士になってまでバンに仕えた。
バンはジェリコを家族のように迎えたけど、ジェリコとしては、家族のような関係性では心から満足しなかったみたい。
ランスロットを本気で愛してしまったのも、バンの息子だから、心に燻っていたバンへの想いが息子に向いたのかな。
バンはジェリコをどう思っていた?
ちなみにバンはジェリコのことをどう思っていたかといえば、恐らくは、妹のような存在として感じていた気はします。
バンには死に別れの妹がいます。キリアという名前で、貧しい幼少期に共に暮らしていたんですが、四歳のときに死亡しています。

出典:七つの大罪18巻 鈴木央 講談社
バンとジェリコが旅をする回があるんですが、その中でバンは久しぶりに妹の夢をみます。目覚めるとその前にジェリコがいる。
こうした描写から、ジェリコを死別した妹キリアと重ねていた。家族として迎えることは、バンにとっては自然な流れなんですよね。

アーサー王が用意した世界

出典:黙示録の四騎士72話 鈴木央 講談社
ジェリコがアーサー王側について理由として、ジェリコだけを愛してくれる世界をくれたからだといいます。

アーサーが取り込んでいる混沌の力は、無から有を生む創造の力、ジェリコだけを愛するランスロットを創り出すのは造作もないか。
黙示録の四騎士72話みんなの感想・考察
SNSから黙示録の四騎士72話に関する感想ツイート紹介しています。
黙示録の四騎士…ジェリコって七つの大罪の時からずっと報われなくて可哀想でしんどい…
— よしだ (@ysdmzk0420) August 2, 2022

黙示録の四騎士72話まとめ&73話予想
- ジェリコとランスロットの再会
- ジェリコ喪失の原因は恋心
- ランスロットの恋したジェリコ
- 現在のジェリコはアーサー王配下に
地下牢に投獄中の捕虜を始末したジェリコは、任務を果たしたことで、ランスロットの前から姿を消してしまった!

ランスロットの説得も虚しく、ジェリコは敵側、アーサー側の聖騎士として、今後は敵として登場だけど、なんだか複雑。
つづく
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