前々回から1013号室(第13王子マラヤーム居住区)で起こっている転送騒動の秘密が、いまだに謎のままです。
ただ、今までの流れからして攻撃よりは防御目的が濃厚、つまりはマラヤーム王子の守護霊獣による可能性が高い。
そして、375話では、ようやく転送問題に決着がッ!さらには、王子たちの守護霊獣の能力が次々に明らかになる。
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第13王子マラヤーム居住区の謎
なかなか真実が明らかにならないマラヤーム居住区の転送問題。ビスケに声をかけられ、ようやく分身ハンゾーは本体に戻れた。
居住内は別段なにも起こっていない。ハンゾーはさっそくビスケにこの部屋で起こっている転送問題を共有した。
問題はウェルゲー。
クラピカとの会話でハンター協会員を快く思っていないことが判明し、念はもちろん、この部屋の状況をどう説明すべきか頭を悩ませていた。
「念など信じない」
「人はそれを手品と呼ぶ」
「単なるメンタルテクニック」
ウェルゲーの念の認識はこんな感じだ。自分の目で見ることができないため、信じさせることができないのだ!
ならば、目に見えるようにすればいいのだ!
ビスケを信じたウェルゲーさんwww
出典:HUNTER×HUNTER375話 冨樫義博 集英社
そこで、グリードアイランド編以来のビスケの本当の姿が解禁!これを見たウェルゲーは一瞬にしてビスケ、いや美しき筋肉美に惚れてしまう。
これがきっかけとなり、ウェルゲーは自ら念を習うこと、ペレレテインの講習会への参加、そして、居住区の状況を調べることを承諾した。
出典:HUNTER×HUNTER375話 冨樫義博 集英社
恋するウェルゲー
調査の結果この部屋でなにが起こっているのかがようやく判明した。まず、異空間と実世界の境界となっていたのが出入り口の扉。
- 部屋を出る→問題ない
- 部屋に入る→異空間に転送
部屋から出るのは問題ないが、部屋に戻るとき別の1013号室(異空間)に転送されてしまう。そして、この能力の使い手は霊獣でほぼ間違いない。
第6王子タイソンの守護霊獣
出典:HUNTER×HUNTER375話 冨樫義博 集英社
タイソンの守護霊獣についても、明らかになった情報がいくつかある。まず、念獣は放出系で拡散・徴収タイプの能力。
王子からタイソン経典を渡されると、目玉ジャクシがとり憑く。宿主はオーラを徴収される代わりに幸福を与えてくれる。
経典の禁忌を破ると厳しい罰が下ってしまう。タイソン経典のテーマは「愛」だから、これにまつわる禁忌があるのだろうか。
第6王子守護霊獣まとめ- 放出系で拡散・徴集型能力
- タイソン教典をもらうと目玉ジャクシ憑く
- 目玉ジャクシはオーラ徴集し幸福付与
- 幸福の度合いは教典の熟読度により変化
- 唯一の禁忌を破ると厳しい罰が下る
ハルケンブルグの守護霊獣
ハルケンブルグ陣営にも動きがあったようです。第1王子私設兵が監視する目の前で、ハルケンブルグを中心に膨大なオーラが発生!
出典:HUNTER×HUNTER375話 冨樫義博 集英社
守護霊獣の能力
強化系相互協力型。羽の刻印を持つ者が、王子の元に集まり、互いの意思を横溢するとオーラの威力が跳ね上がる。
凄まじいオーラを目の当たりにした私設兵はすぐに対処すべきだが、守護霊獣が威嚇しているため容易には動けない。
しかも、記憶の消去・改ざん能力の可能性も否定できず、単独での攻撃は無謀、1人か2人の応援が必要と判断、様子を見ることにした。
第9王子守護霊獣まとめ- 強化系相互協力型能力(操作系も付与?)
- 羽の刻印者が多くなるほど威力増大
- 刻印者の意志を統一でさらに威力増大
- 記憶消去・改ざん能力(操作系)可能性
H×H375話の深堀り考察
ここからはハンターハンター375話の気になったコマを考えていきます。
第2王子カミーラの守護霊獣
出典:HUNTER×HUNTER375話 冨樫義博 集英社
カミーラの守護霊獣は操作系・強制型。
ある条件を満たせばターゲットとなる者を意のままに操れるという能力。ただ、カミーラは念獣の能力は不要と言っている。
- 操作系・強制型
- ある条件を満たした者を操れる
第5王子ツベッパの守護霊獣
出典:HUNTER×HUNTER375話 冨樫義博 集英社
ツベッパの守護霊獣は変化系・共存型能力。
ツベッパの守護霊獣は体内で様々な薬品を生成できる能力。ただし、条件の一つに共同研究者(パートナー)が必要なようです。
ツェリードニヒに共闘の打診をしたり、クラピカに休戦協定を提示したりと、交渉術に長けてるキャラに思えるけど、霊獣にも反映したのか。
- 変化系・共存型能力
- 発動にはパートナーが必要
- 念獣体内で様々な薬品を生成
第7王子ルズールスの守護霊獣
出典:HUNTER×HUNTER375話 冨樫義博 集英社
ルズールスの守護霊獣は具現化系・半強制型。
ルズールスの霊獣は、標的となるターゲットの欲望を具現化し罠を張り、ターゲットがその罠にハマることで能力が発動する。
情報と言えば、シャー一家のケツモチくらい。いまだ一切の動きを見せておらず、バショウと合法ドラックについて話してるだけw
- 具現化系・半強制型の操作能力
- 標的の欲望を具現化し罠を張る
- 標的が罠にはまることで能力発動
HH375話まとめ感想&376話展開予想
- 1013号室は転送は霊獣の仕業
- タイソン王子の霊獣能力判明
- ハルケンブルグ王子の霊獣能力判明
- 第2・5・7王子の霊獣能力判明
375話は各王子の霊獣情報が一気に明らかになりました。ただ、ストーリーが動いたかといえばほぼ動いていない。
ただ、動きがある陣営としては国王に継承戦中止を懇願しにいったハルケンブルグ王子かな。第1王子私設兵の動向もきになります。
それにしても情報が多い。
つづく
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