ハンターハンター396話ネタバレ考察 旅団結成とサラサの運命

幻影旅団結成の核心エピソードが、語られようとしています。そのキーパーソンとなるのは、おそらくサラサちゃん。

３９６話では、クロロたちが「幻影旅団」を名乗るようになったキッカケが描かれるんですが、まぁ～悪い兆ししかないよね。

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教会での定期集会

教会で催される定期集会、今回は特別上映会と称して、クロロたちが吹き替えした「清掃戦隊」が上映されることになります。

複数の役をこなすクロロに対し、パクノダは「すごい」と絶賛！途中機材トラブルもあったものの、クロロのアドリブで切り抜けた。

上映会で観客を沸かせたのは、ヒーローではなく悪者怪人だった。クロロの迫真の演技は、ウボォーさえもとりこにした。

会場にノブナガの姿がｗ

出典：HUNTER×HUNTER396話 冨樫義博 集英社

前回、幻影旅団初期メンバーの中で、唯一登場しなかったノブナガが今回お目見え。３９６話目でようやくの登場ですｗ

見た目、とくに髪型は今と同じく長髪でしたね。清掃戦隊の吹き替えにしれっと参加、クロロたちとつるんていた仲間確定。

ウボォーとの友情

ビデオテープの件で、ウボォーに目を付けられていたクロロは、特別上映会終了後に呼び出しをくらっていた。

だが、クロロの吹き替えに感動したウボォーは、俺も参加させてくれと懇願し握手を交わし、仲直りをした二人。

特別上映会がきっかけとなって、ウボォーはクロロをスゲー奴だと認め、仲間として、共に過ごす時間が多くなっていった。

クロロ「ウボォーさん」の謎

ヨークシン編でウボォー弔いのため、クロロの命によって、マフィア相手にセメタリービルで、派手に暴れ回った幻影旅団。

出典：HUNTER×HUNTER11 冨樫義博 集英社

このとき、俺じゃなきゃ見逃しちゃうねマンを倒した後、「ウボォーさん聞こえますか？」と、さん付けしていた理由が判明します。

これは、流星街での呼び方（普段の呼び方）だったわけか。クロロは幻影旅団内では、ウボォーにも呼び捨てです。

出典：HUNTER×HUNTER12 冨樫義博 集英社

セメタリービルで指揮者になっていたときは、幻影旅団の団長としてではなく、流星街のクロロとしてのセリフだったということ。

中の人

流星街で共に生き抜いてきた友人として鎮魂歌を捧げていたという解釈

クロロの髪型による心情変化

ちなみに、クロロが感情を露わににするときは、だいたい髪を下ろしているときです。ウボォーの弔いのときも髪は下ろしてます。

髪型の違いから、幻影旅団の団長と素のクロロとを描き分けていたりしているのかなと、ヨークシン編読み返して思ったりする。

ネオン接触、ウボォー鎮魂歌、ゾルディック戦、ヒソカ戦といずれも感情を露わにするクロロは髪を下ろしています

中の人

暗黒大陸編では、髪を下ろしている姿で登場。仲間を複数殺され、怒りの感情が抑えきれないクロロの心情をあらわしている？

サラサちゃん

その後も、清掃戦隊の吹き替え上映していくクロロたち。仲間には、ウボォーやノブナガといった姿もあった。

ただ、清掃戦隊のビデオテープは不法投棄のゴミ山から見つけてくるため、ストック不足が目下悩みの種だった。

そんな中、サラサは一人、ビデオテープが大量に捨てられているゴミ山へと探しに出かけるが、そこには人攫いの姿が・・・

幻影旅団の前身は「旅団」

出典：HUNTER×HUNTER396話 冨樫義博 集英社

幻影旅団の前身は「旅団」でした。このときは、単なる「旅団」のみで、その前にはとくに決めてはいなかったようです。

このときは、清掃戦隊の吹き替え目的として集まった集団でしたが、問題はここらなぜ幻影旅団と名乗り殺人集団となったのかですよね。

はじまりは一本のビデオテープ

出典：HUNTER×HUNTER11 冨樫義博 集英社

今話の過去編から、改めて１０２話（１１巻）に描かれた、ビデオテープの重要性を知りましたね。そして、ウボォーの重要さも。

上のコマは幼少期の一場面というよりは、クロロの心象風景だと思う（ビデオテープを盗むクロロたち以外に右側の二人が追加されているため）。

ですが「始めはただ欲しかった」ってセリフは、幼少期にウボォーがクロロに話していたものだったんですね。

出典：HUNTER×HUNTER396話 冨樫義博 集英社

もちろん、この感情は流星街の子供たちが共通してもっていたんだろうけど、ウボォーがあそこで言語化したことが意味深い。

それにだ、「お前と劇で世界中巡って世界一の悪役になる」。この言葉は、クロロの幻影旅団結成に強く影響を与えたと思うんです。

中の人

セメタリービルでウボォーを弔うために指揮者になっていたクロロの行動も、ストーリー上自然な流れだったんだな

そして、ウボォーの「やりたいこと」をクロロに置き換えて考えてみると、それは「幻影旅団発足のきっかけ」になるはずです。

サラサ犠牲は確定か

そこで、サラサと人攫（さら）いが繋がってきそうです。ラストコマの人攫いのセリフからして、もう恐怖でしかない。

人攫いのノルマは達成済み、警戒が厳しいから流星街での狩りも潮時、流星街を去る前に一匹捕まえて遊ぶ。

中の人

一匹って言葉からして流星街の子供たちを人間扱いすらしていないことが分かります

そして、この外道な人攫いに弄ばれるであろう子供がサラサっぽいのよ。「たっぷり遊ぶ」ってセリフが怖すぎて草。

ＨＨ396話のみんなの感想・考察

ＳＮＳでの３９６話に関する考察紹介。自分にはない着眼点や思わず納得・共感したツイート、主に自分が「いいね」を押した呟きを紹介。

これ…サラサちゃんです… https://t.co/NEDzk5Gpo6

— ゆきママ????????に賭けて600万円GET (@yukimamafx) November 28, 2022

中の人

！！？

【補足】ウボォー表記について

ツイッターをみると「ウボォー」と「ウヴォー」の二つの表記があり、当ブログの過去記事をチェックしたら混合してました。

作中では「ウボォー」ですが、１２巻の幻影旅団勢ぞろい表紙では「ウヴォ」とあり、ここから「ウヴォー」表記もあるのかなと推測。

中の人

当ブログでは「ウボォー」表記で統一していく予定

396話まとめ感想＆397話展開予想

旅団の中でもサラサの存在感は大きい。クロロを守るため、フィンクスやウボォーをうまく手なずける場面もありましたよね。

教会の墓地に、毎日お花を供えにくる心優しきクロロ、親しい仲間の悲劇を目の当たりにしたら、彼はどうなっちゃうのかね。

ラストページで人攫いが言っていた「最後に一匹」は、明らかにサラサ拉致の伏線だよね

中の人

つづく