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ハンターハンター395話ネタバレ考察 幻影旅団過去編と繋がる伏線

ハンターハンター395話ネタバレ考察

395話は、控えめにいって「神回」でした。幻影旅団に関する伏線回収と、作者による旅団愛を(勝手に)感じてました。

中の人
幻影旅団がストーリー構築において重要な柱であることを改めて認識

あと、395話からは旅団の過去編になりそうですが、ヨークシンシティ編(8-13巻)の読み返し推奨ですかね。

シャ組・シュ組の動向

三層の一般客室出入口の監視映像をチェックするヒンリギは、エイ組構成員二人が映っていることを確認する。

構成員の出入りがないことから、3101号室のように、念能力で強制移動しながら、行き来している可能性を疑います。

シャ組、シュ組、ツェリ私設兵の作戦会議では、マフィアは監視映像の構成員捜索に、エイ組隠れアジト捜索は幻影旅団に任せることに決まる。

ツェリ私設兵は顔バレしていることから、エイ組構成員捜査には参加せず待機(命を最優先)
中の人
マフィアと旅団の動向整理
  • シャ・シュ組はエイ組構成員捜査
  • ツェリ私設兵は捜索には不参加
  • 旅団はエイ組隠れアジト捜査
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旅団によるエイ組アジト捜索

旅団は敵の罠などおかまいなしに、ズンズンと部屋捜索をはじめる。まずは、3101号室の隣3102号室を捜索。

情報提供した軍人によれば、この部屋の奥にエイ組の隠しアジトがあるという。ノブナガがトイレの壁を切断し壁の奥へと進んでいく。

壁の奥に広がっていたのは巨大な空間。情報通りだが、何者かが潜んでいた痕跡は見つけるも、すでにもぬけの殻だった。

軍人マイザンの情報提供と隠れアジト

マイザンの情報提供
出典:HUNTER×HUNTER392話 冨樫義博 集英社

マイザンの情報は、造船業者の配線部門担当責任者に知り合いがいて、そいつから存在しない部屋の生活配線の情報を聞いたというもの。

この情報を元に捜索を開始。3101号室は入ると強制移転する仕掛けがあるため、旅団は隣室の3102号室から捜索した流れでした。

幻影旅団過去編(流星街)

場面は変わり、旅団メンバーがまだ子供だった頃の流星街。不法投棄の山の中から、お宝を探すクロロ少年たちの姿。

この頃の流星街は、マフィアと手を組むことで安全を確保するまでは、毎年数百人単位の人狩りが横行する危険な場所だった。

クロロ少年は、教会にもよく足を運んでいた。子供たちのお墓に会いにきたり、勉強などもここでしていたようだ。

ビデオテープ(VHS)伏線回収

幻影旅団の過去
出典:HUNTER×HUNTER11巻 冨樫義博 集英社

ヨークシンシティ編で、幻影旅団の回想場面が1ページながら描かれています。その場面は、不法投棄の山で遊ぶ子供たちの姿。

この伏線が395話にして回収。あの場面は、ゴミ山からVHSを見つけて、ウボォーたちに取られないようにしていた場面でした。

VHSとは

今はDVDやBDが主流だが昔はVHSという記録媒体が主流でした。磁気テープで情報を記録。ツメを折ると録画できなくなるがセロハンテープで塞ぐことで普通にできた

優男クロロ少年になにが?

今回登場したクロロ少年ですが、現在の雰囲気とは異なり、ものすごく優しい少年として描かれていました。

ヨークシン編で、幻影旅団発足時にクロロが旅団の説明をしていたとき、マチがパクノダに「あれクロロ?」と違和感を思えています。

クロロの性格
出典:HUNTER×HUNTER12巻 冨樫義博 集英社

ほかにも、ウボォーやフランクリンも少し驚いているような表情。幼少時代の優しい頃とのギャップに驚いた?だとしたらクロロに一体なにが?

