第9王子ハルケンブルグを中心に各王子の状況を描いていた前回。狙われた第1王子ベンジャミン陣営の動向が気になるところ。
405話では、場面が切り替わり幻影旅団回。ヒソカを探す団長と、エイ組壊滅に動くノブナガたちが登場します!
VIP専用カジノルームにて
優雅にカジノを楽しむイケメンがここに一人。シュウ組若頭ヒンリギとの交渉で、現在一層エリアに滞在中のヒソカだ。
団長の指示により、ボノレノフがヒソカに変身していたのだった。本物のヒソカが、一層エリアにいると考えてい団長。
均衡を重んじるカキンマフィアの動きを見越し、偽ヒソカを囮にして、一層エリアに行く算段だったようだが見事作戦は成功!
この場面のポイントあのときの雑談
377話「画策」の中で、ヒソカと相性の悪いシズクとボノレノフが団長と組んで行動する様子が描かれていました。
出典:HUNTER×HUNTER377話 冨樫義博 集英社
このとき、「変身」能力がボノレノフにあること知り、指示を出していたけど、それが今回の作戦だったわけか。
あの時点で、団長はヒソカが一層エリアにいると読んでいて、ボノレノフを使って潜入作戦を考えていたわけね。
ヒソカの居場所
一層エリアに潜入したボノレノフですが、団長の読みどおり、ヒソカらしき人物を早速発見することに成功します。
ただ、このヒソカが本物かどうか確信ができないボノレノフ。偽物の可能性も万に一つの可能性として疑います。
とはいえ、いずれにしてもヒソカとは相性の悪いボノレノフに闘う意志はなく、気づかれぬよう偵察に徹することに。
ヒソカの協力者
ボノレノフが目撃したヒソカが本物だとして、一層に入るために協力者は必須です。王子とのコネクションがあり顔が広い人物。
バトル狂にして友達もコネもほぼないヒソカが、単独でカキン帝国の王子たちとコネを持てるはずもなく・・・そうなると自ずと協力者の姿がw
ゾルディック家です。
380話を思い出してほしいんですが、イルミが持っていたチケットは、一層含めどの階層でも自由に行き来できるV2チケットでした。
出典:HUNTER×HUNTER380話 冨樫義博 集英社
V2チケットを持っていた、王子との繋がりを匂わせています。ヒソカが一層にいたのは、イルミの協力があったと考えるのも自然なこと。
激おこ団長クロロと不安定な感情
仲間を失った団長にとって、ヒソカは確実に殺すべき相手。平静さを装っていますが、団員には団長の怒りが手に取るようにわかってしまう。
BW号で探しているお宝にしたって、団長がヒソカを確実に殺すために必要な能力。そんな団長の不安定な感情を危惧する団員。
だからこそ、団長がヒソカを殺す前に、自分たちで殺そうと考えていた。誰もが、一刻も早くヒソカを探しだし殺したいと考えていた(涙
この場面のポイント財団理事長リスノース
クロロの登場場面で後ろの巨大モニタに映し出されていたニュース。子供の未来財団理事長リスノース殺害に関する報道。
出典:HUNTER×HUNTER396話 冨樫義博 集英社
396話でサラサを惨殺した男だ。アゴしたのホクロに鼻横のイボは忘れるわけがない!旅団による復讐は果たせたということか。
幻影旅団の死亡フラグ!?
幻影旅団発足のきっかけとなった、サラサを惨殺した男に復讐を果たしていた旅団。さらに、今話のボノレノフのこのセリフ。
出典:HUNTER×HUNTER405話 冨樫義博 集英社
今話タイトルの「芝居」には、ボノレノフの変身だけでなく、平静を装う団長、さらには幻影旅団発足きっかけといくつも掛かっています。
そして、ヒソカを倒しこの「芝居」を終らせたいボノレノフ。解散を示唆していますが、ただ、その先にあるのは旅団全滅の地獄ルート!?
出典:HUNTER×HUNTER0巻 冨樫義博 集英社
核心に迫るノブナガ
エイ組に乗り込む前に、シャ組事務所に顔を出すノブナガたち。エイ組の正体に関して確認したいことがあるという。
エイ組の目的は、他の組を潰すだけではなく、王族含め、この船の「すべてを壊す」ために動いているのではと指摘するノブナガ。
そのためには能力は不可欠。多数の乗客が犠牲になっているのは、殺害人数を制約に強力な念を獲得するためだと考えた。
この場面のポイントオウとモレナ
出典:HUNTER×HUNTER405話 冨樫義博 集英社
この場面で気になったのが、オウとモレナの繋がりです。どうもオウはモレナの計画を把握している様子なんですよね。
さらに「ジョーカー」という気になるワードも登場していました。旅団の対抗策として、奥の手を用意しているのか。
エイ組アジトにて
エイ組のアジトでは、レベル62へと成長した強化系ドッグマンがスタンバっています。彼の能力は人物鑑定。
モレナは、ドッグマンの能力を使って、とある人間を探そうとしている様子。彼女の計画に必要な人物のようです。
そんな中で、シャ組アジトの開かずの扉を通り、エイ組アジトへと進んでいく旅団!激突するのも時間の問題だッ!!
この場面のポイントモレナの計画に必要な人物?
すべてを壊したいモレナ、彼女の計画には、必要な人間がまだいるようです。その人間を探し出すためドッグマンの能力が必要。
- 半径5mで系統嗅ぎ分け
- 半径2mで修得有無
- 頭嗅いだら識別100%
モレナの能力で念能力を開花させたときに、モレナの計画において必要な能力を習得できる人物をドッグマンが探し出せるようだ。
本来、希望する能力を獲得するのは難しいけど、ドッグマンの能力なら、希望する能力を修得できる人間を感染前に探せるということなのか。
H×H405話のみんなの感想・考察
SNSでの405話に関する考察紹介。自分にはない着眼点や思わず納得・共感したツイート、主に自分が「いいね」を押した呟きを紹介。
話の流れからしてボークたちを探してるのは間違いない。ソドムは38巻で立候補していた操作系だし。でも顔も割れてるだろう私設兵を能力まで使って探すのは違和感がある。どういう展開だろう。あと、ドッグマンの能力…… 弱くね……? #ハンターハンター pic.twitter.com/ZV8IhbGCAm
— 浦野 昌平 (@s_runoa) November 3, 2024
ドッグマンが見つけ出そうとしているのはボークセン達ではないと思う。
そもそもモレナがボークセン達を感染させたがっているのはツェリの動向を知るためであって、器官とは無関係なはず。
394話でモレナはドッグマンに対して「貴方は...中でも一番大切な役割、必ず見つけ出してちょうだいね」と指示— チコ (@Friedric_) November 4, 2024
H×H405話まとめ感想&406話予想
- ヒソカの正体はボノレノフ
- 本物ヒソカ一層で発見か?!
- オウとモレナの関係
- 旅団エイ組壊滅へ!
引き続き次回も旅団編が続くのなら、エイ組との戦いという盛り上がる場面になりそうでうれしい限りです。
エイ組も、大量殺害でレベルを上げた手練れや、オウが言っていた「ジョーカー」なる存在も気になるところ。
死線を潜り抜けてきた旅団がそう簡単には倒されないとは思いますが、思惑蠢くBW号内では強さだけでは生き残れない!?
つづく
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