ハルケンブルグの覚醒ににより強敵が一人出現した一方で、第8王子サレサレがベンジャミン私設兵により暗殺されてしまう。
383話では、日曜晩餐会回です。カチョウ・フウゲツ王子のBW号からの脱出当日日、果たして二人は無事に逃げ切ることができたのか!
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晩餐会の各王子欠席状況
日曜晩餐会がついにやってきました!カチョウ・フウゲツの動向の前に、ほかの王子の現状についてまずは整理します。
- 第1王子:欠席
- 第2王子:欠席
- 第8王子:欠席(死亡)
- 第13王子:欠席(籠城作戦)
第8王子サレサレは死亡につき欠席、第13王子マラヤームは霊獣の転送部屋へのたてこもり作戦により、晩餐会も欠席する作戦です。
サレサレは「次の晩餐会で世界を変える」といっていた伏線ですが、どうやら王子の作戦はライブで世界を変える予定だったみたいw
第13王子マラヤームの今後の作戦
マラヤーム陣営の継承戦での戦い方が明らかになりました。本物の1013号室と転移された1013号室、王子がいるのは転送された方です。
- 1013号室:本物(霊獣居座る)
- 1013号室:転移(王子・王妃居る)
晩餐会に出席しなかったのは、一度部屋を出てしまうと転送された1013号室には戻れないため、継承戦が終わるまで部屋に籠城する作戦です。
1013号室の謎- 部屋を出る→問題ない
- 部屋に入る→異空間に転送
ただ、本物の1013号室にも護衛がいないと怪しまれる。そのため、本物と転送の両方の部屋に護衛を配置する考え。
ビスケは転送部屋で王子の警護、また念修行もはじめたことからウェルゲーやハンゾーも転送部屋組になりそうです。
はじまる!カチョウフウゲツ脱出作戦
脱出の合図はセンリツのフルート演奏。
センリツは、自身が演奏する音色を聞かせた観客を3分間音の世界に誘うことができる能力を使い、フウゲツ王子らを逃がすことに成功。
H協会員のキーニの誘導によりカチョウフ・フウゲツ王子は緊急用の脱出口から救命ボートに乗り込み脱出に成功!
脱出失敗と二人の犠牲者
出典:HUNTER×HUNTER383話 冨樫義博 集英社
しかし異変が!?
BW号から脱出したとたん無数の手が両王子に襲いかかる。危険を感じたカチョウはフウゲツに扉を出させBW号に引き返した。
BW号からの脱出は失敗に終わる。フウゲツは秘密の扉で助かったが、逃げ遅れたカチョウは謎の黒い手により死亡。
さらに、両王子の脱出を手助けした罪を自らかぶるため、キーニは自殺という選択をとり命を落としてしまった!
