ビスケの初登場回はグリードアイランド編にて、ゴンやキルアの師匠として登場。その後、しばらくは登場しませんでした。
現在ビスケは、第13王子マラヤーム陣営の護衛にあたっていますが、守護霊獣の仕業と思われる能力が発動し動向が気になるところ。
そこで、ビスケに今なにが起こっているのか。ネットには「死亡説」も浮上していますが、果たしてその真相とは!?
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ビスケの正体をおさらい
まずは久しぶりに登場したビスケこと、ビスケット=クルーガーについておさらいしていきます。
ビスケット=クルーガーとは
出典:HUNTER×HUNTER14 冨樫義博 集英社
ビスケの初登場回は、グリードアイランド編(単行本13~18巻)にて。本名はビスケット=クルーガー。変化形能力者です。
容姿は幼さが残る少女といった感じですが、実年齢は御年57歳!念を覚えたのは17歳のとき、そのため念能力者歴40年の大ベテラン。
性格は気まぐれで感情豊か。本音を隠しウソをつくのもうまく、「ウソつきには二通りあるの」といった名言も残している。
ハンターハンター考察・感想 グリードアイランド編を振り返る!
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ビスケの容姿と正体
ビスケの正体には秘密があり、普段はロリロリな姿で過ごしているのだが、本当の彼女は筋肉隆々のゴツイ女性なのだ。
武道の道を究めた結果、体格がゴツくなっていったという。強くなりと願う気持ちが彼女自身の体に変化をもたらしたのだろうか。
出典:HUNTER×HUNTER36 冨樫義博 集英社
ビスケ本人はなぜゴツい肉体になったのかは分からないという。「強くなりたい」という願望からくるものか、念能力が関係しているのかは不明。
いずれにせよ、筋肉隆々な肉体はビスケが意図したものではい。それは、普段か弱き少女の姿でいることからも読み取れます。
ビスケのお姫様願望
出典:HUNTER×HUNTER33 冨樫義博 集英社
暗黒大陸編で、クラピカが護衛任務の潜入捜査を依頼したとき、ビスケはクラピカを信頼することができず対立することになります。
クラピカは、キルアに教えてもらった方法でビスケを誘導し納得させた。この時使った方法が、ビスケを華奢な少女として扱うことでした。
ビスケの念能力おさらい
魔法美容師クッキィちゃん
出典:HUNTER×HUNTER20 冨樫義博 集英社
ビスケの能力はオーラを具現化させた念人形(魔法美容師クッキィちゃん)エスティシャンによる癒しのマッサージ。
30分のマッサージで、8時間の睡眠と同等の効果が得られる!若返りに美肌効果、便秘や肩こり、冷え症などにも悩みも解決してくれる。
念人形(具現化形)と特製オイル(変化形)の二つの系統によって生みだされた能力。サポートタイプに属する能力といえます。
なぜビスケの能力はサポータイプ?
ビスケは「磨けば光るもの」が大好物。グリードアイランドに興味を示したのも、ブループラネットという宝石を入手するためでした。
出典:HUNTER×HUNTER14 冨樫義博 集英社
ゴンたちに目を付けたのも、二人の才能に惹かれたから。彼らはダイヤモンドやサファイヤの原石、磨けば光ると見抜いたか師匠に志願した。
ビスケのバキバキな肉体も、「磨けば光る」精神を貫いたからでしょう。修行という名の自分磨きをしてきた結果があの姿とも言えます。
ただ、ビスケは女子力も高かった。武だけでなく美にも自分磨きの欲求があったため、攻撃系とは真逆のサポート能力を選んだ。
武と美の両方を手に入れたかったビスケ、彼女の念能力が一見すると矛盾するような能力に思えるはそのためかもしれません。
ビスケの繋がりと心源流
ビスケの武道の極めし道は「心源流」であり、心源流の師範はネテロ会長です。そして、心源流にはウィングさんもいました。
出典:HUNTER×HUNTER7 冨樫義博 集英社
ウィングさんが心源流であることは、天空闘技場編でゴンたちに明らかにしていました。心源流の神髄は「感謝」にあります。
一日一万回の感謝の正拳突きから生まれたネテロの心源流は、ビスケやウィング、ゴンやキルアへと受け継がれていました。
ビスケが護衛する王子陣営の状況
マラヤーム陣営の現状
ビスケの任務は、第13王子マラヤームの警護。第7王妃セヴァンチに雇われており、継承戦を勝ち抜くには難しい陣営に置かれています。
王位継承戦において、上位の王子であるほど戦いは有利になります。マラヤーム王子は、下から数えて二番目の王子でありかなり不利。
出典:HUNTER×HUNTER35 冨樫義博 集英社
また、最初に犠牲者となったのがモモゼ王子なのも気になります。というのも、モモゼとマラヤームは姉弟という間柄。
モモゼが死亡した今、弟にあたるマラヤームが標的の対象になってもおかしくはなく、護衛にあたるビスケも同様に危険な状況下に置かれている。
モモゼ殺害の犯人について
モモゼを暗殺した人物はすでに判明しており、犯人は第5王妃所属兵のダフティー。王妃所属兵の特徴に王妃への忠誠心が強いことがあります。
つまり、第5王妃スィンコスィンコが、ダフティ―にモモゼ暗殺の命令を出していた可能性を匂わせています。
暗黒太陸編でビスケ死亡説急上昇
マラヤーム陣営の奇妙な現象
殺害の可能性がある中で、マラヤーム陣営においてとある奇妙な現象が起こっています。
出典:HUNTER×HUNTER36 冨樫義博 集英社
ビスケの推測では守護霊獣の能力だと話していましたが、マラヤーム陣営の部屋が別の空間(念空間)に移動しているようなのです。
この能力は、モモゼ殺害以降発動しており、他王子の暗殺からマラヤーム王子を守るために、主語霊獣が能力を発動した可能性が高そうです。
クラピカの第一回念講習会でベレレインテが問題なく部屋に戻れていたことから、はじめはこの能力が発動していなかったのは確かです。
警護するビスケに危険迫る!?
マラヤーム王子が狙われている可能性は高いが、彼の守護霊獣によって部屋に侵入者が入ることは現時点では不可能のようです。
そのため、異空間にいるビスケたち護衛への危害は今のところ少ない。少なくとも異空間が原因で命を落とすことはなさそうです。
ちなみに、ビスケ死亡説はマラヤーム陣営の部屋の秘密が、明らかにならなかった頃に出てきた説のため、現在は死亡説は下火のもよう。
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