ただ、子供の頃から頭脳明晰で長老会からも一目置かれていた人物だったことは、個人的にイメージ通りでしたね。

旅団初期メンバー

旅団の初期メンは9名(暫定)とされています。本編で言えば、パクノダのセリフなどから明らかになっていて、過去編で登場したのは8名。

中の人
ノブナガだけいなかった(いつもこんな扱いだなw)

ちなみに、初期メンは、クロロ、パク、ウボォー、フランクリン、シャル、ノブナガ、マチ、フィンクス、フェイタンです。

ただ、クロロとつるんでいたキャラに、シーラとサラサがいました。旅団の初期メンバーは、9名以外にもいる可能性が浮上。

旅団メンバーは、これまでにナンバー12までいました。ナンバー数から、初期メンが9名以上いてもおかしくはないかな。

幻影旅団メンバー整理

No.メンバー
No.0クロロ
No.1ノブナガ
No.2フェイタン
No.3マチ
No.4オモカゲ(死亡)⇒ヒソカ⇒カルト
No.5フィンクス
No.6シャルナーク(死亡)
No.7フランクリン
No.8シズク
No.9パクノダ(死亡)
No.10ボノレノフ
No.11ウボォーギン(死亡)⇒イルミ
No.12コルトピ(死亡)

吹き替え遊び

クロロ少年が、不法投棄の山から見つけたVHSに記録されていたのは、全世界で大人気中の戦隊アニメでした。

だけど、言葉が分からないから、ストーリーがちゃんと理解できない。そこで、クロロはみんなに呼びかけ吹き替えをしようと提案する。

シーラとサラサにも声をかけ、吹き替えをするクロロたち。愉しい時間が流れる中、人狩りによって子供たちがまた攫(さら)われていく。

シーラとサラサ

サラサは初登場キャラですが、シーラは劇場版第一弾作品「緋色の幻影」の特典漫画「ハンターハンター0」の中で登場しています。

シーラを知っている人はかなりマニアック勢(普通は覚えてないか知らない)。ぼくはハンタ0巻読み返して思い出したw
中の人

内容は、幼少期のクラピカがクルタ族の里を出るまでを描いていますが、そこに登場するのが旅人のシーラでした。

クラピカ少年に、外の世界がどんなところなのか話したり、言葉を教えたりと、わずかな時間ながらクラピカ少年に影響を与えた人物です。

旅の途中で道に迷ったと話していましたが、実際は流星街出身だったとは。もしやクルタ族虐殺事件と関係がある人物とか?

詳しい考察は以下記事参照

HH395話のみんなの感想・考察

SNSでの395話に関する考察紹介。自分にはない着眼点や思わず納得・共感したツイート、主に自分が「いいね」を押した呟きを紹介。

中の人
関係はありそうだよね

中の人
分からんでもないw

中の人

中の人
脳内合成、脳内合成

クロロと十字架

ここではツイッター情報を深掘りしていきます。クロロといえば、額の逆十字架やマントに描かれている巨大な逆十字架。

クロロと十字架
出典:HUNTER×HUNTER395話 冨樫義博 集英社

過去編で登場した教会には、十字架が至ることろにありました。特に教会にあった犠牲になった子どもたちの墓地が印象的でした。

クロロが十字架にこだわりを見せているのは、ここらあたりが関係しているのでしょうか。過去編で明かされる?

395話まとめ感想&396話展開予想

HH395話まとめ

  • マフィアはエイ組構成員捜索に動く
  • 旅団はエイ組隠しアジト捜索に動く
  • 旅団の過去編はじまる
  • 0巻で登場したシーラの姿が

旅団の過去編となれば、幻影旅団の結成秘話が描かれたり、優男クロロの性格が変わったエピとかもありそうです。

人狩りが横行する流星街で、仲間の誰かがさらわれる的なことがあるのかないのか、幻影旅団過去編おもしろいゾ!

つづく

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