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ハンターハンター考察 センリツの元の姿は美人?闇のソナタを検証

ハンターハンターセンリツ考察

暗黒大陸編で、第十王子カチョウの護衛担当として再登場したセンリツ。いまだ明かされてない謎の判明もあるのでしょうか?

たとえば「闇のソナタ」の所在や呪い、元の姿(美人説)や死亡説などなど、センリツに関する気になる伏線は多い。

中の人
そこでセンリツの情報を整理しながらまとめてみます

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センリツの能力

ミュージックハンターとして活動しているセンリツは、楽器を使い念能力を発動します。愛用武器はフルート。類まれな聴力の持ち主でもある。

センリツの能力考察①

ハンターハンタ考察 センリツ
出典:HUNTER×HUNTER9 冨樫義博 集英社

演奏を聞いた者の疲労回復や癒し効果を持つ。演奏中に幻想を見せることも可能。暗黒大陸編では、ツェリらが幻想を見せられた。

ヨークシンシティ編でも、クラピカたちが幻想を見せられていますが、曲名によって見せる幻想は異なるようです(能力名は不明)。

センリツの能力考察②

ハンターハンタ考察 センリツ
出典:HUNTER×HUNTER8 冨樫義博 集英社

類まれな聴力もセンリツの能力の一つ。ただ、念能力に関係したものかは不明。心音から性格や心理状態を見抜けます。

操作系で操られている場合は判断が鈍るものの、念能力ではないため、能力者に気づかれにくいというメリットがある。

心音鑑定の精度にはブレあり

センリツの心音による鑑定は、通常時の心音を知っている場合のみ有効。そのため、初めて会う人の心音鑑定は精度に欠けるようです。

センリツの心音鑑定
出典:HUNTER×HUNTER37 冨樫義博 集英社

たとえば、初対面の人が操作系で操られているかどうかの判断を、心音から読み取ることは困難といえます。

暗黒大陸編で、眼鏡男が操られているか判断がつかなかったのはそのため。初対面のため普段の心音を知らなかったからだ。

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センリツの初登場シーン

初登場回はヨークシンシティ編から。ノストラードファミリーの部下として、クラピカと共に雇われたセンリツ。この時の任務はネオンの護衛。

中の人
ネオンはノストラードファミリーのボスの一人娘だ

その後、幻影旅団との抗争に巻き込まれます。旅団に狙われたり、尾行することになったりと、かなり危険な橋を渡ることになった。

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センリツが明かす「闇のソナタ」

ハンターハンタ考察 センリツ
出典:HUNTER×HUNTER8 冨樫義博 集英社

72話でセンリツが自分の過去について語っています。このとき登場したのが「闇のソナタ」という呪いの楽譜です。

魔王が作曲したとされる独奏曲で、ピアノ・バイオリン・フルート・ハープのための4つが存在しています。

センリツが聞いたのはフルートの独奏曲で、演奏したのはセンリツではなく友人だったが、一章を聞いただけで呪われてしまった。

闇のソナタの呪い
  • 魔王が作曲したとされる
  • 四つの楽器からなる独奏曲
  • 演奏・聞くことで呪われる
  • 演奏者は一章を弾いたところで死亡
  • センリツは一章を聞い身体を病んだ

センリツの呪い(腕と元の姿)

ハンターハンタ考察 センリツ
出典:HUNTER×HUNTER8 冨樫義博 集英社

センリツの話に半信半疑のクラピカに対し、その証拠を示すために、服をめくり腕を見せる場面が描かれています。

このとき、右腕は黒く塗りつぶされ詳細は不明ながら、二の腕あたりがボコッと隆起していて、大きな腫瘍を想像させます。

センリツのセリフ
出典:HUNTER×HUNTER8 冨樫義博 集英社

さらに、容姿も変化してた可能性も高い。センリツに「元の写真見せようか?」と、今とは違う容姿を示唆するセリフを言っています。

また、闇のソナタを探している理由も、「元の姿に戻ること」だと言っていたことからも、センリツの容姿は今とは異なると推測。

センリツ元の姿「美人説」の根拠

センリツの元の姿が美人ではないかという説は、実は序盤から噂されていたんです。その根拠となったのが、単行本11巻の作者のおまけページ。

発表その③
センリツ(のモデル)がナウシカ+ユパか?ユパよりはナウシカか?

出典:HUNTER×HUNTER11 冨樫義博 集英社

アシタカは、宮崎駿の映画「もののけ姫」の主人公として有名ですよね。右腕に呪いを受け痣が発現しており、センリツと設定が似ています。

センリツのイメージがナウシカ+アシタカなら、アシタカが「呪い」の設定とすれば、ナウシカは「容姿(元の姿)」の設定ともいえます。

闇のソナタは暗黒大陸の伏線?

ここまでセンリツと闇のソナタによる「呪い」について話してきましたが、「呪い」の正体、つまり能力の正体にも触れていきたい。

そもそも、H×Hの世界観では呪いは念能力と変換できます。つまり、闇のソナタの呪いとは念能力と言えそうです。

問題は呪いの効果です。独奏曲を演奏するのはもちろん、聴くだけでも発動。回数制限も特になく無制限に発動する。

中の人
念能力であるならチート級の能力です

センリツのセリフ
出典:HUNTER×HUNTER8 冨樫義博 集英社

しかも、闇のソナタは楽譜が手元になくても呪いは発動します。呪いは「楽譜」ではなく「音」に込められているんです。

中の人
センリツの友人は楽譜を手に入れていたわけではなかった

こんな念能力の使い手はこれまで登場したことはありません。つまり、魔王なる人物は暗黒世界の住人という説もあります。

もしかしたら「闇のソナタ」の伏線を回収させるために、暗黒大陸編にセンリツを登場させたのかもしれません。

センリツが元の姿に戻れる可能性

ハンターハンター ナニカ
出典:HUNTER×HUNTER33 冨樫義博 集英社

また、「闇のソナが」が念能力と考えるのなら、その解除法もあるはずです。つまり除念ですが、思いだすのがナニカの存在です。

ナニカは、なんのリスクもなくゴンを除念しましたよね。その理由は、ナニカが暗黒大陸出身だったからでした。

また、キルアとセンリツはヨークシンシティ編ですでに知り合っています。クラピカ経由で呪いが解ける大団円の可能性もありそう。

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