H×H383話の深堀り考察
ここからはハンターハンター383話の気になったコマを考えていきます。
重要指令は文節の暗号
ミザイストムがセンリツに伝えた重要指令(381話)には、ハンターしか分からない暗号が隠されていました。
数字の文節を拾え
センリツは重要指令を伝えられたとき、最初に現在の時刻が伝えられた。伝言の最初に数字を言うのはハンター同士の合言葉の合図。
「13:44現在」
このとき13:44と伝えられたことから、各セリフの1・3・4・4番目の文節を読むことで、本来のメッセージが分かるようになっていた。
- カチョウフウゲツ両王子の言動には不自然な点が多く警戒を要する
- 何らかの方法で逃走を画策している可能性が極めて高い
- 警護と並行し逃亡防止も全力で当たれ
- お前は責任者のキーニをサポートしろ
この四つのセリフを上から1・3・4・4番目の順でそれぞれ文節を拾ってつなげていくと、文章が浮かび上がる。
- カチョウフウゲツ両王子の言動には不自然な点が多く警戒を要する
- 何らかの方法で逃走を画策している可能性が極めて高い
- 警護と並行し逃亡防止も全力で当たれ
- お前は責任者のキーニをサポートしろ
キーニさんは、死に場所を探してたってセンリツに告白していたけど、最善の方法ではなかったのは確かだよな(涙)
キーニさんの空白コマの真実
キーニさんといえば、381話でのセンリツとの会話です。このとき、二人の背景はまっ白しろでセリフも一切描かれていませんでした。
ただ、センリツの不安げな表情が印象的て、なにか悲しいやり取りを交わしていたことだけは伝わってきました。
出典:HUNTER×HUNTER381話 冨樫義博 集英社
381話の意味深なコマ
出典:HUNTER×HUNTER383話 冨樫義博 集英社
383話の真実
キーニさんはあのときすでに責任を一手に引き受けることを決意していて、そんなキーニさんの決意をセンリツは止めることができなかった。
思わず目頭から涙がでるんじゃないかってくらい、いい演出でした。あわよくばキーニさんの犠牲が報われればよかったんだけどね。
BW号からの脱出は「死」を意味する
BW号からの脱出は死を意味するのが今回の脱出で確定。そして、カチョウが言っていたセリフにも注目です。
出典:HUNTER×HUNTER383話 冨樫義博 集英社
注意したいのはここにいるカチョウは、霊獣によって作り出された偽カチョウであること。そのため、王子のセリフも意味深なんです。
- 「思った以上にこの儀式厄介だよ」
- 「勝手に船からでたら罰がある」
この儀式厄介だよってセリフは明らかに霊獣らしい言い回しw。本物のカチョウはBW号脱出と儀式を結びつけるのか疑問です。
これまでのカチョウのセリフからして、儀式なんてワードは一言も出てこなかった、そのため、このセリフは逆に信ぴょう性が高いw
フウゲツ王子に二つの守護霊獣?
カチョウ、フウゲツの守護霊獣についても明らかになりました。まずフウゲツの「秘密の扉」は、両王子とも相互協力型。
- 空間移動能力
- 往路は妹が操り
- 復路は姉が操る
フウゲツはワーム型、カチョウは無形、つまり、両王子の前に現れる扉は具現化されてる感じかな。第3王子の守護霊獣のコインのようなもの。
そして、カチョウの守護霊獣「2人セゾン」で生み出した偽カチョウも具現化系のためフウゲツには見えると思ってる。
もう一つ気になるのが、じゃあ、カチョウの守護霊獣はフウゲツを新たな宿主にしたのかって問題ですが、これはないかなと思ってます。
理由はフウゲツの体力。
守護霊獣は宿主のオーラで生きてるけど、二体もの霊獣がフウゲツに宿ったら、おそらく衰弱により最悪死亡の可能性があるから。
フウゲツは扉を開けた後に疲労感を感じており、これはモモゼのケースと同じ。オーラ量が少ないと霊獣一体でも体への負担はかなりシンドイ。
二体の霊獣の宿主ならなおさら、フウゲツはベットから出られないくらい衰弱するはず。これらは、今後のフウゲツの様子で明らかになりそう。
383話まとめ感想&384話展開予想
- サレサレ王子死亡確定
- 晩餐会に脱出決行する第10・11王子
- キーニの誘導でBW号脱出成功
- キーニは罪をかぶり自殺
- 脱出失敗でカチョウ死亡
- フウゲツはBW号に出戻り
BW号からの脱出は死を意味する!今回の脱出劇によりフウゲツ王子のみが生き残った。ただ、カチョウは霊獣の能力によりフウゲツの側で護ることに。
脱出失敗はセンリツにも疑いがかかるのは避けられないはず。一応脱出失敗の場合も想定はしていたけど、目立った行動が他王子がどう判断するか。
フウゲツはサポートタイプの能力、しかも、相互協力型だからどちらかが離脱したら霊獣の能力は使えなくなる、だからこその二人セゾンたっだのかな。
つづく
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