少年ジャンプで連載中のハンターハンター、その作者である冨樫義博氏は部類のホラー、サスペンス映画好きとしても有名です。ゆえにグロい描写は冨樫作品の定番といってもいい。
幽白のラスト(原作ね)で飛影が躯に渡したプレゼントは、今でも鮮明に覚えています。つまり私にとってのトラウマシーンですw
ハンターハンターでもこうしたシーンは数多く存在します。そこで、ここでは暗黒大陸編までのトラウマシーンを紹介していこうと思います。
一応忠告!途中で気分が悪くなったりしても、当サイトでは一切責任は持ちませんのでのであしからず(一部画像を自粛してます)。
ハンター試験編
ハンター試験編では重要なキャラの一人であるヒソカが初登場した回です。そして、ゾルディック家の三男坊キルアの非道な殺害シーンなど、トラウマには困らない!
ジョネスの心臓とキルアの笑顔

出典:HUNTER×HUNTER3 冨樫義博 集英社
第三次試験の会場となったトリックタワーでキルアとジョネスが戦たときのトラウマシーン。このときキルアはジョネスの心臓を鮮やかにえぐって見せた。
ドクドクといまだ動く心臓、そして時間差でジョネスが心臓がないことに気づいていく表情の変化は衝撃的だった。この後キルアはなんとも不気味な笑顔を見せて心臓をグシャリと握りつぶす。
ゴンとつるむ前の初期キルアの表情は、何とも言えない不気味な表情を見せていますが、その最たるものでした。このときのキルアの表情も含めて印象に残るシーン。
ヒソカの興奮

出典:HUNTER×HUNTER4 冨樫義博 集英社
ヒソカが興奮するシーンは何度か描かれていますが、その中でも初期の興奮シーンは別格でしょう。そもそも描き方からして違います!
興奮を抑えられないヒソカが、この後獲物を探して森をさまようシーン描もトラウマ級に怖い。夢に出たら絶対ちびるレベル。ただ、原作よりアニメのほうが迫力がありました。
ヨークシンシティ編
ヨークシンシティ編では幻影旅団、そして十老頭が登場した回でした。特に出番は少なかったものの、十老頭の不気味なキャラデザインはインパクトがあった。
ウヴォーギンvs蛭(ヒル)

出典:HUNTER×HUNTER9 冨樫義博 集英社
ウヴォーギンとの戦いで登場した十老頭の蛭の攻撃がかなりのトラウマシーン。自身の体内に飼っているヒルをウヴォーギンの体内に送り込んでいく。
大量のヒルがうじゃうじゃいる様子を想像しただけでアウト。
さらにその後の蛭の陰湿なセリフもえぐい。孵化した大量のヒルが体内でうごめきまわる、その激痛により死亡するという技。
このほか十老頭には蚯蚓(みみず)という能力者もいたが、ウヴォーギンに顔面パンチを受け、目ん玉が飛び出た上に歯もガタガタなインパクトのあるコマもあった。
単行本9巻にて収録。
グリードアイランド編
グリードアイランド編ではビスケやゲンスルーが登場。ゴンとキルアの修行をメインに描いていますが、ゲンスルーの極悪キャラに注目して紹介していきます。
カウントダウンの一斉爆発
ゲンスルーの命の音(カウントダウン)により体に爆弾を仕掛けられたハメ組の一斉爆発はかなりのトラウマシーンです。
爆発させた後、ゲンスルーが爆笑していたのも印象的。
ちなみに画像は自粛。複数人のキャラが爆発していてもうグチャグチャだから。しかもよく見ると目ん玉が飛び出てたり、腹から臓物が出たりとグロすぎる。
ゴンの左手がイモになる

