継承戦はカチョウ、フウゲツ王子のBW号からの脱出劇がメインで描かれそうですが、旅団の動きも気になります。
378話では旅団がメイン。マフィアの内情やカキン国との関係、そして、20人以上を超える新キャラ(念能力者)が登場しますw
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マフィアとカキン国の関係
BW号に乗船しているマフィアの存在感はでかく、各マフィアが各層を仕切っている状態であることも判明。
しかも国王軍はノータッチ。ケツモチに王子がいることからカキン国との黒い関係が気になっていたけど、実際の関係はもっと深かった。
マフィア組長の特徴- マフィアの組長は国王との婚外子
- 正当後継者になれなかった国王の子孫
- 顔に二線の傷がある「二線者」
各組長はカキン国国王の子孫たち。ただし、正当な後継者になれなかった者たち。カキン国とズブズブな関係なのも納得です。
旅団の不穏な動きを受け、均衡が崩れないよう調整するため組長らが動きます。彼らが下した指示は、旅団より先にヒソカを探し出すこと。
二線者(にせんもの)
出典:HUNTER×HUNTER378話 冨樫義博 集英社
カキン国の正当後継者になれなかった子孫は、生まれたときに二枚刃で顔を裂かれ、一生表舞台に姿を見せないことを条件に生存が許された者たち。
表舞台では生きられない、つまり、裏社会で生きていくしかない者たちが、船内にいる組長たちの生い立ち。
出典:HUNTER×HUNTER33 冨樫義博 集英社
地位と名声のため正妻にこだわったオイト王妃だけど、ワブル王子を二線者にしなかったという意味では、彼女の欲深さはむしろよかったといえます。
ただ、ホイコーロ国王の正妻になったことで継承戦を戦うことになる。いずれも過酷な運命が待ち受けていた。
異質な組長モレナ=プルード
出典:HUNTER×HUNTER378話 冨樫義博 集英社
三大マフィアの中でもひときわ異質なのがエイ=イ一家組長モレナ=ブルード。退廃的な考えの持ち主で、すべてを壊したい破壊衝動のある女性。
- ホイコーロ国王と愛人の子供
- すべてを壊したい願望がある
- ケツモチ:第4王子チェリードニヒ
若頭などの要職のある部下はいない。モレナ曰く、襲名のとき組員同士に「殺し合い」を指示、その中で生き残った22人が現構成員。
エイ一家組長にして念能力者でもある。モレナの能力「恋のエチュード」により、組員全員が念を使えるポテンシャルを秘めている。
モレナは念能力者
出典:HUNTER×HUNTER378話 冨樫義博 集英社
モレナの能力「恋のエチュード」は、唾液を通じて発症者を増やしていく。モレナは(ディープ)キスにより拡散させていく。
発症者の最大人数はモレナ含め23人まで。エイ一家の組員が22人構成なのはこれが理由。発症者は殺人行為でレベルやオーラの量が増えていく。
- モレナの唾液を通じて発症者が増殖
- 発症者の最大人数は22名
- 殺人でレベル上がりオーラ量増す
- レベルは殺人行為で上がる
- レベル20で念能力発現
- レベル100で0患者になり感染集団形成可
発症者のレベルアップは、一般人殺害でレベル1、能力者殺害でレベル10、王子殺害でレベル50アップする。
王子殺害が条件に含まれていること、レベルアップが一番高いことから、モレナのカキン帝国への恨みを強く感じます。
旅団と組員ルイ―ニーの接近
組員全員を発現者にし、船内にときはなったモレナ。レベル上げには殺人が必須のため、あちこちで犠牲者が出るのは確実。
さっそく3層で20人が犠牲者となる通り魔殺人が発生する。犯人はエイ一家組員ルイーニー(レベル21)。
レベル20になったことで念能力発現。壁を通り抜けられる能力のようです。そして、壁を通りにけた先にいたのが旅団メンバー。
出典:HUNTER×HUNTER378話 冨樫義博 集英社
ノブナガ、フェイタン、フィンクスの三人。ルイーニーは倉庫の天井から三人を覗き様子をうかがっています。交戦か、静観か、それとも。
H×H378話の深堀り考察
ここからはハンターハンター378話の気になったコマを考えていきます。
ルイーニーの能力考察
発症者で最初に動きを見せたのはルイーニー。右頬に三日月型の傷がある男。3層で一般人を殺したのは彼でほぼ確定でしょう。
20人殺したところで独自能力が開花、壁を通り抜けられる能力のようです。シャ一家の三下を倉庫で殺し今のレベルが21。
能力を使用し3階から一気に5層へと壁をすり抜けたのは、敵対するマフィアのうち、まずはシャー一家を狙っての動きだったのか。
ノブナガの円は半径4メートル問題
ノブナガの半径4メートルしか円を展開できないことは、ヨークシンシティ編で明かされた衝撃事実でしたw
円展開による抜刀術は団員も知っている可能性はあるけど、4メートルって部分は知ってるかは微妙なところ。
そして、基本ノブナガは戦力外です。ウボォーギンの弔いにセメタリービルを襲撃したときも、ノブナガだけ参加していない過去がある。
出典:HUNTER×HUNTER378話 冨樫義博 集英社
武器を取りに行ったとき、円担当はノブナガでしたが、案の定敵の一を把握できてませんでいたね。さすがノブナガの円、頼りになる!
ルイーニーはまだ気づかれてはい様子です。旅団のこともある程度知ってるみたいだから、直哲攻撃みたいな無病なことはしないはず。
378話まとめ感想&379話展開予想
- マフィアは均衡保つため動く
- 組長は正当後継者になれない子孫
- モレナの能力で組員22人発現者に
- ルイーニーと旅団の接近!
マフィアの内情が明らかになった今回、三大勢力と言ってたものの、エイ一家のモレナの異質さが浮き彫りになりました。
- シャ一家→交渉可能
- シュウ一家→交渉可能
- エイ一家→交渉不可(すべて破壊)
エイ一家組長モレナは権力だとか、お金だとか、利害だとかどうでもよくて、肥溜めのようなこの世界を破壊するために動いている感じです。
エイ一家の組員が船内に放たれてたことで、BW号の治安はもうメチャクチャ、旅団、マフィア、22人の殺人鬼、船内はどうなっていくのかね。
つづく
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