H×H

ハンターハンター401話ネタバレ考察感想 ビヨンドの悍ましい野望

ハンターハンター401ネタバレ考察感想

今週から連載再開したH×H!複雑化する王位継承編ですが、連載再開に合わせて単行本も発売されたので復習は十分。

中の人
401話ではクラピカ陣営から描かれます

そういえば、休載中に冨樫先生がXを開始し仕事の状況を随時アップ。チェックする限り、今回も10週分のみの連載っぽいです。

1014号室にて

B・W号の渡航も10日目に突入。クラピカによる講習会も大詰め。水見式により念能力が開花していく参加者たち。

次は第5王子私設兵ロンギの番。

ここで、ロンギが「私は念能力が使える」と暴露します。ただし、蛇の能力(サイレントマジョリティー)の使い手ではないという。

さらに、クラピカたちに敵意はないこと、そして講習会に参加した理由を説明しはじめます。果たしてロンギの意図とは?

この場面のポイント

クラピカによる念能力開花

おさらいになりますが、講習会の参加者を短期的に念能力者にする方法とは、クラピカとビルとの協力により可能にしています。

詳しくは単行本37巻を参照
中の人

ビルの能力は対象の生長を促進させる能力で、対象には人間も含まれますが、弱点として効果が弱いことにあります。

HH388話ネタバレ感想
出典:HUNTER×HUNTER388話 冨樫義博 集英社

ビル単体の能力では、短期間で念能力者にするのは難しい。そこで、クラピカのスチールチェーンを使用します。

スチールチェーンでビルの能力を奪い、講習会参加者に貸与することにより、短期間で念覚醒を可能にしています。

スチールチェーン

王位継承編で判明したクラピカの人差し指の能力。対象の念能力を一時的に奪う。能力は他人に貸与可能だが強制的に絶対時間に入る
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ロンギの思惑

クラピカの信用を勝ち取るために、自身の念能力を披露するロンギ。彼女の能力は「透明言葉」。操作系条件型能力。

ロンギの念能力
出典:HUNTER×HUNTER401話 冨樫義博 集英社

期限付きの契約にサインしてもらうことで、契約者した者に能力を課したり、行動を制限することができるというもの。

ロンギの能力上、契約してほしい相手に対し、自身の念能力に関する情報開示は必須のため、ウソ偽りなく話していく。

中の人
能力の条件が幸いにしてクラピカの信用を高めてくれた

さらには、念能力者でありながら講習会に参加したのは、クラピカを通じて第5王子との「相互協力契約」を結ぶためだった。

この場面のポイント

ロンギの「本当の目的」

まず押さえておきたいのは、ロンギの念能力は、彼女が仕えている第5王子ツベッパにさえも、一切伝えていないといいます。

ただ、ロンギは私設兵です。王子に対する高い忠誠心があるはずで、隠しごとなどしないはず。ということは何か事情がありそうです。

そして、案の定!ロンギはツベッパの護衛を隠れみのに「本当の目的」のために動いていることが明らかになります。

本当の目的とはいったい?

これについて説明するためには、かなり複雑な事情があるため、次から順を追って整理していきたいと思います。

HH38巻

中の人
HH400話のラストコマの理由がようやく解消したゼ(長かったw)

ロンギの正体

ロンギの正体
出典:HUNTER×HUNTER401話 冨樫義博 集英社

ロンギは、ビヨンド=ネテロの実の娘であることを暴露します。30年前にビヨンドと上級兵士との間に生まれた娘。

そして、ロンギのような境遇の私設兵が複数人潜伏しており、彼女の知る限り、少なくとも10人以上はいるといいます。

王立軍学校へ入学し王立軍人となったロンギ、ビヨンドの目的は、王子の側近護衛を血族で固めるのが目的と考えていたようです。

しかし、ビヨンドの目的はどうもそうではないらしい。ビヨンドは、さらなる野望のために入念な計画を考えていたようなのだ。

父(ビヨンド)の呪い

ビヨンドの悍ましい計画に気づいたのは、ロンギをはじめとするビヨンドの兄弟たちに、共通の印が舌の裏にあることでした。

舌の印
出典:HUNTER×HUNTER401話 冨樫義博 集英社

この印は強力な「呪詛」。死後に発動する呪いであり対象を呪殺(じゅさつ)する。標的は王位継承戦に参加する王子たち。

ビヨンドがロンギに課した役目とは、王子の側近になることではなく、「呪いの道具」として利用するためだったのだ。

この場面のポイント

ビヨンドの野望とロンギの目的

四半世紀以上前から準備していたビヨンドの用意周到すぎる計画。その目的とは、自分の子供をカキン帝国次期国王に据えることにあった。

ロンギの推測では、王子たちの中にビヨンドの実子がいるようなのだ!王位継承戦の参加資格は、ナスビ―の正室の子であること。

中の人
第三王子チョウライの父親がオニオールであったように父親の素性は問題視されない

となれば、ビヨンドの目的とは、血縁者を王子の側近に置くのではなく、実子を次期国王に据えようと考えている可能性が高い!

ロンギをはじめ呪いの印を持った私設兵は、邪魔な王子を殺すために用意された駒だと考えれば、辻褄は合うな。

H×H401話のみんなの感想・考察

SNSでの401話に関する考察紹介。自分にはない着眼点や思わず納得・共感したツイート、主に自分が「いいね」を押した呟きを紹介。

中の人
可能性は高いな

中の人
タイトルの意味がいまいち分からなかったけど藤田先生のオマね(でも藤田先生って小学館だよねw)

H×H401話まとめ感想&402話予想

HH401話まとめ

  • ロンギは念能力者
  • ロンギの正体はビヨンドの娘
  • ビヨンドの壮大な野望
  • ロンギはビヨンドの計画阻止狙う

自分の境遇を知ったロンギは、ビヨンドの計画を阻止すべく動きます。彼女は王子候補のビヨンドの子を殺すつもりのようです。

そして、面倒なことに足を突っ込んでしまったクラピカ。これでは、ロンギに協力するしかない状況じゃないか!

クラピカの性格上無視できるような事案ではないよな
中の人

つづく

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