出典:HUNTER×HUNTER18 冨樫義博 集英社
ゲンスルーとの戦いでみせたゴンの捨て身の攻撃。攻撃を当てるがためだけに、両手を犠牲にするという無謀すぎる戦略を思いついた場面。
ゴンがときたま見せる狂気さは、キメラアント編のゴンさんになるための壮大な伏線とも考察できますが、このコマもそんなゴンの狂気さを十分に描いています。
ただ、主人公がこうもボロボロになるとは、はじめてこのコマを見たときかなりの衝撃でした。だって、左手にイモになってるんだからね。しかも右手も皮膚がはがれて筋肉丸見えだ。
痛々しい。
キメラアント編
キメラアント編では蟻の王メルエムとネテロ会長の死闘、なによりもカイトとピトー、そしてゴンとの関係と、トラウマ描写は一段と増して多くなっていきます。
人間肉団子

出典:HUNTER×HUNTER19 冨樫義博 集英社
王を産むために女王の食事として用意された人間の肉団子。一見すると描写自体はトラウマといえるほどのコマではない、だが、よく見ると人間の目玉や体毛がびっしりとこびりついている。
肉団子は人肉を切り刻んで団子状にしただけなので、原形がしっかりと残っているのだ。しかも肉団子は生きたまま人肉を裂かれる。もうこれはスプラッターの領域。
積み上げられた肉団子の後ろでは、女王がグチャグチャと音を立てながら食事をしている。想像すればするほど吐き気をもよおすトラウマシーン。
ポックル「あっあっあっ」

出典:HUNTER×HUNTER19 冨樫義博 集英社
ハンターハンターの中でも一番のトラウマシーンとして挙げられるであろうポックルの脳ミソくちゅくちゅシーン。ポックルといえばハンター試験編で登場していた古参キャラ。
同じくポックルと同行していたポンズも兵隊蟻に瞬殺されてしまいます。
ポンズのあのときのコマをトラウマシーンとして上げる人も多いでしょう。ちなみに、一通りの情報を聞き出し用済みになったポックルはその場でサクッとヤられていました。
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カイトの死

出典:HUNTER×HUNTER19 冨樫義博 集英社
カイトといえば、ピトーがもっていた生首シーンのほうを思い浮かべるかもしれませんが、当サイトでは人形として再登場した、このときのカイトの表情のほうがトラウマ度が高いと判断。
人形になったカイトは兵隊蟻の訓練に利用されていたこともあり、体は傷だらけでした。カイトはゴンがハンターの道にすすむきっかけを与えてくれたキャラです。
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主要キャラであっても一切容赦をしない作者。カイトの姿を目の当たりにしたゴンの感情の動きにも当時恐怖を感じました。このときゴンは全然立ち直っていなかったんだよな。
暗黒大陸編
ツェリード二ヒ
現在連載中の暗黒大陸編でのトラウマシーンになる可能性があるのは、間違いなくツェリでしょう。これまでも女性の皮を剥ぐシーンや拷問シーンなど幾度となく胸クソシーンが登場。
ですが、まだまだ残酷なシーンが待ち受けている可能性がありそうです。
なんたって、まだクラピカに接触していませんからね。緋の目の回収、そしてツェリに守護霊獣にクラピカのかつての親友と思しきパイロではないか、なんて考察もあるくらいですからね。
いずれにしても、ハンターハンター最大級のトラウマシーンが暗黒大陸編でありそうな予感は十分考えられます。恐怖もありますが、それでもどんなコマを描いてくれるのか楽しみ。
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ハンターハンター トラウマシーン集まとめ
ここまでハンターハンターにおけるトラウマシーンを紹介してきました。トラウマシーンは読み手によって違ってきます。
たとえば、ハンター試験編でトリックタワーで登場した人面鳥。クライミングで降りようとした選手をよってたかって人面鳥が食べあるコマは恐怖だったのを覚えてますw
ネテロ会長のラストで見せた不気味な笑みも見方によっては恐怖に感じた人もいるはずです。今後もハンターハンターのトラウマシーンに期待していきたい!